【FGO】ディルムッド・オディナ（セイバー）の元ネタと史実解説

ディルムッドの元ネタ

ディルムッドのプロフィール

出典の詳細

出典はケルト神話

ディルムッドの出典は、アイルランドやウェールズで伝承されてきた「ケルト神話」。

ケルト神話は「アイルランド神話」と「ウェールズ神話」に分けられており、それぞれ4つの物語群で構成されている。

ディルムッドはアイルランド神話の3番目の物語群にあたる「フィン物語群」の中心人物として活躍する。

ディルムッドの出自

ディルムッドは、若さや美を司る神・オェングスと海神マナナン・マクリルに育てられたケルト神話の戦士。名前はディアルムド・ウア・ドゥヴネやディアミッド・オダイナとも表記される。

美しい容姿を持ち、妖精によって女性を虜にする魔法の黒子をつけられている。

ディルムッドは2本の槍と2本の剣を持っており、槍はゲイ・ジャルグ(赤槍)とゲイ・ボー(黄槍)、剣はモラルタ(大なる激情)とベガルタ(小なる激情)だと伝えられている。

初出は「Fate/Grand Order」

剣ディルはFate/Grand Orderで初登場。1部5章の予告CMで初登場していたが長らく実装されず、その2年後に開催された復刻版Fate/Zeroコラボイベントで初めて実装された。

ディルムッド(セイバー)の人物像

忠義に篤く、誠実さを有する高潔な英霊。基本的にはランサー時と同一人物だが、セイバーとして召喚された彼は「騎士」としての自覚が特に強くなっている。

強敵との戦いを楽しみ、求めている自分自身を憚らない。また、自覚的なのか無自覚的なのか、ランサー時よりも自己肯定感がやや強い。

霊基性能はランサーの時より増している。反面、召喚の難易度もあがっている。召喚者の技量がどれほど優れていようと、特定の条件が揃わなければ霊基として成立せず、雲散霧消する事もある。

宝具の元ネタ

モラ・ルタ

宝具説明

ディルムッド・オディナが操る多くの武具の中で最も強力なものを挙げるとすれば、この恐るべき魔剣を措いて他ない。

一撃必殺、初撃必勝。抜き放たれた魔剣はディルムッドに確実な勝利を与え、敵対者に敗北と死をもたらす。

宝具名の由来

ケルト神話にて、ディルムッドが持つと伝わる剣「モラルタ」そのもの。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

Fate/Zeroとの関係

ディルムッドはランサーとして「Fate/Zero」に初登場している。セイバーのディルムッドはFGOの復刻コラボ「Fate/Accel Zero Qrder -LAP_2-」の開催と同時に実装されたが、Fate/Zeroに剣ディルは登場していない。

ちなみに2008年に発売された「Fate/Zero material」では、ディルムッドがセイバークラスで召喚される可能性について言及されていた。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	ディルムッドとの関係
フィン	かつて仕えた主。
アルトリア	Fate/Zeroで自身がランサーとして召喚された時に対決した相手。
クー・フーリン	同じケルト神話の英雄。

参考文献
・FGOマテリアルⅦ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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