【FGO】メディア(リリィ)の元ネタと史実解説

メディア(リリィ)の元ネタ

メディア(リリィ)のプロフィール

出典の詳細

出典はギリシャ神話

メディアリリィが登場するギリシャ神話は、およそ紀元前15世紀頃に始まったと考えられている。

ホメーロスの二大叙事詩「イーリアス」と「オデュッセイア」の題材でもあり、ギリシャ神話を元に様々な作品が作られた。

メディアの出自

メディアはコルキスの王・アイエーテスと海神オケアノスの娘・エイデュイアとの間に生まれる。太陽神ヘリオスの孫であり、魔女キルケーの姪でもある。

女神ヘカテーの神殿に仕える巫女であり、ヘカテーからあらゆる魔法を教わった。そのおかげでメディアは薬草学に長けているほか、眠りの魔法や若返りの魔法を使う逸話が有名。

後に金羊の毛皮を求めてやってきたイアソンに惚れて結婚するも、イアソンはメディアを捨ててグラウケーと再婚する。メディアはイアソンとグラウケーに復讐をし、この逸話は悲劇として戯曲にもなっている。

初出は「Fate/Grand Order」

メディアリリィはFate/Grand Orderの第3特異点で初登場。イアソンのサーヴァントとして付き従い、主人公たちと敵対した。

しかし実際にはイアソンを騙し、人理焼却を果たそうとしていた。追い詰められたメディアはイアソンを魔神柱フォルネウスの依代にし、主人公たちとの最終対決を迎える。

人理焼却を引き起こした元凶について、「魔術師として敗北した」と語っており、敵わない相手として黒幕に従って人理焼却の手伝いをしていた。

宝具の元ネタ

ペインブレイカー

宝具説明

本来のキャスターであるメディアが使用する「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」と対になる治療宝具。あらゆる呪い、魔術による損傷を零に戻す。

時間操作ではなく、本来あるべき姿を算定することにより自動修復しているが、知らぬ者には時間の巻き戻しにしか見えないであろう。「死」以外のあらゆる理不尽を打破できるが、死者だけは取り戻せない。

宝具名の由来

宝具名やモチーフの元ネタは不明。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

幸せのパンケーキ

▲FGOACのアクションでパンケーキを出現させる(0:35~)

メディアリリィの幕間の物語では、無限に食べられるパンケーキを作ろうとするも、その材料として魔神柱の魔力因子を使う暴挙に出る。実際に魔神柱を召喚してパンケーキを完成させたことから、パンケーキはメディアリリィの代名詞になった。

ちなみにメディアリリィの絆礼装もパンケーキが描かれているほか、モーション改修後のEXアタックやFGO Arcadeの攻撃モーションにもパンケーキが登場している。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	メディア(リリィ)との関係
メディア	成長した自分自身。
イアソン	生前の夫であり、自身を裏切った相手。
オケキャス	叔母であり、姉弟子。
アタランテ	同じギリシャ神話の登場人物。 Fate/Apocryphaの回想で共演している。

参考文献
・FGOマテリアルⅡ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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