【FGO】ジャンヌオルタの元ネタと史実解説

ジャンヌオルタの元ネタ

ジャンヌオルタのプロフィール

出典の詳細

ジャンヌオルタの出自

ジャンヌオルタは、第1部一章「邪竜百年戦争オルレアン」にて初登場。その正体は、特異点の中でジル・ド・レェが聖杯の力で生み出した人物。

ジルはジャンヌによる復讐を願ったが、ジャンヌ本人に憎悪や後悔がなかったため、ジャンヌオルタが別個体として誕生。根本にはジルによる「そうであってほしい姿」の偏見が含まれている。

英霊の座への記録

ジャンヌオルタは上記の経緯から、正史のジャンヌ・ダルクの別側面ではなく架空の存在である。それ故に、本来は英霊の座にも記録されていないサーヴァントだった。

しかし、イベント「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」にて、ジャンヌ・ダルクの知名度を利用して存在を確立。主人公たちに敗北するも、この事件をきっかけに英霊の座に記録された。

FGOストーリーでの活躍

第1部一章では竜の魔女として蘇り、サーヴァントと竜種と共にフランス全土を襲った。

特異点の時代はジャンヌが処刑された1431年。当時のフランス国王・シャルル七世や、ジャンヌを火刑に処した異端尋問官ピエール・コーションを殺し、フランス国民に復讐を行う。

1.5部の亜種特異点Ⅰ「悪性隔絶魔境 新宿」では主人公側のサーヴァントとして活躍。新宿のアヴェンジャーとの死闘や、現代風の私服やドレス姿など新衣装を見せた。

FGOイベントでの活躍

イベントでは「ほぼ週間サンタオルタさん」や「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」などに登場。これらのイベントの出来事から霊基が記録され、サーヴァントとして実装を果たす。

また、2018年の水着イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」では、バーサーカーにクラスチェンジして水着衣装で登場している。

宝具の元ネタ

ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン

宝具説明

竜の魔女として降臨したジャンヌが持つ呪いの旗。

復讐者の名の下に、自身と周囲の怨念を魔力変換して焚きつけ、相手の不正や汚濁、独善を骨の髄まで燃やし尽くす。

宝具名の由来

フランス語で「グロンドメント」は咆哮、「ヘイン」は憎しみを意味する。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

架空の存在

ジャンヌオルタは正史のジャンヌ・ダルクではなく、本来のジャンヌを反転した別側面とも言えない。聖杯の力で作られた架空の存在である。

そのため、ジャンヌが過ごした正史での経験の記憶を持ち合わせていない。また、創造された当初は自分が創られた存在であることを知らなかった。

FGOでの小ネタ

オルタについて

Fateシリーズにおいて、オルタ(オルタナティブ)は何らかの理由で反転状態にあるサーヴァントを指す。

英霊本来の霊基が反転している状態であり、必ずしも聖杯の泥で汚染されたサーヴァントという訳ではない。

誕生日について

自身の誕生日については「私を召喚した日ってあるじゃない。あれ、誕生日みたいなものだから。」と缶バッジセットの台詞に記されている。

また、バーサーカーの方では「マスターと同じ日にする」と発言しており、その特殊な出自から自分の特別な日を何かしら主人公に結びつけようとしている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	ジャンヌオルタとの関係
ジャンヌ	もう一人の自分。 相容れぬ存在であり、越えるべき相手と見ている。
術ジル	自身を生み出した存在。 献身的に支えてくれる部下でもある。
ジル・ド・レェ	ジルの若い頃の姿。
サンタリリィ	存在しないはずの幼い頃の姿。
ブリュンヒルデ	イベントにて贋作英霊として登場。 「お姉様」と呼び、熱烈に慕ってきた。

参考文献
・FGOマテリアルⅢ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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