【FGO】フランシス・ドレイクの元ネタと史実解説
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「フランシス・ドレイク」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
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フランシス・ドレイク |
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フランシス・ドレイクの元ネタ
フランシス・ドレイクのプロフィール
出典 | 史実 |
地域 | イギリス |
時代 | 16世紀 |
誕生日 | 1543年 |
没年 | 1596年1月28日 |
フランシス・ドレイクの史実・伝承
フランシス・ドレイクの出自
フランシス・ドレイクは1543年、南イングランドのタピストックで、父エドマンド・ドレイクと母メアリ・ミルウェイの間に12人兄弟の長男として生まれる。
交渉海賊の立ち上げ
10歳の頃、近所の老船長と共に航海を繰り返していたドレイクは、その働きを認められ、船を譲り受け、売却した資金を元手に親戚と「交渉海賊ジョン・ホーキンス」を立ち上げる。
ホーキンスは、脅しや恐喝に誓い交渉で、無理矢理奴隷貿易を進めていき、黒人奴隷の組織的闇ルートを構築していったとされている。
船長となったドレイク
ホーキンスの元で資金を溜めたドレイクは、25歳で自分の船を購入して奴隷商売の旅に出る。
ある時、ホーキンス船団とイギリスに向けて航海している最中、味方を装ったスペイン船団に奇襲を受ける。これによって10隻の内8隻が大破してしまい、200名居た船員は20人まで減ってしまう。
スペインへの復讐
スペインの奇襲を逃れ生き残ったドレイクは、スペインヘの復讐心からスペイン船を襲い始める。
1570年、西インド諸島を中心に海賊活動を開始すると、3年後にはパナマからノンブレ・デ・ディオスに金銀を運ぶ船を襲撃し、大量の財産を手に入れる。
数々の襲撃からスペインでは「テメロッソ・エルドラゴ(恐怖の悪魔)」として恐れられるようになる。
世界一周の旅
1577年、ドレイクは大型のガレオン船「ゴールデン・ハインド号」に乗船すると、4隻の船を引き連れて世界一周の旅に出る。
プリマス港を出発し、大西洋からマゼラン海峡を経て太平洋へ渡る。道中では、傍を通りかかったチリ、ペルー沿いのスペイン植民地や船団を遅い、財宝を奪う。
太平洋を横断したドレイク船団は、その後モルッカ諸島を通り、インド洋、喜望岬を経由してイギリスへと帰還した。
帰還したドレイクは、道中で手に入れた財宝をイギリス女王エリザヘス1世に献上すると、イギリス海軍中将に任命される。
ドレイクの最期
1596年、スペイン領アメリカと交戦して敗れたドレイクは、パナマのポルトベロへ逃げる最中、赤痢によって亡くなった。遺体は鉛の棺に入れられ、ポルトベロ付近に水葬されたと言われている。
宝具の元ネタ
ゴールデン・ワイルドハント
宝具名 | 黄金鹿と嵐の夜 『ゴールデン・ワイルドハント』 |
||
ランク | A+ | 種別 | 対軍宝具 |
レンジ | 20~40 | 最大補足 | 前方天界20船 |
宝具説明
スペイン無敵艦隊を破った逸話とヨーロッパの伝承「嵐の夜(ワイルドハント)」が合わさった宝具
真名解放するとドレイクの生前の愛船「黄金の鹿号(ゴールデンハインド)」を中心に無数の小船の船団を召喚し、それらによる一世砲撃で敵を殲滅する。
また、宝具の威力は現在の所持金に応じて増減する特性を持つ。
宝具名の由来
「黄金鹿」はドレイクが生前乗っていた「黄金の鹿号(ゴールデンハインド)」が由来であり、「嵐の夜(ワイルドハント)」はヨーロッパに伝わる「暴風雨や吹雪等の嵐の化身」が由来。
Fateシリーズでの設定
史実との相違点
史実では男性
Fateシリーズでは女性として描かれているドレイクだが、史実では男性。Fateシリーズ全体で見ると「アルトリア・ペンドラゴン」「ネロ・クラウディウス」に次ぐ3人目の女性化サーヴァントである。
Fateシリーズ上では「ドレイクが男以上に男らしい性格であったため、周囲の人間は全員彼女を女性として見ていなかった。そのため、男性として現代に伝わってしまった。」と解釈されている。
Fateシリーズでの小ネタ
「星の開拓者」
フランシス・ドレイクは「世界で初めて世界一周して生還した船長」として「人類史におけるターニングポイント、それを達成した偉人や英雄」に与えられる「星の開拓者」というスキルを有している。
ドレイク以前にフェルディナンド・マゼランが世界一周しているが、彼は道中で戦いに巻き込まれて死亡しており、生還は果たしていない。
ドレイクの他に同じスキルを有している人物は、「レオナルド・ダ・ヴィンチ」と「ニコラ・テスラ」の2人のみである。
1.5部アガルタでは「ダユー」として登場
1.5部「地下伝承世界アガルタ」でドレイクは、「廃都イース」の支配者ダユーとして女海賊を従えていた。
ダユーとは、5世紀頃、フランスのブルターニュ地方「イース」に住んでいたグラドロン王の一人娘である。
関係の深いサーヴァント・人物
キャラ名 | フランシス・ドレイクとの関係 |
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アルトリア (オルタ) |
「ワイルドハント」として同一視されるサーヴァント 周囲からは気ままに話し合う女友達程度の認識らしい |
ティーチ |
ドレイクから百年後の時代に生きた「最後の海賊」 1部3章においてBBA呼ばわりされたことにブチ切れ、敵対する |
コロンブス |
船乗りの大先輩 ドレイク曰く「商人としては超一流、人間としては最悪」 |
間桐慎二 |
「Fate/EXTRA」におけるマスター |
参考文献
・FGOマテリアルⅡ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia
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