【FGO】水着BBの元ネタと史実解説

水着BBの元ネタ

水着BBのプロフィール

出典の詳細

「Fate/EXTRA CCC」のBB

初出はFate/EXTRA CCC。「サクラ迷宮」を作り出し。主人公を含めたマスターたちを月の裏側に引きずり込んだ張本人。

その正体は上級AI・間桐桜のバックアップ。バグによって暴走したことで電脳世界を侵すキャンサー(癌)として月の裏側を支配した。

水着になった経緯

2018年の水着イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」でサバフェスの主催者になったBBは、水着姿になって登場。特異点調査に来た主人公の前に現れた。

サバフェス会場の下見としてハワイに来ていたBBは女神ペレと意気投合し、ペレの神核をコピーして吸収。小麦色の肌をした外見に攻撃的な性格と、ペレとしての性質が表れている。

取り入れた神性

Fate/EXTRA CCCでは、ムーンセルから原初の女神「チャタル・ヒュユクの女神」の権能「百獣母胎（ポトニア・テローン）」を取り込んだ。

さらに、多くの地母神の根元であるチャタル・ヒュユクの女神を利用して、「バビロンの妖婦」の権能も所持。スキル「黄金の杯」や「十の王冠」はここから由来している。

また、水着BBの状態ではハワイに伝わる女神ペレとクトゥルフ神話に登場する邪神ナイアーラトテップの神性もインストールしている。

そのため、本項では上記の元ネタ・史実も合わせて解説する。

水着BBの史実・伝承

ペレの伝承

女神ペレとは、ハワイに伝わる火山の女神。ペレホヌアメアなどの呼び名でも知られ、炎、稲妻、ダンス、暴力などを司る。

マウナロア山のキラウエア火口に安住の地としており、その火口に現れた豚神カマプアアとは夫婦関係になったこともある。マウナケア山に住む雪の女神ポリアフとは対立関係にある。

ナイアーラトテップの伝承

ナイアーラトテップとはクトゥルフ神話などに登場する架空の神。日本ではナイアルラトホテップ、ニャルラトホテプとも呼ばれる。別名「這い寄る混沌」「無貌の神」など。

ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの短編小説「ナイアルラトホテップ」が初出で、クトゥルフ神話体系における外なる神の一柱。

宇宙の原初であるアザトースの子であり、主従関係でもある。狂気と混乱もたらすために自ら暗躍する。

宝具の元ネタ

Ｃ.Ｃ.Ｃ.

宝具説明

「CCC」においてムーンセル同期BBが用いた、世界を抉る呪いの孔。

自らの影を拡大させる事で周囲を虚数空間に変換し、世界とそこに存在する生命体を低次元の存在にランクダウンさせ、支配者として弄ぶ狂気空間。

通常のBBの宝具は「ナース服で可愛く、楽しく、残酷に」敵を貶めるオペ（手術）だったが、こちらはBBの能力を全開にした本気のオペレーションとなっている。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

ナイアーラトテップに関連する単語

BBがインストールした邪神ことナイアーラトテップの要素は、スキルやマテリアルなどに度々登場する。

スキル「無貌の月」は、ナイアーラトテップの別名。敵対時に使用したスキル「サードアイ」もナイアーラトテップの化身である3つに分かれた燃え上がる目を指していると思われる。

また、マテリアルの「星辰が露骨に揃う」は、星の配列が正しいときにクトゥルフが目覚めるという伝承を指している。

クトゥルフ神話の詳細はこちら

イベントで使用した権能

BBは「サバフェス」にて、ペレとナイアーラトテップの権能を使って特異点ルルハワを作り出していた。

ペレからは「ルルハワ諸島を自在に操る権能」、ナイアーラトテップからは「時間を巻き戻す権能」を使用。また、BB自身の「人々の欲望をかき集める権能」も使っていた。

なお、最終的にはヒロインXXに破れて権能を全て強奪された。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	水着BBとの関係
ヒロインXX	サバフェスを妨害し、最後には対邪神兵装で自身を倒した天敵。
術ギル	自身の計画の邪魔者として危惧したのか、記憶を飛ばす。
ロビンフッド	主人公たちの同人誌制作を手伝わせるために、豚になる呪いをかける。

参考文献
・FGOマテリアルⅦ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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