【FGO】アタランテ（オルタ）の元ネタと史実解説

アタランテ（オルタ）の元ネタ

アタランテ（オルタ）のプロフィール

出典の詳細

出典はギリシャ神話

アタランテはギリシャ神話に登場する女狩人として知られる。ギリシャ神話の始まりは、およそ紀元前15世紀頃に遡ると考えられている。

神罰の野猪で獣化

アタランテ（オルタ）はアタランテが宝具「神罰の野猪(アグリオス・メタモローゼ)」を被ったことで獣化した姿である。

Fate/Apocryphaのアタランテ(オルタ)

アタランテ(オルタ)としての初出は「Fate/Apocrypha」。ジャンヌが洗礼詠唱により黒のアサシンの正体である「救われない子供たちの亡霊」の魂を浄化させた。

アタランテはジャンヌの行為に対して罪のない子供たちの殺害であると嘆き、ジャンヌに対して深い憎悪を抱く。

憎悪に狂ったアタランテは、ジャンヌを殺すべく、神罰の野猪を被り英雄の座すら反転させて野獣と化す。

なお、Apocryphaでは「オルタネイティブ」呼称は使われておらず、「アタランテが神罰の野猪を纏った姿」や「アタランテ・メタモローゼ」と表記されている

FGOのアタランテ(オルタ)

Fate/Grand Orderでは2部1章「永久凍土帝国　アナスタシア」の解禁と同時に実装された。

アタランテ(オルタ)は地球が、異聞帯の侵略によって獣の世界となったロシアに召喚した汎人類史のサーヴァント。ヤガの叛逆軍を指揮するリーダーとして、女性や老人、子どもを守りながら戦っていた。

召喚された地が極寒の獣国であったためか、神罰の野猪を使用する条件「自己を省みない程の憎悪に狂う」を満たさずとも魔獣の姿となっている。

そのため、神罰の野猪を被りながらも理性を保った状態となっており、平常時は普段のアタランテに近い振る舞いを見せる。

宝具の元ネタ

タウロポロス・スキア・セルモクラスィア

宝具の説明

狩猟の女神アルテミスから授かった「闇天の弓(タウロポロス)」を自身に取り込み、自らを矢として全魔力を注いだ一撃を放つ。

これを食らった相手は、粘着質の闇に飲まれ、強制的に同化させられる呪いを受ける。

宝具名の由来

「タウロボロス」はギリシャ神話において女神アルテミスから授かった天穹の弓。「スキア」「セルモクラスィア」はギリシャ語で「闇」「熱」を意味している。

アグリオス・メタモローゼ

宝具の説明

生前に贈られた魔獣・カリュドーンの皮を身にまとうことで自らを魔性の存在へと変貌させ、理性を失う代わりに強力な力を得る。

アタランテ(オルタ)はこの宝具を常時発動しており、幸運以外の全ステータス上昇とAクラスの変化スキルを手に入れた。

宝具名の由来

ギリシャ神話において女神アルテミスが都市国家カリュドーンを罰するために遣わした魔獣の皮が由来。

Fateシリーズでの設定

小ネタ

闇天の弓

アタランテ(オルタ)が使用する「闇天の弓(タウロボロス)」は、通常時のアタランテが使用している弓「天穹の弓(タウロボロス)」が魔獣化に伴って変貌したものである。

FGOにおける「オルタ」

FGOでは聖杯の泥に汚染されていないサーヴァントに対しても「オルタ」という呼称を用いている。これは「別側面」という「Alternative(オルタナティブ)」の本来の意味として「オルタ」を用いていると思われる。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	アタランテ（オルタ）との関係
アルテミス	「神罰の野猪」を授かった狩猟の女神
ヘラクレス	生前、アルゴ一号で乗り合わせた男性 カルデアでは彼に何かしらの変化を感じ取っている
メディア	生前、アルゴ一号で乗り合わせた女性 互いに理想を語り合ったが、行き着いた果ては共に真逆の運命であった
ジャック	黒化することになった原因 「Apocrypha」で彼女を助けられなかったことを深く後悔している
ジャンヌ	ジャックを消滅させた怨敵 「Apocrypha」では彼女への深い憎悪から黒化した
アキレウス	「Apocrypha」でタッグを組んでいたライダー 命懸けで自らを止めてくれたことに感謝の意を示している
ジャガーマン	2018クリスマスイベントにて「森の四次元殺法コンビ」を結成

参考文献
・FGOマテリアルⅦ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

関連記事
アタランテ（オルタ）	▶︎評価とスキル優先度▶︎運用方法とおすすめ編成▶︎霊基再臨・マテリアル▶︎セリフ・ボイス一覧▶︎元ネタ・史実解説