【FGO】水着茨木童子の元ネタと史実解説

水着茨木の元ネタ

水着茨木のプロフィール

出典の詳細

出典は「御伽草子」

茨木童子は「御伽草子」などに登場する鬼。酒吞童子の配下であり、平安時代の大江山を本拠地に京都を荒らし回った。

酒吞童子の一味は後に源頼光と配下の頼光四天王に退治され、茨木童子は唯一逃げ切っている。

しかしその後に茨木童子は頼光四天王の一人・渡辺綱と戦い、腕を切り落とされた。綱と戦った場所は、一条戻橋や羅生門など諸説ある。

水着になった経緯

2018年の水着イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」で水着姿になって登場。

当初は主人公たちと一緒にハワイの調査に向かうも、同人活動をする流れに興味を示さず逃亡。酒呑を探しつつ、一人で特異点ルルハワを放浪していた。

そしてルルハワ探索に飽きてきた頃、BBに出会ったことで霊基を弄られ水着を与えてもらう。その後はBBの口車に乗せられ暴れていたが、最後は食べ物に釣られて主人公たちの元に戻った。

水着茨木の人物像

水着茨木の性格はいつも通りと変わらないようで、本人もあまり変わっていないつもり。

端から見れば「多少機嫌が良くなっている」程度だが、指摘されると間違いなく噛みつかれるそう。

宝具の元ネタ

エンコミウム・モリエ

宝具説明

和風読みであれば「ぐしんらいさん・いちじょうもどりばし」。また、本来の宝具名は「物忌破り・一条戻橋」 。

対象の防御効果や結界の類を無視して叩き込まれる、ランサー茨木童子の全力攻撃。

羅生門での出来事……ではなく、一条戻橋での出来事を思い出しながら怒り心頭になることで血脈を励起させ、対象の魔術的防御をたちまち砕く。

生前はこの力によって憎き綱の物忌を破り、切り落とされた自身の腕を取り戻したという。

宝具名の由来

「愚神礼讃」とは、ネーデルランド出身の人文主義者であるデジデリウス・エラスムスの風刺文学。「エンコミウム・モリエ」はラテン語の原題。

一条戻橋は茨木童子が渡辺綱と戦った京都の橋の名称である。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

宝具の詳細

水着茨木の本来の宝具名が「物忌破り・一条戻橋」でありながら、「愚神礼讃・一条戻橋(エンコミウム・モリエ)」と呼んでいるのはジャンヌオルタに依頼して考えてもらったため。

また、宝具使用時に五槍が巨大な五指のように展開されるため、槍は茨木の五指そのものではないかと本人は訝しんでいる。

鬼救阿の存在

2018年ハロウィンで登場した鬼救阿(酒吞童子)は、「サバフェス」のイベントストーリーの時から名前だけ登場していた。

また、茨木本人が水着を鬼救阿とお揃いと話していたため、デザインは酒吞童子と対になっていると思われる。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	水着茨木との関係
水着BB	茨木の霊基を弄って水着を与えた張本人。
水着邪ンヌ	水着茨木が使用する宝具の名前の名付け親。
ロビンフッド	茨木が信頼する相手で、サバフェスでも懐いていた。
酒呑童子(術)	鬼救阿として憧れる存在。酒吞童子であることには気づいていない。

参考文献
・FGOマテリアルⅦ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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