【FGO】ブラダマンテの元ネタと史実解説

ブラダマンテの元ネタ

ブラダマンテのプロフィール

出典の詳細

出典は「シャルルマーニュ伝説」

ブラダマンテは中世フランスの武勲詩「シャルルマーニュ伝説」の中でも「狂えるオルランド」に登場するシャルルマーニュ十二勇士の1人。

中世ヨーロッパで人気を博した伝説上の人物であり、パラディンの呼称として「聖騎士」を用いるようになったきっかけである。

ブラダマンテの史実・伝承

ブラダマンテの出自

ブラダマンテはシャルルマーニュの姪であり、シャルルマーニュ十二勇士の紅一点であるパラディン。

同じシャルルマーニュ十二勇士のアストルフォの従兄弟、主君であるシャルルマーニュの姪にあたる。

ロジェロとの出会い

原典においてブラダマンテはロジェロとの恋物語が綴られている。ブラダマンテは十二勇士としてブダペストの合戦に臨むも敗戦してしまう。味方を逃がすために殿を務めるが、敵に囲まれ、窮地に陥る。

敵国アルジェリアの王ロドモンはブラダマンテを捕らえるため、執拗に戦いを続けて体力を消耗させようとした。このような卑怯な戦いを許すまじと介入したのが、イスラム軍の勇者ロジェロであった。

ロジェロとブラダマンテは互いに一目惚れし、敵であるにも関わらずフランス軍の陣地まで送ろうとする。しかし二人は乱戦に巻き込まれて離れ離れになってしまう。

ロジェロ救出劇

ロジェロのことで頭が一杯のブラダマンテは他の事が全く手付かずでいた。そんな中、「姫の救助に向かったロジェロが戻らない」との知らせを聴き、居ても立ってもいられず、城を飛び出す。

冒険の最中、崖の底でマーリンの巫女メリッサに出会う。メリッサからの助言を元にアンジェリカの指輪を手にしてロジェロを攫った魔術師アトラントの元へ向かう。

魔術師アトラントが持つ幻惑の盾の力をアンジェリカの指輪で打ち破ったブラダマンテは、「ブラダマンテとの恋を選べばロジェロは殺されてしまう」という運命にショックを受けつつも、運命に立ち向かう事を決意しロジェロを救い出す。

アトラントを倒した際に、愛馬ヒポグリフと幻惑の盾を手に入れた。しかしヒポグリフをなだめようとしたロジェロはヒポグリフの暴走によって遥か彼方へ飛び去ってしまう。

ロシェロとの恋の行方

敵国同士であるブラダマンテとロジェロには、魔術師アトラントを始め、数々の困難が2人に襲いかかる。しかしその都度ブラダマンテはマーリンからの助言、また仲間の助けもあって困難を跳ね除けていく。

最終的にブラダマンテは晴れてロジェロと結ばれ、婚礼の宴は10日間にも及んだとされている。

宝具の元ネタ

ブークリエ・デ・アトラント

宝具説明

真名解放すると、対象に強力な魔力の光を放ち、気絶もしくは目をくらませて敏捷のパラメータを著しく低下させる。

本来は対象に光を放つだけの宝具だが、現界によってテンションが上がり、無意識に盾で突撃している。

宝具名の由来

「目映きは閃光の魔盾」は魔術師アトランドが所有していた魔盾。恋人ロジェロを取り返した際にヒポグリフと共に手に入れた。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

史実ではパワフル系女騎士

史実でのブラダマンテは一途なパワー系女騎士。愛するロジェロを救うためならばどんな敵でも真正面から蹴散らす。ロジェロが攫われる度に単身乗り込んでいく非常にパワフルな人である。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	ブラダマンテとの関係
アストルフォ	シャルルマーニュ十二勇士の1人 ヒポグリフは元々ブラダマンテが所有していた。
マーリン	冒険の手助けをした魔術師。 麗しのマーリン様と呼び、強く心酔している
ヘクトール	ブラダマンテとロジェロの先祖にあたる。
シャルルマーニュ	シャルルマーニュ十二勇士を束ねる主君。 ブラダマンテは彼の姪にあたる。
ローラン	シャルルマーニュ十二勇士の1人 アストルフォの幕間で立ち絵が実装されている。

参考文献
・wikipedia

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