【DbD】9.2.0PTBの環境考察とサバイバーの調整内容

9.2.0アプデ以降のサバイバー環境考察

均等吊りされやすいため発電機が回る

9.2.0PTBアップデートの仕様がそのまま本実装された場合、トンネル対策システムの影響で強制的に均等吊りを要求される。よって、序盤で数的不利になる状況がほとんど起きないため、発電機は今まで以上に回しやすい。

5吊り以下でサバが処刑で修理速度ボーナス

キラーがトンネル対策システムを無視して、サバイバーを5吊り以内に処刑や殺害すると、全サバイバーに25%の修理速度ボーナスが付与される。25%のボーナスは非常に高い数値であるため、1人削られたデメリットを補える。

肉壁ゾンビ戦法が台頭する

9.2.0PTBアップデートの仕様がそのまま本実装された場合、肉壁ゾンビ戦法が強い環境になる。トンネル対策システムの影響で、キラーは5吊り以下の状況でサバイバーを処刑できない。そのため、5吊り以下の状態で既に2吊りされているサバイバーは実質無敵となってしまう。

肉壁を行った際、キラーに吊られなかった場合は、這いずり放置対策システムで自力で起きあがれる。サバイバーを吊っても放置してもキラー側にデメリットが生じるという、キラーにとって非常に厳しいジレンマを突きつけている。

脱出率は大幅に上昇する

これらの仕様が本実装された場合、サバイバーの脱出率が大幅に上昇すると予測される。サバイバーはシステムの恩恵を最大限に活用し、キラーの行動をコントロールすることで、有利にゲームを進めることが可能だ。

しかし、この変更はゲームプレイの性質そのものを変えてしまう可能性もはらんでいる。マッチ中の緊張感が薄れ、肉壁が有効なことからキラーを積極的に追いかけるような、ホラーゲームらしからぬ立ち回りが主流になるかもしれない。

特定のキラーばかり遭遇する可能性がある

このアップデートは、キラーの選択肢にも影響を与えるだろう。高速移動や頻繁なワープ能力を持たないキラーは、新環境への適応が困難になると考えられる。

このため、全滅目的のキラープレイヤーは、より強力な能力を持つキラーを優先的に使用するようになる。その結果、公開マッチで特定のキラーにばかり遭遇するという、キラー選択の多様性が失われる可能性がある。

9.2.0アプデ以降のおすすめパーク構成

「弱音はナシだ＋逆境魂」

9.2.0PTBアップデートをプレイした攻略班のおすすめは、「弱音はナシだ＋逆境魂」構成だ。弱音はナシだは9.2.0PTBで強化され、うめき声を発しなくなった。

「弱音はナシだ＋逆境魂」構成は、常に逆境魂の加速効果を得られる点が強み。さらに、今までは即ダウンするデメリットが大きかったが、トンネル対策システムで5吊り以下で処刑されないため、2吊りされれば無限に起き上がれるゾンビとして妨害し、キラーに見つからなければ高速で発電機を回せる。

「人々のために＋ずっと一緒だ」

「人々のために＋ずっと一緒だ」構成も利便性が向上。今までは吊り交換が行われるだけで、救助者か被救助者がすぐに処刑される状況が多かったが、トンネル対策システムの影響で「人々のために＋ずっと一緒だ」使用者が、フックに吊れない対象者だった場合、キラーは何もできない。

「予想外の展開」

予想外の展開も注目されている。予想外の展開は自分自身で這いずり状態になれる効果を持っているため、安全な場所で這いずり状態になり、這いずり放置対策システムの90秒を稼げる。

「寝ずの番＋ダッシュ系」

チェイス構成のおすすめは「寝ずの番＋ダッシュ系」構成だ。寝ずの番は9.2.0PTBアップデートで、重複しない代わりに減少値が66%まで上昇した。この影響で、約24秒で疲労が回復する。移動にダッシュ系パークを使用してもすぐに回復するため、今まで以上に活用の幅が広がった。

「ゴーストノート＋身軽」でさらに特化

さらにチェイス特化構成を目指すには、「ゴーストノート＋身軽」もおすすめだ。パーク2種を使用すると赤い傷マークがすぐに消えるため、キラーとのチェイスを非常に有利に立ち回れる。

9.2.0でサバに影響する環境変化内容

這いずり放置の軽減アップデート

90秒間瀕死状態で完全回復

9.2.0PTBアップデートでは、サバイバーに対して、90秒間瀕死状態になると自力で立ち上がる能力が追加される予定だ。2022年に実装を目指していたフィニッシュモリの際に検討されていた、一定秒数でパーク「不滅」を繰り返し使用できる状態がついに実装される。

90秒経つと以降はゲージ溜まる毎に復活

自力での立ち上がり能力に必要な90秒は、次回のダウン以降も引き継がれる。そのため、一度90秒経って自力立ち上がりが可能になった場合、次回以降のダウン時はゲージが溜まるとすぐ立ち上がれる。

這いずり中に移動しながら自動回復する

サバイバーは這いずり中に移動しても自動的に回復を行う。その場で回復を行う必要がないため、パーク「執念」のようにキラーから距離を取りながら回復を進められる。

トンネル行為の軽減アップデート

サバをフックに吊るしたときにステータスが表示されない

9.2.0PTBアップデートからは、サバイバーをフックに吊るした際にステータスが表示されない。どのサバイバーが何段階目なのかをステータス表示で確認できなくなったと思われる。

サバがフックから逃れたときに通知がなく、フックのステータスがすぐに表示されない

サバイバーがフックから救助された際に、キラーに通知が来ない。また、フックのステータスがしばらく表示されないため、救助されたのかを判断する材料も目視で場面を見るしかない。

フックから逃れたサバは一定時間様々な効果を得る

フックから逃れたサバイバーは様々な効果を得る。今までの迅速、我慢ステータス付与に加えて、新規ステータスである忍びや衝突判定の削除、殺人鬼のオーラの影響を受けない、近くのキラーがオーラ可視されるなど多くの恩恵を受けられる。

前に吊るしたサバ以外をフックに吊るすとキラーにボーナス

先ほど吊るしたサバイバーとは別のサバイバーをフックに吊るした際に、キラーはボーナスを得る。次に発電機を蹴る際にダメージが増加、一時的な迅速のステータス効果、フックに吊るした生存者と同等以下のフック段階を持つ生存者が一時的に視える（「バーベキュー＆チリ」が基本能力になったようなもの）の3つだ。

ただし、サバイバーの視認効果はブライト、ダークロード、喰種、ヒルビリー、ナースでは低く設定される。また、これらの効果は発電機がすべて修理されると無効化。

トンネル行為を抑制する新しい効果を追加

トンネル行為を抑制する新しい効果が追加される。生存者が合計6回フックに吊るされる前にいずれかの生存者が死ぬと、残りの生存者全員が儀式が終わるまで修理速度ボーナスを得る効果と、直前にフックに吊るされた生存者が続けて処刑されるか殺害されると、発電機を後退させたりブロックしたりできなくなる効果の2つが実装予定だ。

トンネルとは？由来と対策

パレット密度の仕様改善

10つの領域で、板の枚数や配置が調整された。主に板枚数を増加し、板が生成されていないエリアが生まれないように調整されている。

調整対象領域一覧

調整対象領域一覧
マクミラン・エステート	オートヘイヴン・レッカーズ
コールドウィンド・ファーム	クロータス・プレン・アサイラム
ハドンフィールド	バックウォーター・スワンプ
レッド・フォレスト	山岡邸
オーモンド	壊滅したボルゴ

全マップ一覧

「忍び」ステータス効果の実装

「忍び」状態の効果解説

サバイバーパークのアップデート

ベビーシッター

パーク名	効果
ベビーシッター	【元効果】 生存者をフックから救助すると、救助された生存者は赤い傷マークと血痕が残らなくなり、(20・25・30)秒間10%の迅速ステータス効果を得る。殺人鬼のオーラが8秒間視える。【調整後効果】 生存者をフックから救出した後、その生存者と殺人鬼のオーラを（8・10・12）秒間可視化する。

与えられた猶予

パーク名	効果
与えられた猶予	【元効果】 フックから救助した生存者は以下の効果を得る。 我慢のステータス効果時間が(6・8・10)秒延長される 移動速度の上昇持続時間が10秒延長される【調整後効果】 救出した生存者のフック救助保護を（8・12・16）秒間延長する。

千里眼

パーク名	効果
千里眼	【元効果】 トーテムを浄化するか、清めると千里眼が発動する。 何も持っていない状態でアビリティ発動のボタンを押すとオーラ可視化の潜在能力を完全に解き放つ。最大(8・9・10)秒間、64メートル以内にある脱出ゲートの各スイッチ、発電機、フック、チェスト、ハッチのオーラが視えるようになる。【調整後効果】 トーテムを浄化するか、清めると千里眼が発動する。 何も持っていない状態でアビリティ発動のボタンを押すとオーラ可視化の潜在能力を完全に解き放つ。最大 (10・11・12)秒間、64メートル以内にある脱出ゲートの各スイッチ、発電機、フック、チェスト、ハッチのオーラが視えるようになる。

切磋琢磨

パーク名	効果
切磋琢磨	【元効果】 一人以上の他の生存者と一緒に発電機の修理を完了すると、このパークが発動する。 一緒に発電機の修理を完了した他の生存者と自分は、(45・60・75)秒間修理の進行速度が5%上昇する。 生存者にはこのパークのアビリティが一度に1回分しか適用されない。【調整後効果】 一人以上の他の生存者と一緒に発電機の修理を完了すると、このパークが発動する。 一緒に発電機の修理を完了した他の生存者と自分は、(100・110・120)秒間修理の進行速度が5%上昇する。 生存者にはこのパークのアビリティが一度に1回分しか適用されない。

希望

パーク名	効果
希望	【元効果】 脱出ゲートが通電すると(5・6・7)%の迅速ステータス効果を受ける。【調整後効果】 脱出ゲートが通電すると (3・4・5)% の迅速ステータス効果を受ける。

弱音はナシだ

パーク名	効果
弱音はナシだ	【元効果】 儀式の間、衰弱状態になる。 あなたの濃い血はほぼ一瞬で凝固する。 血痕を残さなくなる 負傷によるうめき声が常時(25・50・75)%低減される。 回復速度が(15・20・25)%上昇して、瀕死状態から完全に回復する能力を得る。【調整後効果】 儀式の間、衰弱状態になる。 あなたの濃い血はほぼ一瞬で凝固する。 血痕を残さなくなる 負傷によるうめき声が常時100%低減される。 回復速度が(15・20・25)%上昇して、瀕死状態から完全に回復する能力を得る。

オフレコ

パーク名	効果
オフレコ	【元効果】 フックから救出されるか、フックから自力で脱出すると、オフレコが(60・70・80)秒間発動する。このパークとその効果は脱出ゲートが開くと無効になる。 オフレコが発動している間： ・あなたのオーラが殺人鬼には視えなくなる ・怪我の痛みによるによるうめき声が100%減少する ・我慢のステータス効果を得る ※目立つアクションを取ると我慢ステータスを失う(決死と同じ条件で効果が切れる)【調整後効果】 フックから救出されるか、フックから自力で脱出すると、オフレコが(60・70・80)秒間発動する。このパークとその効果は脱出ゲートが開くと無効になる。 オフレコが発動している間： ・あなたのオーラが殺人鬼に表示されない ・怪我の痛みによるによるうなり声が100%減少する ・我慢のステータス効果を得る ・走っている間に赤い傷マークを残さない

リーダー

パーク名	効果
リーダー	【元効果】 8メートル以内にいる他の生存者の治療・破壊工作・フックからの救助・浄化・ゲートの開放・チェスト開錠の速度が(15・20・25)%上昇する。 生存者には、「リーダー」の効果は1度につき1つのみ適用される。 他の生存者が「リーダー」の効果範囲外に出た場合でも、効果は15秒間持続する。【調整後効果】 10メートル以内にいる他の生存者の治療・破壊工作・フックからの救助・浄化・ゲートの開放・チェスト開錠の速度が (20・25・30)% 上昇する。 生存者に適用される「リーダー」の効果は1度につき1つのみ。 他の生存者が「リーダー」の効果範囲外に出た場合でも、効果は20秒間持続する。

幸運の星

パーク名	効果
幸運の星	【元効果】 ロッカーに隠れているとき、痛みによるうめき声を出さない。ロッカーを出たあと30秒間、最も近い発電機と生存者全員のオーラが視え、血痕を残さず、痛みによるうめき声を出さない。 このパークには(40・35・30)秒間のクールダウンがある。【調整後効果】 ロッカーに隠れているとき、痛みによるうめき声を出さない。ロッカーを出たあと30秒間、最も近い発電機と生存者全員のオーラが視え、血痕を残さず、痛みによるうめき声を出さない。 このパークには (35・30・25)秒間のクールダウンがある。

調剤学

パーク名	効果
調剤学	【元効果】 負傷すると調剤学が発動する 発動中： ・チェストの調査速度が(60・80・100)%上昇する ・チェスト開錠時に発生する音が聞こえる範囲が16メートル減少する ・調剤学を装備しているとチェスト開錠アクション完了時に「非常用医療キット」が確実に手に入る。【調整後効果】 負傷すると調剤学が発動する 発動中： ・チェストの調査速度が (75・100・125)% 上昇する ・チェスト開錠時に発生する音が聞こえる範囲が12メートル減少する ・調剤学を装備しているとチェスト開錠アクション完了時に「非常用医療キット」が確実に手に入る。

予想外の展開

パーク名	効果
予想外の展開	【元効果】 予想外の展開は負傷すると発動する。 動かずにしゃがんだ状態でアビリティ発動のボタン2を押すと、音を立てずに瀕死状態に入る。予想外の展開を使って瀕死状態に入った場合、血だまりを残さず、音を立てない。そして、瀕死状態から完全回復することができる。 予想外の展開を使って自分自身を回復する際、その治療が即座に完了し、50%の迅速を(2・3・4)秒間得る。 このパークは、何らかの手段で自分自身を回復すると解除される。 このパークは脱出ゲートが通電すると再び発動する。【調整後効果】 使用時の回復速度を25%上昇させる。

平常心

パーク名	効果
平常心	【元効果】 発電機の修理を初めて開始したとき、殺人鬼のオーラが6秒間、表示される。発電機の修理が完了すると、あなたは(10・12・14)秒間、赤い傷マークを残さない。【調整後効果】 発電機の修理を初めて開始したとき、殺人鬼のオーラが8秒間、表示される。発電機の修理が完了すると、あなたは (20・25・30)秒間、赤い傷マークを残さない。

加速の策略

パーク名	効果
加速の策略	【元効果】 あなたは殺人鬼に追跡されているとき他の生存者のオーラが視え、その間、発電機を修理中の生存者は修理速度が(3・4・5)%上昇する。 自分が1段階負傷すると、このパークは60秒間のクールダウンに入る。【調整後効果】 あなたは殺人鬼に追跡されているとき他の生存者のオーラが視え、その間、発電機を修理中の生存者は修理速度が(3・4・5)%上昇する。 自分が1段階負傷すると、このパークは40秒間のクールダウンに入る。

執念

パーク名	効果
執念	【元効果】 這いずり移動速度が(30・40・50)%上昇し、同時に回復することができる。 瀕死状態の際に発する痛みによるうなり声が75%減少する。【調整後効果】 すさまじい執念により、瀕死状態の際に (15・20・25)% の迅速を得て、自分のオーラが殺人鬼に表示されない。 瀕死状態の際に発する痛みによるうなり声が75%減少する。

寝ずの番

パーク名	効果
寝ずの番	【元効果】 自分と16メートル以内の仲間が目眩まし、衰弱、疲労、無防備、出血、妨害、重傷、無感覚(忘却)の状態から(30・35・40)%早く回復する。効果は範囲外に出た後も15秒間持続する。【調整後効果】 自分と16メートル以内の生存者が目眩まし、衰弱、疲労、無防備、出血、妨害、重傷、無感覚(忘却)のステータス効果から回復する速度が (44・55・66)% 上昇する。 生存者に適用される「寝ずの番」の効果は一度につき一つのみ。 効果は範囲外に出た後も15秒間持続する。

パーク全30種の内容と検証結果｜9.2.0

関連リンク

新キャラ	新パーク
ガスー	貪欲	泳ぐ目	呪術：破滅の序曲
ヴィー	路上生活	ワンツースリーフォー！	ゴーストノート

9.2.0アプデ関連記事
9.2.0アプデ内容	パーク全24種調整内容
ガスーの背景と元ネタ