【FGO】阿曇磯良・シリウスとひびき＆千鍵の元ネタ

阿曇磯良の元ネタ

海底に住みつき醜い顔を持つ

伝承の阿曇磯良は海の神であり、海底にいるため顔に貝が張り付いた醜い顔をしていたとされる。自身の醜さを恥じた阿曇磯良は、顔を覆う白い布をかけていた。

潮の満ち引きを操る珠を与えた逸話を持つ

阿曇磯良は潮の満ち引きを操る「潮盈珠(潮満珠)」「潮乾珠(潮干珠)」をヒトに貸し与えた逸話を持つ。ヒトに与えたきっかけが美しい舞であったとされ、一説には君が代の起源とも言われる神楽歌として残っている。

『海幸彦山幸彦』にも同じ珠が出る

「潮盈珠(潮満珠)」「潮乾珠(潮干珠)」は、同じ名称の珠が『記紀』の「海幸彦山幸彦」にも登場する。弟の山幸彦が、自身を理不尽に責める兄の海幸彦を、珠を利用して懲らしめる伝承だ。

シリウスの元ネタ

阿曇磯良の原点がシリウス

Fate世界線では、阿曇磯良の原点にシリウスがあるとし、別側面扱いになっている。神代に地上の人間から神格化された「星の神（シリウス）」が、人の祈りによって生まれ、地上で「イソラ（阿曇磯良）」と呼ばれるようになった。

依代はひびきの正体「聖典トライテン」

シリウスの外見は日比乃ひびきの正体である「聖典トライテン」をベースにしている。聖典トライテンは、神の信徒（カトリック）であり、死祖でもあるコーバックが神の愛を証明するために作られた人造生命体だ。

創造主たる神の証明はすなわち宇宙そのものとなり、トライテンは宇宙のモデルケースともいえる存在になる。宇宙規模のキャパシティを持つひびきは、星の神の依代となり得る存在であったため、疑似サーヴァントとして成立した。

ひびき＆千鍵の元ネタ

千鍵

ひびき

喫茶店「アーネンエルベ」の従業員

ひびちかこと「日比乃ひびき」と「桂木千鍵」は、喫茶店「アーネンエルベ」の従業員だ。アーネンエルベは、Fate世界に存在する喫茶店で、設定も様々だ。カーニバル・ファンタズムで登場する喫茶店もアーネンエルベである。

『まほうつかいの箱』のキャラ

ひびちかは、TYPE-MOONの月額携帯サイト『まほうつかいの箱』のメインキャラでもある。『まほうつかいの箱』は、スマートフォンには対応しておらず、2009年から2014年までのサービス展開で現在は終了している。

コミカライズ作品がある

ひびちかは、コミカライズ作品も出版されている。ひびちかの日常を描写した『ひびちかタイム』や、ふたりの出会いの物語『スターリット・マーマレード』がある。

FGOでの活躍

スマホさんの正体が阿曇磯良

スマホさん

阿曇磯良

FGOの阿曇磯良の正体は、ひびきや千鍵ではなく、スマホさんだった。ただし、神代の門を開く鍵である潮満珠と潮干珠の力により、ひびきと千鍵の霊基が阿曇磯良の疑似サーヴァントとして覚醒したという設定になっている。

綿津見の宮への門を開く鍵となる

FGOの阿曇磯良は、潮満珠と潮干珠により綿津見の宮へ繋がる門を開く力を持つ。本来の潮満珠と潮干珠は、海の満ち引きを操る力であり、門を開く力は持たない。

海幸彦にとっては因縁の珠

イベント『踊るドラゴンキャッスル』に登場したNPC海幸彦にとって、潮満珠と潮干珠は因縁深いアイテムだ。潮満珠と潮干珠によって海幸彦は弟の山幸彦に懲らしめられ、弟に従わざるをえない立場になった。

関連サーヴァント

ボイスで関わりのあるキャラ

発ボイス

発言先	セリフ
エミヤ	「食堂でアルバイトを始めてみたのはいいが、いやまさか」 「あのアーチャーさんがいるとは思わなかったね」 「あの人、厨房に入るとあんなキャラになるんだな」
クーフーリン	「ランサーさんの槍捌き、凄かったね！」 「アイツ、バイトしてばっかの兄ちゃんじゃなかったんだなあ」 「でも苦労人なのはここでも変わってないみたい」 「ああ、見てると何だか、安心するよな」
清少納言系	「なぎ子さんが一緒だと、賑やかで楽しいね。教科書に載ってた人とお話できるなんて、何だか不思議な感じ！」 「でもあの人、教科書とだいぶイメージ違うよな」 「春はあげぽよ？の人だよね？」 「そうだったか……？いや、そうだったかも……？」
グレイ	「グレイさんといえば、あの鳥籠に入った小さな箱さん！」 「あのサイズと喧しさ、何故か既視感があるんだが」 「実はロンドンで流行りの携帯電話だったりして！」 「マジかよ、スゲーな、ロンドン！」
アルクェイド	「お姫様みたいな格好してたけど、あれってアルクェイドだったよな？こっちの事は覚えてないみたいだったけど」 「でも、こないだ通路でばったり会った時に、ほっぺた伸ばされたよ？『面白いのが来てるのねー』だって！」 「その訳のわからない所、本人っぽいよなー」
徴姉妹	「仲良しセイバーさん達と、お茶して来たんですよ！徴側（チュン・チャク）さんが優しくて、本当に素敵なお姉さんって感じ！今度ベトナムの料理を教えてくれるって！うふふ、楽しみ～！」 「妹の方は、すっごい眼つきで睨んで来てたけどな……。何なんだよアイツ、こえーよ……」
ボイジャー	「宇宙は広いよ。とても広くて、静かで、ここよりずっと寂しい。それでも、ボイジャーは行くんだね。本当に凄い子だ」
太歳星君	「はん……なまー」
ディオスクロイ	「双子の星、ディオスクロイ。いつも一緒で、いつも仲良しだね。僕にも、お兄さんかお姉さんがいたら良かったのに」 「いや、そんないいものじゃないぞ……？」
ワンジナ	「地上から空を見上げる星と、空から星を見下ろす精霊。僕等はまるで違う存在なのに、不思議だね。ワンジナといると、僕は穏やかな気持ちになる」

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