【DbDモバイル】プレイグの立ち回りと対策方法
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DbDモバイル(デッドバイデイライト)のキラー「プレイグ/アディリス」の立ち回りと対策方法について掲載中！能力や評価、おすすめパーク、操作方法、強化内容、背景、元ネタについても記載しているので、プレイグを詳しく知りたい方はぜひ参考にどうぞ！
プレイグの評価
| 総合評価 |
|---|
| A |
| 要素別評価 |
|---|
| チェイス | 遅延 | 巡回 | キャンプ |
|---|---|---|---|
| B | A | C | A |
| ステータス | |||
|---|---|---|---|
| 移動速度 | 4.6m/s | 脅威範囲 | 32m |
| 背の高さ | 高い | 難易度 | 普通 |
ユーザー評価
プレイグの固有パーク
| パーク | 詳細 |
|---|---|
堕落の介入 |
【効果】 儀式開始時に、一番離れた位置にある発電機3つがエイティティによって(80・100・120)秒間ブロックされる。 その間は、ブロックされた発電機は修理ができない。ブロックされている発電機は白いオーラでハイライトされる。 ・いずれかの生存者が瀕死になると、効果が終了する |
| 【取得優先度】 ★★★★★ |
|
伝播する怖気 |
【効果】 生存者を瀕死状態にすると、脅威範囲内の生存者全員が叫び声をあげ、(4・5・6)秒間位置が通知される。 |
| 【取得優先度】 ★★★☆☆ |
|
闇の信仰心 |
【効果】 1人の生存者に執着する。オブセッションに通常攻撃を命中させると、(20・25・30)秒間、脅威範囲がオブセッションに移動して、範囲が32メートルになる。効果中、探知不可のステータス効果を得る。 脅威範囲が移動した生存者は、他の目的で「脅威範囲内にいる」とみなされる。 殺人者が一度に執着できる生存者は1人のみ |
| 【取得優先度】 ★★☆☆☆ |
プレイグの固有アドオン
| アドオン | 効果 |
|---|---|
玉虫色の印章 Ultra Rare |
・汚濁の吐瀉を行っている状態での移動速度が7%低下する。 ・汚濁の吐瀉の持続時間が20秒減少する。 - 発電機が完成するたびに、汚濁の吐瀉が発動する。 |
黒のお香 Ultra Rare |
・嘔吐した生存者のオーラが5秒間視えるようになる |
崇拝の石版 Very Rare |
・献身の淀みで腐敗を摂取する速度が100%減少する。 ・汚濁の吐瀉を実行中の移動速度が7%上昇する。 |
穢れの吐剤 Very Rare |
・黒死の吐瀉の効果が75％上昇する |
切断された足の指 Very Rare |
・生存者がアクション中に感染する確率が50%上昇する |
狂信者のお守り Very Rare |
・汚濁の吐瀉の持続時間が8秒増加する |
マッサージ用オイル Rare |
・黒死の吐瀉と汚濁の吐瀉のチャージ速度が100%上昇する |
感染催吐薬 Rare |
・黒死の吐瀉の効果が50％上昇する |
香る軟膏 Rare |
・黒死の吐瀉の移動速度が7％増加する ・黒死の吐瀉のクールダウンが0.4秒減少する |
退魔のお守り Rare |
・汚濁の吐瀉の持続時間が6秒増加する |
灰色のりんご Rare |
・汚れた献身の淀みが1つ増えた状態で儀式を開始する ・オブジェクトの感染時間が5秒増加する |
予防のお守り Uncommon |
・汚濁の吐瀉の持続時間が4秒増加する |
強力チンキ Uncommon |
・黒死の吐瀉と汚濁の吐瀉のクールダウンが0.4秒減少する |
祝福のりんご Uncommon |
・儀式開始時に出現する汚れた献身の淀みの数が1つ増える |
赤鉄鉱の印章 Uncommon |
・オブジェクトの感染時間が10秒増加する。 |
催吐薬 Uncommon |
・黒死の吐瀉の効果が25％上昇する |
祈りの石版片 Common |
・献身の淀みで腐敗を摂取する速度が33％上昇する。汚濁の吐瀉の持続中に ・移動速度が2％上昇する。 |
オリバナムのお香 Common |
・黒死の吐瀉の移動速度が7％増加する。 |
石灰岩の印章 Common |
・オブジェクトの感染時間が5秒増加する。 |
治癒の軟膏 Common |
・黒死の吐瀉の汚濁の吐瀉のクールダウン時間が0.25秒減少する |
プレイグの能力解説
| メイン効果 | |
|---|---|
黒死の吐瀉 |
マップ内のオブジェクトと生存者を黒死の吐瀉に感染させて、終わりのない疫病のサイクルを作り出す。能力ボタンの長押しで黒死の吐瀉をチャージ。ボタンを離すと感染力の高い胆汁を噴出する。これが生存者に命中すると、生存者は感染する。マップ内オブジェクトに命中すると短時間汚染され、このオブジェクトに生存者がアクションを行うと、生存者も感染する。 生存者の感染ゲージが満タンになると、負傷状態に陥り、衰弱のステータス効果を受け、不規則な間隔で嘔吐し続ける。 |
| 特殊アビリティ |
|---|
| 【腐敗摂取】 感染した生存者は、献身の淀みを使用することで感染を除去し、完全回復できる。これにより献身の淀みは腐敗し、プレイグは腐敗を糧にして黒死の吐瀉を強力にする。腐敗した献身の淀みの隣でアクションボタンを長押しすると、黒死の吐瀉が汚濁の吐瀉に変化する。これにより献身の淀みから腐敗が消える。【汚濁の吐瀉】 腐敗摂取のアビリティ使用後、短時間黒死の吐瀉は汚濁の吐瀉となる。汚濁の吐瀉で胆汁が命中した生存者は、即座にダメージを受けるが、生存者もマップ内オブジェクトも感染することはない。 |
黒死の吐瀉
| 黒死の吐瀉の能力解説まとめ |
|---|
| 感染されたサバを救助すると、一定確率で感染する |
| 未感染でフックに吊るしたサバは、フックの真下へ「黒死の吐瀉」を吐くと感染させられる |
腐敗の搾取
| 腐敗の摂取の能力解説まとめ |
|---|
| 回復に必要な時間は6秒 |
| 感染と負傷を同時に回復できる |
| 泉は感染時にオーラで見える ┗未感染だとオーラ表示されない |
| マップの泉が全て汚れるとプレイグが汚濁の吐瀉になる ┗その後、全ての泉が浄化されて使用可能となる |
汚濁の吐瀉
| 汚濁の吐瀉の能力解説まとめ |
|---|
| 発動時間は60秒 ┗アドオンによって増減する |
| 板が当たると強制的に「黒死の吐瀉」へ戻る |
| 液体全てに当たり判定がある ┗複数のサバイバーを同時に負傷させられる |
プレイグの立ち回りとコツ
発電機を巡回して感染させる
「黒死の吐瀉」はオブジェクトに浴びせても感染させられる。そのため、発電機を巡回しながら「黒死の吐瀉」をかけて感染させよう。
黒死の吐瀉で負傷させてから攻撃
「黒死の吐瀉」による疫病感染が進行すると、サバイバーは自動的に負傷状態になる。まずは吐瀉攻撃を行い、サバイバーが負傷状態になったら攻撃するというのがプレイグの基本的な立ち回りだ。
感染による負傷だとサバイバーの負傷加速が発生しないため、チェイスで距離を離されづらい。感染は「黒死の吐瀉」を浴びせるほど進む。したがって、追いかけながら積極的に「黒死の吐瀉」を使っていこう。
視点の高さで吐瀉攻撃の飛距離が変化
吐瀉攻撃を行う際、視点を上にあげると飛距離を伸ばせる。少し離れた場所のオブジェクトを感染させたい時に活用しよう。
背後に密着して黒死の吐瀉を使うと強力
サバイバーが感染した直後に通常攻撃を行うと、擬似的にワンパン可能。そのため、サバイバーの背後に密着する機会があれば「黒死の吐瀉」を使い、感染後に通常攻撃を行う行動が強力だ。
汚濁の吐瀉は強力な遠距離攻撃
「献身の淀み」を使うと、能力が「黒死の吐瀉」から「汚濁の吐瀉」に変化する。「汚濁の吐瀉」は、即時攻撃判定のある強力な遠距離攻撃だ。2回当てれば、サバイバーを瀕死にできる。
汚濁の吐瀉はキャンプやチェイスの最中に使う
「汚濁の吐瀉」は摂取してから60秒で終了する。サバイバーが周囲にいない時に使うと無駄になるため、キャンプやチェイスを行っている最中に「汚濁の吐瀉」を使い始めよう。
汚濁の吐瀉使用中は板スタンされずに立ち回る
「汚濁の吐瀉」使用中は板に当たると能力が「黒死の吐瀉」に戻る。さらに、板に当たって2秒間その場に拘束されてデメリットが大きいため、「汚濁の吐瀉」使用中は板スタンされずに立ち回ろう。
プレイグの対策
感染した発電機はキラーが離れたら触る
プレイグは無傷のサバイバーが感染すると、右側のアイコンで気付ける。プレイグが感染させたばかりの発電機を触ると位置がバレやすいため、感染している発電機を修理する時はプレイグが離れてからにしよう。
感染回復して泉をリセット
プレイグとのマッチ時にマップで発生する泉(献身の淀み)は、感染状態と負傷状態を同時に回復できる仕様だ。また泉をすべて使い切るとプレイグが「汚濁の吐瀉」状態になる代わりにすべての泉で再度回復可能になる。
2吊りの場合は率先して感染を回復する
プレイグ戦では、自身があと1吊りで死んでしまう場合は率先して感染を回復するのがおすすめ。DbDでは1人減るとサバイバー側が不利になるため、感染を回復して少しでも生存時間を伸ばそう。
キャンプで救助できない場合も感染を回復
プレイグがキャンプしている場合、感染状態で救助に行くとダウンしてそのまま負けてしまう可能性が高い。そのため、キャンプされて救助できない場合や吊り交換したい場合も感染を回復しよう。
| キャンプとは？対策方法とするべきタイミング |
マップ端の泉から使う
マップ端で感染状態を回復すると、プレイグが「汚濁の吐瀉」を取りに行きづらい。また、取りに行った場合でも、発電機巡回の遅延につながる。
「汚濁の吐瀉」状態を音で察知
プレイグは「汚濁の吐瀉」を泉から汲み取るとマップに「カーン」という音が響く。音がなってから60秒間は、プレイグの吐瀉でダメージを受ける。そのため、プレイグが元に戻るまでは、隠密メインで立ち回ろう。
泉をすべて使うと「汚濁の吐瀉」状態になる
泉をすべて使うと、強制的にプレイグが「汚濁の吐瀉」状態になるが、腐敗した泉がすべて浄化される。そして、次にサバイバーが泉を使うまで、再使用できない。よって、泉はすべて使いきるべきだ。
「汚濁の吐瀉」状態のときは板スタンを狙う
「汚濁の吐瀉」状態のときに板を当てると、プレイグを元の状態に戻せる。また、自分が無傷であれば、相打ち覚悟でも板スタン狙いがおすすめ。相打ちをすると負傷状態にはなるが、プレイグは徒歩で追いきるか、「汚濁の吐瀉」を再び回収に戻る必要がある。
プレイグの吐瀉は遮蔽を使って避ける
プレイグの吐瀉は、かけられるほど感染ゲージが進む。そのため、プレイグの吐瀉が通りづらい、ジャングルジムでのチェイスがおすすめ。壁や板を挟むことで、プレイグとの射線を切って吐瀉を回避しよう。
プレイグのおすすめパーク構成
遅延構成
| パーク構成 | |||
|---|---|---|---|
破滅 |
イタチが飛び出した |
堕落の介入 |
死恐怖症 |
プレイグは発電機の遅延パークで構成を組むのがおすすめ。遅延パークがないと発電機が早い段階でついてしまうため必須。また、「堕落の介入」は固有パークな上に最強各の遅延パークのため、初心者から上級者まで使えるパークだ。
代替おすすめパーク
| パーク | おすすめポイント |
|---|---|
血の共鳴 |
・「黒死の吐瀉」で負傷者を増やせるため、発動条件を満たして「デッド・ハード」や「全力疾走」などのダッシュ系パークを封じ、チェイス時間を短縮できる |
まやかし |
・窓を越える前に横を向くフェイントを使うとサバイバーに密着する状況を作れる。 ・窓越えご密着できれば「黒死の吐瀉」で感染後ワンパン可能 |
不安を煽る者 |
・発電機を触ったプレイヤーに疲労を与えられるため、プレイグの苦手なチェイス系パークを対策できる |
囁き |
・32メートル以内のサバイバーを索敵できる ・共有パークのため入手しやすい |
ガラクタいじり |
・70%まで進んだ発電機を探知し、心音なしの状態で近づける ・感染したまま発電機を修理していた場合はそのままワンパン可能 |
バーベキュー＆チリ |
・BPを稼ぎつつ索敵の補助を行える |
プレイグのおすすめアドオン
オブジェクトの感染時間が増加
| アドオン名 | おすすめポイント |
|---|---|
|
赤鉄鉱の印章 |
・感染時間の増加でトーテムや発電機を守りやすくなる ・「呪術：破滅」と好相性 |
|
石灰岩の印章 |
サバイバー嘔吐時オーラ透視
| アドオン名 | おすすめポイント |
|---|---|
|
黒のお香 |
・サバイバーが感染していれば一定間隔で5秒間オーラ透視可能 ・最強格の索敵アドオン |
吐瀉のチャージ速度が上昇
| アドオン名 | おすすめポイント |
|---|---|
|
マッサージ用オイル |
・特殊能力の使用感を上げる根本的な立ち回り強化 |
黒死の吐瀉の効果が上昇
| アドオン名 | おすすめポイント |
|---|---|
|
感染催吐薬 |
・感染効果上昇により感染ペース上昇 ・感染のばらまきも高速化 |
|
催吐薬 |
汚濁の吐瀉を高速で摂取
| アドオン名 | おすすめポイント |
|---|---|
|
崇拝の石版 |
・チェイス中に汚濁の吐瀉を摂取しやすい ・汚濁の吐瀉が移動速度上昇で使いやすくなる |
プレイグのスキン/衣装一覧
※画像クリックで拡大表示されます
| プレイグのスキンと解放材料 | ||
|---|---|---|
|
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|
放浪者【価格】
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流浪者【価格】
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浄罪【価格】
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祈り【価格】
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追悼【価格】
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指導者【価格】
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羊飼い【価格】
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神々の従者【価格】
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弱き者の守護者【価格】
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ガチャスキン
| ガチャで排出されるスキン | ||
|---|---|---|
死の凋零 シルバー |
死の凋零 ゴールド |
死の凋零 プラチナ |
彷徨う影 シルバー |
彷徨う影 ゴールド |
彷徨う影 プラチナ |
災難の女王 シルバー |
災難の女王 ゴールド |
災難の女王 プラチナ |
プレイグのストーリー
| 本名 |
|---|
| アディリス |
| 元ネタ・出典元作品 |
|---|
| 無し(DbDモバイルオリジナル) |
| プレイグの入手方法 |
|---|
| 【入手方法】 ・オーリックセル/シャードで購入 |
| ストーリー |
|---|
| 7人家族の中で一番幼かったアディリスは、5歳の時、バビロン中心部にある浄罪の神殿の、赤レンガの焼け付くような階段に置き去りにされた。神々の意思が介在しているのだと信じることで、アディリスはその衝動と悲しみを乗り越えようとした。新しい生活はひっそりとした奴隷のような状態だった。 アディリスは庭園の手入れを行い、儀式の食事を準備し、儀式に使う香炉を磨いた。夜になると、自らの存在理由を啓示してくれるであろう奇跡の出現を求め、神に祈った。 成人したアディリスは高位の司祭に随行し、水と創造の神である山羊座の、年に一度の礼拝に参列した。大列柱室で吊り香炉を揺らすと、分厚い黒い煙が広がっていく。それは冷たくそびえ立つ、石の屋根にまで届き、散り散りになって消えた。悩みが取り除かれ無上の幸福感を覚えたアディリスは、自分がこれまでになく神々に近づいたと感じた。アディリスは来る日も来る日も身を粉にして働いた。自分の務めを果たす一方で新しい仕事を受け、浄化の儀式では司祭を補助した。 司祭はますます多くの助けを必要としていた。神殿の高壁外からの求めにも応じるため浄罪は毎日行われたが、神殿の外では災厄をもたらす疫病が再び猛威を奮っており、数ヶ月もすると、司祭たちも疫病に罹患した。間もなく司祭たちは衰弱し、儀式を執り行えなくなった。唯一儀式を続けることができたのは、浄罪の儀式を何度も手伝っていたアディリスだけとなってしまう。混乱が勢いを増すなか、たとえ自分が未熟な儀式者であったとしても、止めなくてはならない。 最初の儀式を前に不安になっていたアディリスは、司祭の聖所を訪ねる。アディリスがロウソクに火を灯すと、奥のほうに狭い通路があることに気がついた。 その隙間を進むと、アディリスは聖所の地下に隠されていた穴蔵を発見した。その部屋に何もなかったが、唯一、両腕を広げ、指に宝石を嵌めた黄金の女性像が立っていた。それはアディリスがずっと待ち望んでいた奇跡であった。 信者で埋め尽くされた大広間にアディリスが入っていくと、全員が頭を垂れた。アディリスは煉瓦作りの祭壇へと大股で歩いていき、銀で作られた儀式の短剣を握りしめた。ルビーの指輪を嵌めた指が、かぎ爪のように刃の周りを包み込む。突如現れたその高貴な存在に信者は興味を惹かれる。信者はすでにアディリスの若さと美貌に目を見張っていた。 アディリスが創造の叙情詩の暗唱を始めると、背後にいた女性が気を失い、その場に倒れ込んだ。アディリスが駆け寄ると、その女性の足を黒い水膨れが覆っていることに気がついた。躊躇することなくアディリスは神聖な短剣を握り、自らの足に向けて振り下ろし、足の指を切り落とした。アディリスは血に塗れた体の一部を神々に奉じ、その女性を守るよう神に祈りを捧げた。信者の間に沈黙が広がる。信者たちはアディリスを新たな女司祭として崇めていた。 アディリスの富、美貌、そして献身の物語は疫病と同じくらい素早く街に広まり、間もなくして信者たちはアディリスをバビロンの女祭司長と呼ぶようになった。 だが、アディリスの信仰心は試されることになる。感染初期の兆候が現れたのだ。痰と血の混じった咳をするようになり、首には発疹が吹き出して膿瘍ができ、指が四本となった足は黒ずみはじめた。自らの容貌を恥じたアディリスは、ヴェールの付いた頭飾りを被りはじめ、疫病が原因の皮膚から漂う悪臭を隠すために吊り香炉を持ち歩いた。助かる望みを捨てることなく、アディリスは儀式を続け、祝福の水や食べ物を信者たちに与えた。 しかし、どれほど儀式を執り行っても、アディリスの症状は回復しなかった。躍起になり神への嘆願を試みる中、アディリスは街から姿を消した。少数の信者を伴い北へ向かったアディリスは、冷たいウラルトゥの森林地帯を抜け、歩けなくなるまで旅を続けた。 一行が野営を行なったじめじめとした洞窟の中で、アディリスは自らの吐瀉物の中で横たわっていた。黒変した足は腫れ上がり、これ以上遠くへ行くことはもはや不可能だった。洞窟の中で、アディリスと信者たちは全員が疫病に感染していることを悟る。 アディリスは吐き気に苦しむ信者の中でひざまずくと、最後の祈りを捧げた。湿った空気の中に立ち上る香の黒い煙を、冷たい風が吹き飛ばしていく。 アディリスの骸や信者の骸はどこにも見つからなかった。多くの者がアディリスの帰還の物語を語ったが、バビロンの女司祭長に降りかかった運命は、誰も知らない。 |
関連リンク
| キラー一覧 | |||
|---|---|---|---|
トラッパー |
レイス |
ヒルビリー |
ナース |
ハグ |
ドクター |
ハントレス |
クラウン |
スピリット |
リージョン |
プレイグ |
鬼 |
カニバル |
ゴスフェ |
シェイプ |
トリスタ |
ナイトメア |
ピッグ |
貞子 |
ツインズ |
セノバイト |
デススリ |
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