【FGO】エミヤ(アサシン)の元ネタと史実解説

エミヤ(アサシン)の元ネタ

エミヤ(アサシン)のプロフィール

登場作品の詳細

エミヤ(アサシン)の出自

エミヤ(アサシン)の真名は衛宮切嗣。衛宮家の五代目継承者であり、「魔術師殺し」の異名を持つフリーランスの魔術師。衛宮士郎の養父にして、イリヤスフィールの実父。

幼少期は魔術師の父である衛宮矩賢とともにアリマゴ島で生活。封印指定を受け魔術協会から追われていた矩賢は、島で潜伏しつつ死徒の研究をしていた。

しかし切嗣の初恋の相手であるシャーレイが、勝手に試薬品を持ち出し死徒化。死を懇願する彼女を切嗣は殺すことができず、被害は村全体に広がり住民が壊滅する。

切嗣は偶然魔術師専門の殺し屋であるナタリアに出会い、真相を知る。そして再び同じ惨劇を繰り返すであろう父を殺し、ナタリアに師事して世界を旅することになる。

「Fate/Zero」の切嗣

「Fate/Zero」では、アインツベルン陣営に雇われ第四次聖杯戦争に参戦。アイリスフィールと出会い夫婦関係になり、彼女との間にイリヤスフィールを設けた。

セイバーのマスターだが、共に参加したアイリにサーヴァントを預け、自身は助手である久宇舞弥と共に別行動を取る。

聖杯戦争を勝ち進み聖杯を手にするが、汚染された聖杯とその正体を知る。令呪を使い、セイバーの宝具で聖杯を破壊するも冬木の大災害は免れなかった。

その後大災害の中で幼い士郎を見つけ救い出し、自身の養子として育てていた。しかし聖杯の泥の影響で長くは生きられず、享年34歳で亡くなる。

「Fate/Grand Order」の切嗣

FGOのイベント「Fate/Accel Zero Order」で登場。第四次聖杯戦争を阻止するために、抑止力によって現界されたサーヴァントになっていた。

特異点では切嗣がアインツベルンに雇われなかった世界になっており、アイリとの面識はない。そのため妻との離別もなく「正義の味方」として最期まで生き抜いたため、安息を得られず抑止力の一部に成り果てた。

正しい人類史に存在しないifの姿であり、青年期の在り方に近い。ナタリアを殺害した直後の精神に近い、感情のない鋼の心の戦闘機械。

宝具の元ネタ

クロノス・ローズ

宝具説明

時は流れ、今日には微笑む花も明日には枯れ果てる。自身の時間流を操作する能力。

生前の彼が有していた能力「固有時制御(タイムアルター)」を基礎としている。

宝具名の由来

17世紀のイギリスの詩人ロバート・ヘリックが書いた「乙女よ、時を大切にせよ」という詩の一節が由来。

マテリアルに記載された「時は流れ、今日には微笑む花も明日には枯れ果てる」も同作の詩に含まれている一節にあたる。

ファンタズム・パニッシュメント

宝具説明

自らの起源である「切断」「結合」の二重属性の力が込められたナイフ。魔術回路ないし魔術刻印、或いはそれに似たモノを体内に有する相手に対して致命的なダメージを与える。

通常攻撃に使われているナイフと同一。真名解放によって真の能力が発動するが、FGOでは基本的に使用されない。

宝具名の由来

英語で「ファンタズム」は幻想、「パニッシュメント」は処罰を意味する。

エミヤ(アーチャー)が使う「壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)」をモチーフにしていると思われる。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

容姿のデザインについて

エミヤ(アサシン)の容姿に関して、正体をエミヤ(アーチャー)と誤認する方向でデザインしたとマテリアルで記載されている。

赤いフードや褐色の肌はあらかじめ指定されてあり、少し昔のヒーローやプロトタイプな印象を目指しているそう。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	エミヤ(アサシン)との関係
アイリ	別世界での妻。その因果から何かと気にかけている存在。
イリヤ	別世界での娘。複雑な感情を抱く。
エミヤ	別世界での義理の息子。複雑な感情を抱く。
クロエ	娘の半身。クロエ側のみエミヤの姿に関して言及している。
ジャガーマン	切嗣の姿を不思議そうに見ている。
アストライア	イベント「レディ・ライネスの事件簿」での依頼主。「ケリィ」と呼ぶ。
アンリマユ	切嗣に対して、自分と同じ「負け犬」と評する。

参考文献
・FGOマテリアルⅢ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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