【FGO】アルトリア・ペンドラゴン(ランサー)の元ネタと史実解説

アルトリアの元ネタ

アルトリアのプロフィール

出典の詳細

史実性は不明

アーサー王伝説に登場するアーサーは、実在の人物であったか学者によって議論されている。5〜6世紀に実在したケルトの指導者だったなど複数の説があるものの、信憑性は不明。

明確な原典も不明

アーサー王伝説は、明確に原典と呼ばれる作品が存在しない。理由として、アーサー王伝説とされる民間伝承や作品がいくつも存在しているため、正確な原典が不明になっている。

アーサー王伝説が広まったのは、12世紀に「ブリタニア列王史」を書いたジェフリー・オブ・モンマスが、アーサーの生涯を1つの物語として完成させたのがきっかけ。

また、15世紀に書かれたトマス・マロリーの「アーサー王の死」は、それまで描かれたアーサー王伝説を1つにまとめた作品と言われている。

通常のアルトリアとの違い

ランサーのアルトリアは、聖剣ではなく聖槍を主武装にしたイフの姿。そのため聖剣による成長停止がなくなり、肉体は成長している。

通常時と違い、別の可能性として召喚された英霊。聖槍に秘められた性質によって神霊に近い存在へと変化している。

内面も通常より合理的で冷静だが、人間性は失われていない。精神構造や霊子構造は大きく変わっておらず、大人としての余裕がある。

サーヴァント	身長	体重
アルトリア	154cm	42kg
アルトリア(ランサー)	171cm	57kg(?)

女神ロンゴミニアドとしてのイフ

1部6章「神聖円卓領域キャメロット」では、聖剣が返還されず死ぬことができなかったイフの存在として登場。

アヴァロンに辿り着けないまま亡霊として彷徨い、聖槍を持ち続けた結果「女神ロンゴミニアド」として完全に神霊化した。

6章では自身を「獅子王」と名乗り、特異点に聖都を築く。人理焼却後も人間の生きた証を残そうと「理想の人間」を選抜し、聖都で管理しようとした。

宝具の元ネタ

ロンゴミニアド

宝具説明

聖槍。星を繋ぎ止める嵐の錨。

真実の姿は、世界の表皮を繋ぎとめる塔であるという。真名解放時にはランクと種別が変化する。

宝具名の由来

カムランの丘でモードレッドと一騎討ちをした際に使用した槍そのもの。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

ロンゴミニアドの設定

Fateシリーズにおけるロンゴミニアドは、ただの武器ではなく世界の表層を繋ぎとめる塔としての側面も持つ。

塔としての本体は世界の果てにあり、人間には決して辿り着けない。槍は子機のようなもので、塔の能力・権能を兵装としてそのまま使える。

ちなみに6章で登場した聖都は聖槍そのもの。獅子王が選んだ人間を聖都に運ぶことで、人間を標本のように聖槍で保管しようとしていた。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	アルトリアとの関係
マーリン	アルトリアを導いた宮廷魔術師にして助言者、予言者。
モードレッド	円卓の騎士の1人。 アルトリアを討ち果たした人物。
ガウェイン	円卓の騎士の1人。 史実ではアーサー王の親族。
ランスロット	円卓の騎士の1人。 ギネヴィアとの不貞によりアルトリアと袂を分かつことになる。
トリスタン	円卓の騎士の1人。 6章では「反転」のギフトを与えた。
ベディヴィエール	円卓の騎士の1人。 聖剣返還に関わる人物。
アグラヴェイン	円卓の騎士の1人。 獅子王に対して忠義を貫いていた。

参考文献
・FGOマテリアルⅣ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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