【FGO】キングプロテアの元ネタと史実解説

キングプロテアの元ネタ

キングプロテアのプロフィール

出典の詳細

「Fate/EXTRA CCC」のプロテア

BBの眷属であり、アルターエゴの1人。複数の英霊を融合して作り出されており、神話上の女神が組み込まれたハイ・サーヴァント。

Fate/EXTRA CCCでは登場しなかった没サーヴァントの1人。当初は長時間アリーナにいると現れる倒さなくてもいい隠しボス的ポジションだったそう。

途方もなく巨大で、全身に包帯を巻いた少女。サクラシリーズの中では最高の出力を持つ、無限に成長する巨人。

渇愛のアルターエゴだけあり、愛を求めながら周囲のあらゆるものを飲み込んで成長し続ける。また、フェチズム?として「成長願望」がある。

コミカライズ「FoxTail」のプロテア

Fate/EXTRA CCCの外伝コミカライズ作品「Fate/EXTRA CCC FoxTail」に登場。初期企画案で登場予定だったサクラファイブの残り3人が、揃って正式登場を果たした。

主人公の岸波白野に執着しており、学園生活を送る岸波を襲撃する。かなり衝撃的な登場の仕方をしている。

「Fate/GrandOrder」のプロテア

Fate/Grand Orderでは、復刻イベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH -Second Ballet-」で追加された「渇愛の重力圏」の超高難易度ボスとして実装された。

プロテアは創造したBBでさえ持て余した存在だったため、「堕天の檻(クライン・キューブ)」に封印されていた。しかしキアラがSE.RA.PHとともに堕天の檻まで再現してしまう。

本来なら誰にも発見されずに消えるはずだったが、重力圏に迷い込んだ主人公のお陰で「堕天の檻」があったことを証明。再度封印するために最奥にいるプロテアを倒すことになる。

名前の由来

BBを起源とするアルターエゴ「サクラファイブ」は全員花の名前が由来になっている。キングプロテアの場合、ヤマモガシ科プロテア属の植物の一種「キングプロテア」が由来と思われる。

花言葉は「王者の風格」「甘い恋」。花の直径が20cmほどの大型の花をしており、南アフリカ共和国の国花にもなっている。

組み込まれた女神

プロテアはあらゆる神話に共通する大地母神のエッセンスから作られた女神に複合体。その中には古代メソポタミアに登場するティアマトも含まれている。

そのため、本項ではティアマトの元ネタ・史実も合わせて解説する。

キングプロテアの史実・伝承

ティアマトの史実

メソポタミア神話における原初の海の女神。男神ラフムと女神ラハムなどの神々を生み出した。淡水の神アプスーの伴侶でもある。

容姿はほかの神々と違って人間の姿をしておらず、現在の世界を創る材料にされるほどの巨体を持つ。「大洪水を起こす竜」とも形容された。

バビロニアの創世神話「エヌマ・エリシュ」にも登場。神々と戦うべく、ウシュムガルやギルタブリルなど11の怪物を生み出した。

宝具の元ネタ

アイラーヴァタ・キングサイズ

カルデアに限定召喚されたキングプロテアは常に「圧迫」されており、その圧迫をはね除ける固有結界として宝具を発動。本来のサイズに戻り、ただ一撃、敵に対して手足を振るい殲滅する。

宝具名の由来は、インド神話における神話の一つ「乳海撹拌」の逸話がモチーフ。

神々は不老不死の霊薬・アムリタを作るために世界を覆う海・乳海を撹拌。その際に乳海から現れた巨大な白い象の名前が、アイラーヴァタと呼ばれている。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

宝具の設定について

本来キングプロテアは、スキル「ヒュージスケール」によって拡大し続ける自分自身が宝具扱いだった。そのため、宝具は所持しないとされていた。

しかし、Fate/GrandOrderでは深海電脳都市において霊基がランクダウンした代わりに、宝具を発揮する事が可能となっている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	キングプロテアとの関係
BB	自身の生みの親。 プロテアを「堕天の檻」へと封印した。
パッションリップ	自分と同じBBの眷属。 プロテアにとっての天敵でもある。
メルトリリス	自分と同じBBの眷属。 メルトリリスにとっては天敵扱い。
殺生院キアラ	FGOイベントでプロテアの封印された「堕天の檻」を再現した。

参考文献
・wikipedia

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