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【FGO】シャルロットの元ネタと史実解説

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FGO攻略班
最終更新日
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「シャルロット・コルデー」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

シャルロット・コルデー

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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シャルロットの元ネタ

シャルロットのプロフィール

出典 史実
地域 フランス
時代 18世紀
誕生日 1768年7月27日
死没 1793年7月17日

シャルロットの史実・伝承

シャルロットの出自

本名は「マリー=アンヌ・シャルロット・コルデー・ダルモン」。貧乏貴族の娘として生を受ける。

13歳で母と死別してからは、修道院に入れられて育つことになる。読書を好み、物静かな女性だったと言われている。

革命思想の芽生え

平穏に暮らしていたシャルロットだが、当時の革命政府によって修道院が閉鎖され、故郷に戻らざるを得なくなる。

故郷で困窮した生活を送る中で、民衆を置いて国外逃亡を図ったルイ16世とその妻マリー・アントワネットに幻滅し、次第に革命思想へと傾倒していく。

過激派への嫌悪

革命思想に目覚めたシャルロットだが、自身は平和や平等を愛していたので、恐怖政治で民衆を支配する過激派に嫌悪感を抱くようになる。

行動を起こさない穏健派にしびれを切らしたシャルロットは、自らの手で事態を好転させることを決意する。

暗殺の実行

パリに単身で上京したシャルロットは、ホテルで遺書を書いた後に上等な衣装と包丁を買い揃えた。そして過激派の指導者の1人であるジャン=ポール・マラーの下を訪れ、彼をナイフで刺し殺したのだった。

パリ到着から実行まで、わずか4日の出来事であった。

シャルロットの最期

シャルロットは現行犯で逮捕され、すぐさまギロチンで処刑されることが決定した。刑執行の直前、彼女は最期に自身の肖像画を描いてもらうことを望んだという。

処刑にはシャルル=アンリ・サンソンが立ち会った。シャルロットは手が傷つかないように手袋の着用を希望したが、サンソンが「自分なら痛くないように縛ることが出来る」と答えると、微笑んで大人しく縛られたという。

また、サンソンは後の回想録で、「彼女を見れば見るほど惹きつけられた。その美しさのせいではなく、最期まで毅然としていられるのが信じられなかったからだ」と述べている。サンソンは執行後にシャルロットの遺体に無礼を働いた部下を、即座に解雇したという。

宝具の元ネタ

故国に愛を、溺れるような夢を

宝具名 故国に愛を、溺れるような夢を
『ラ・レーヴ・アンソレイエ』
ランク C 種別 対人宝具
レンジ 1 最大捕捉 1人

宝具説明

暗殺の天使、と謳われたシャルロット・コルデーによる静かで温かな暗殺。殺されるその寸前まで、微塵も殺意を感じさせない。

他の暗殺宝具とは異なり、直感・心眼による回避が難しい。彼女の風貌、彼女の言葉、彼女の仕草などを認識する回数が多ければ多いほど、暗殺の成功率は高まっていく。

「こんなに可憐な女性が暗殺など企むはずがない」という偏見がどんどんと強化されていくのである。

宝具名の由来

「ラ・レーヴ・アンソレイエ」はフランス語で「日の出」の意味。故郷を愛し、平和を望み、暗殺を実行した彼女の在り方が表れている。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

初登場は第2部OP

使い魔を連れた少女

初登場はFGO第2部、「Cosmos in the Lostbelt」のOP映像。2部開始から約1年と9ヶ月後、2019年8月に開催された「4周年記念キャンペーン」で実装された。

謎の生物(?)は「天使」

一緒にいる謎の生物について、シャルロット自身は「天使」と呼んでいるものの、その正体は不明。マテリアルでは「生物であるかどうかすら定かではない」と書かれており、今後のストーリーでの判明が望まれる。

再臨イラストは肖像画が元ネタ

再臨段階によって衣装が変化するが、それぞれ実在する肖像画が元ネタとされている。中でも最終再臨は、「『死の直前に肖像画を依頼するシャルロット・コルデー』の肖像画」をオマージュしたものとなっている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 シャルロットとの関係
サンソン
サンソン
処刑を執行した人物。苦痛なく切ってくれたことを感謝しているが、サンソン本人には複雑な顔をされている。
マリー
マリー
革命思想に傾倒した原因。英霊となって王家の事情を知ったためか、深く言及することを避けている。
荊軻
荊軻
綿密なプランニングでも暗殺に失敗した英霊。いろいろと対照的。

参考文献
wikipedia

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