【陰陽師】幻境試練「深淵の黒影・鬼域編」ストーリーまとめ【ネタバレ注意】
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『陰陽師』の幻境試練「深淵の黒影・鬼域編」のストーリー(シナリオ)をまとめて紹介。
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「深淵」のストーリー
深淵①
深淵① |
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……鬼域の奥、底の見えない深淵の近く【鬼王酒呑童子】 「ここは?峰が鋭い刃の如く険しく聳え立ち、断崖絶壁に囲まれている。天空と大地が人間界のように果てしなく広がり、底見えぬ深淵で妖火が燃え上がる。無数の鬼がこの地で昼も夜も殺し合い、まさに終わりのない殺戮が延々と繰り返されている。弱肉強食以外、なんの戒律も存在しない鬼族の領土、鬼域。数百年の時を経て、俺様は遂にここに戻ってきた。やはり俺様の予想通り、三途の川底の陰と陽が交差するこの場所で、天人が張った結界を突破出来る。しかし、茨木童子の野郎はまたどこに行ったんだ?いや、待て。天人の結界によって遮断された入口に、こんな底の見えない深淵が広がっていたとは。数百年前、俺様は一度鬼域の奥地に訪れたことがある。山岳神ともそこで知り合った。そして俺様が最後に辿り着いたのが、この深淵だった。底の見えない深淵の溝はまるで荒れた大地に刻まれた刃の痕のように、鬼域の最深部に通じる道を全て遮断している。鬼域に伝わる言い伝えによると、この深淵は最古の鬼族が誕生した地だ。千百年前、深淵は既にここに出現した。鬼域より遥かに古い存在だ。深淵は無数の鬼をおびき寄せ、互いに殺し合わせる。同時に、更に強大な鬼族を生み出す。ある意味、底の見えない深淵の存在によって、今の鬼域が形成されたのかも知れない。入口付近の風から、極めて高い霊力を感じる。膨大な霊力がこの深淵の内部に流れ込んでいる……やはり、都と大江山の地脈に流れる霊力は全てここに送り込まれていたのか。果たしてこれは、未知なる鬼族の企みか?或いは天人の陰謀か?妖気を潜めて、この一帯を調べるとしよう。……どうして深淵の入口に強力な巨大結界が張られているんだ?」結界の上空には雲の上まで聳える白い巨塔がある。【鬼王酒呑童子】 「……天人?その軍隊か?何故天人の軍隊が結界の隣に陣を並べているんだ?一体何を企んでいる?感じるぞ、深淵の奥で、何か尋常じゃねえ邪悪な力が渦巻いている。深淵から湧き上がってくるのは霊力ではなく、まるで一種の末恐ろしい未知なる鬼神の威圧のようだ。これは一体何なんだ……鬼域の鬼の先祖か?どうやら、天人の陰謀を暴き、茨木童子の鬼手の暴走を止めるには、この深淵に入り込み、真実を確かめねばならねえようだ。だが情報が不足している今、やぶ蛇になるような事は避けなければ。あれは……?一隊の天人軍が、鬼域の西方向に行軍しようと準備を整えている。どんな陰謀を企んでいるのか、この俺様が暴いてやろう。」 そして時間が経ち……【鬼王酒呑童子】 「俺様はこの天人軍隊の後をつけ、深淵の溝を乗り越え、西へと突き進んでいる。どんどん鬼域の深部に入り込んでいく。こいつら、一体どこへ行くつもりだ?」酒呑童子が顔を上げると、そこには銀白色に輝く雄大で壮観な城が山々の頂に立っていた。雲の上に浮かぶ神聖な島のように、鬼域の荒れた大地を見下ろしている。【鬼王酒呑童子】 「あの宮殿は天人の都か?まさか……分かったぞ。やはり、常識を覆す陰謀が隠されていた。天人一族は、消滅したことなどなかった。いや。それどころか、千年の時を経て今に至るまで、天人は常に鬼域に君臨していた。ただ彼らは、ある計画の為に、結界を張り自分達の領域を隠したんだ。我々が三途の川で突破した結界は、天人が張ったものだ。全ては霊力の流れ着く場所を隠蔽する為に。彼らが霊力を何に使うかは、まだ分からない。だが必ず、雲外鏡が予見した世界の終焉を招いてしまうだろう……そんな結末は、俺様が食い止めてやる。全ての始まり、天人の計画、全ての秘密はあの天神のような城に隠されている。行くぞ。」 |
深淵②
深淵② |
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酒呑童子が一歩踏み出した瞬間、背後から黒い影が鬼魅の如く襲いかかった。【魔神】 「……」【鬼王酒呑童子】 「誰だ?強い。並ならぬ力だ。この気配、鬼族でも天人でもない。くっ……こいつ、この俺様に傷をつけることができるとは。ちっ、少し厄介だ。どうやら苦戦することになりそうだ。だが、これこそ俺様が追い求めていた鬼道の極み。こいつを倒さなければ、前には進めない。さあ、かかって来い。」 【鬼王酒呑童子】 「さっきのは、鬼域の奥に潜む未知の魔物か?怪我を負っても何度でも再生し、無限に力があるようだった。奇異な奴だ。まあいい、先を急ごう。」 |
「無常」のストーリー
無常①
無常① |
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……鬼域の奥、底の見えない深淵の近く【煉獄茨木童子】 「三途の川で天人の結界を突破した後、私は友とはぐれてしまい、鬼域の奥へと進んだ。結界に入ってから、私の鬼手が何故かより一層絶え間なく動いている。偶に意識を失い、再び起き上がると、どこに居るのかすら分からない。まるで何かの本能に呼び起こされたように……この鬼手の意志が更に強くなっているようだ。私の思い通りにならず、私を呑み込もうとするなど、思い上がりにも程がある!道中、私は鬼手と戦いながら、友の妖気を追ってここまで来た。しかし、この底の見えない深淵に到達すると、友の妖気は絶たれた。まさか不慮の事態が起きて、ここで鬼族に襲われたのか?だが、付近に戦いの痕跡はない。友の実力を考えれば、よもや妖気を隠し、どこかへ行ったのでは……この深淵は?深淵の入口に、まさか巨大な拠点の結界が張られているとは。友はかつて私に、鬼域での出来事について話してくれたことがある。ここが天人の地である可能性は極めて高い。拠点の周りでは、数多くの天人の軍隊が厳密に警備している。侵入は難しそうだ。妖気を隠して、深淵へ潜入してやろう。」茨木童子は天人軍隊の目を掻い潜り、密かに深淵の入口へと向かう。しかし入口の結界へ近付くと、鬼手から異様な光が放たれた。【煉獄茨木童子】 「鬼手が、どういう事だ……?!ぐああ!!この有無を言わさぬ強大な力、私をどこかに連れて行くつもりのようだ。」だが予想に反して、茨木童子の鬼手は暴走せず、逆に何としても深淵から離れようと必死にもがいた。【煉獄茨木童子】 「まさか、この私が、本能的に恐怖を感じている……?違う、これは……鬼手の影響だ。感じるぞ、深淵の中から溢れ出す、鬼神の力……人を恐怖で震え上がらせる……?いや、この茨木童子を脅かすものなど、決してこの世に存在しない!うわああああ!!まずい!天人の軍隊に勘付かれたようだ。彼らは一人一人が特殊な能力を持っていると聞く、くれぐれも慎重に行動せねば。深淵の奥に入り調査を行いたいが、今の私では全力を出して奴らを倒すことはできない。おのれ、この憎き腕め……ゴホッ…痛い……まずい、このままでは囲まれてしまう!ぐああ!!」間一髪で、鬼手の戦意が突如高まり、膨大な力が爆発した。鬼手が山の如く膨張し、底の見えない深淵を飛び越え、茨木童子を深淵の向こう岸へと引っ張った【煉獄茨木童子】 「鬼手が私を深淵の向こう岸へと……!天人兵士の追手は来ていないようだ。ふう、しかし、鬼手は私をどこへ連れて行くつもりだ?ん……遠くの方に、何故……銀白色の城が?私の見間違いか?何故殺伐とした鬼域の中に、突然銀色の城が現れたのだ?友はかつて、鬼域の中は至る所が烈火と氷に覆われていると言っていた。ここに聳える壮大な城は、悪鬼の手によって造られたものだとは思えない。言うなれば、天界から降りてきた蜃気楼のようだ。酒呑童子はここへ向かったのだろうか。そんな気がしてならない。」 |
無常②
無常② |
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【魔神】 「……」【煉獄茨木童子】 「鬼域にいるといわれる、強力な鬼族か?この圧迫感、確かに都の鬼族とは訳が違う。これまでの敵とは比べ物にならぬほどの強敵だ。鬼手を制御出来ぬままだが、全力で戦おう。 【煉獄茨木童子】 「こんな相手と戦える機会は、滅多にない。だがやつは私を攻撃しようとしているが、まるで闘志を持たず、戦う意志がないようだ。ゴホッ……こいつ、戦意は無いが、一撃一撃が致命的だ。鬼域に入って以来、全てがあやふやで謎めいている。早く手掛かりを集めねば。」 |
「降臨」のストーリー
降臨①
降臨① |
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……鬼域の奥【源氏の陰陽師】 「頼光様、我々が鬼域内を彷徨い始めてから、既に数か月が経っています。ですが羅針盤の示す位置と記録によると、我々は全く前に進んでおりません。このままで、本当に天人の所在地を見つけることが出来るのでしょうか?」【天剣刃心鬼切】 「源頼光、わざと遠回りをして俺達を振り回すつもりか?」【源氏の陰陽師】 「道中、遠くの蜃気楼を注意深く避けて、陰陽術が破られないこの空間を行ったり来たり。これが頼光様の計画ですか……?」【源頼光】 「もうすぐだ。」【源氏の陰陽師】 「はい?」【源頼光】 「何者かがここに広大な範囲の結界術を施している。地理的な位置を計算すると、天人の所在地はここからそう遠くない。しかし、この強力な結界術のせいで、入口と鬼域はそれぞれ別の空間に存在する。よって、尋常な方法では中に入ることが出来ない。正に、咫尺天涯と言える。」【源氏の陰陽師】 「では、どのような方法で突破すれば?」【源頼光】 「世の陰陽両界には、陰界と陽界を繋ぐ空間の狭間が多数存在している。かつてヤマタノオロチを封印した狭間、黒夜山の陰界の門、生と死を繋ぐ三途の川……そういった場所から入るのが最も早いが、霊力が足りぬ者は、死に値する代価を払うことになるだろう。」【源氏の陰陽師】 「では、武士たちや鬼兵部たちは……」【源頼光】 「だから、我らは方違の術を以て中へ入る。結界の突破口を特定した後、数か月の間、ここを行軍道順の原点とし、結界より大きな方違の術を施した。」【源氏の陰陽師】 「まさか、源氏の軍隊と鬼兵部も全て?」【源頼光】 「その通り。そろそろ限界が近いようだ。急急如律令……破!」源頼光が陰陽術を繰り出す。瞬く間に、周囲の光景は星の巡りの如く目まぐるしく変化を遂げる。三人が我に返ると、空は果てしなき漆黒に包まれ、辺りは剣の山と火の海に囲まれていた。一歩踏み外せば奈落の底に落ちそうな断崖は、巨大な斧によって切り裂かれた溝のようだ。【源氏の陰陽師】 「ここが、鬼域の深淵?!あまりにも深く、底が全く見えない。まるで底なしの穴が万物を吸い込もうとしているようで、なんとも恐ろしい。もしや、我々は他の場所へ転送されたのでは?」【源頼光】 「違うな。これは結界の下にある入口の真の姿だ。」【天剣刃心鬼切】 「待て、他の連中や鬼兵部はここに入れなかったのか?」【源頼光】 「陰陽術が一度に転送出来る人数には限りがある、彼らが来るまで少し時間が必要だ。」【天剣刃心鬼切】 「ならば待っている間、先に天人の情報を調べるぞ。風の中の霊力は、確かにこの底が見えぬ深淵へと流れ込んでいる。俺が下に通じる道を探そう、先に辺りを調べる。」【源頼光】 「待て。全ての真相は、この深淵に隠されていると考えてもいいだろう。だがそれよりも着目すべきは、深淵の上空に聳える白い巨塔だ。」【天剣刃心鬼切】 「あれは?」【源頼光】 「天人の重要な拠点の一つだろう。一見、霊力は深淵に流れ込んでいるように見えるが、実はこの塔を伝って、天空の外の異界へと送られている。」【天剣刃心鬼切】 「道理で鬼域の上空に、何かがゆっくりと迫り来るような、名状し難い圧迫感を感じる訳か。」【源頼光】 「鬼域の上空から、やがて何かが降ってくる。そしてそれは深淵を、鬼域を、鬼族を、人類を、全てを呑み込むだろう。」【天剣刃心鬼切】 「!」【源頼光】 「これこそが天人の目的だ。無論、天人の王だけではなく、ヤマタノオロチも加担している。急がねば、雲外鏡が予見した終焉の光景がじきに現実となってしまう。」【源氏の陰陽師】 「頼光様、すぐに深淵を徹底的に調査しましょう。」【源頼光】 「しかし、この深淵の中には、邪悪な力が封印されている。この圧迫した気配、まるでとある太古の鬼神のようだ。」【天剣刃心鬼切】 「深淵の中の気配に、何故か懐かしさを覚える……圧迫感や恐怖というより、ここは墓地に似ていて、どこか悲しげな雰囲気が漂っている気がする。」【源頼光】 「随分人とは違う見解を持っているようだな。だが、ここは監獄と呼ぶ方がより相応しいだろう。」【天剣刃心鬼切】 「監獄?」【源頼光】 「ああ。ここは天人の地の中枢ではない。西の空を見ろ。」【源氏の陰陽師】 「あれは?!」奥深い暗夜の中に、銀白色の城が遠方で煌めき、鬼域の中で異彩を放つ。【源頼光】 「私の推測が正しければ、天人の真の中枢はこの都だろう。」【源氏の陰陽師】 「なんとも信じ難い。鬼域の中に、こんな神の住処のような建物があるなんて。幻覚かと疑ってしまいます。」【源頼光】 「深淵は全ての終りだが、最古の秘密は必ずこの都に隠されている。深淵の中の鬼神が我らの敵か友かは定かではないが、先ずは都に入り情報を集めるとしよう。」【天剣刃心鬼切】 「源頼光、これは罠だと思わないか?」【源頼光】 「罠だとしても、確かめる必要がある。」【天剣刃心鬼切】 「あそこに到達するまで、まだ道のりは長い。俺達があそこに向かうなら、他の軍隊や鬼兵部はどうする?」【源氏の陰陽師】 「鬼切様、私がここに残ります。」【源頼光】 「いいだろう。源氏軍と鬼兵部が全て入境した後、深淵を越えて待ち伏せするよう兵士達に命じよう。鬼兵部には、全員で深淵の中へ攻め込むよう命じる。」【源氏の陰陽師】 「そんな!」【天剣刃心鬼切】 「待て、それでは鬼兵部が天人の軍隊に見つかってしまう。」【源頼光】 「鬼兵部なら見つかっても構わない。むしろ、そのつもりだ。」【天剣刃心鬼切】 「一体何を考えている?」 |
降臨②
降臨② |
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【魔神】 「……」【天剣刃心鬼切】 「ゴホッ、ゴホ……鬼域の鬼族はどいつもこれ程強い実力を持っているのか?」【源頼光】 「こいつの気配には、無数の砕けた意識、記憶や精神が混ざっている。」【天剣刃心鬼切】 「突出した技はないが、力量だけでもこれ程に凄まじい。攻撃されても、一瞬で回復し、再生する。まるで弱点が見当たらない……」【源頼光】 「ん?こいつは?なるほど。鬼切、知恵を使って戦うぞ。単なる力比べではこいつに勝てない。心して戦いに取り掛かろう。」 【天剣刃心鬼切】 「ふう……ついに……」【源頼光】 「今後もこの強さの敵がうじゃうじゃ湧いてくるだろう。残された時間は少ない。行くぞ、鬼切。」 そして時間が経ち……【迦楼羅】 「ふふふ、良いぞ。都から来た陰陽師と鬼族どもは、皆善見城へと向かった。やはり、全ては天魔様の予想通り。先日、既に数名の魔神を送り込み、やつらの実力を試している。直ぐ天魔様にご報告しよう。我らの計画を始める時が来た。」 |
「天魔」のストーリー
天魔
天魔 |
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……鬼域、底の見えない深淵の最深部。血の海の中、一つの巨大な黒影が、数百の魔神の死骸が積み上がってできた王座に座っている。魔神たちが両端でひれ伏し、黒影の対面にはヤマタノオロチの姿がある。【オロチ】 「天人の王との約束に従い、既に霊力を深淵へ送り込んだ。長きにわたる取引も、遂に完了する。」【???】 「ほう、お前という邪神は、いとも容易く彼を裏切るのだな。」【オロチ】 「お前と出会ったことも、予想外の出来事だった。ならば、私がわざわざ用意した手土産ということにしよう。気に召さないか?」【???】 「皆、ヤマタノオロチは偽装が得意と言うが。上であいつと結託したと思えば、直ぐに地獄へ降りて来るとは。少しは工夫したらどうだ、全くもって誠意を感じれない。」【オロチ】 「手厳しいな、私のような誠実な神に対して、これほど横暴な態度を取るなんて。しかし、高天原のとある故人を想起させる。」死骸の上に座る黒影が、高らかに笑い出した。黒影の背後から触手が飛び出し、ヤマタノオロチの足元を通って、傍にいる魔神の付近まで伸びていく。触手は刃の如く魔神の口の中に入り込み、腹部を掻き混ぜた末、一瞬にして魔神の腹を切り裂いた。【魔神】 「あ、ああ……天魔様……お許し……くださいませ……どうか……!」魔神は狂ったように泣き叫んだが、触手に顎を貫かれ、やがて声が出せなくなり、目玉だけが回っていた。黒影が死骸の頂から飛び降り、血の海を歩き、魔神の半分だけ残った胴体を掴んだ。【???】 「好きなだけ泣き喚き、絶望を味わうがいい。」【魔神】 「うう……!あああ……あ……あ……」轟く爆発音と共に、漆黒の炎が魔神を灰すら残さず喰い尽くした。【???】 「暗闇こそが、お前の帰るべき場所だ。」【オロチ】 「素晴らしいと称嘆したいところだが。随分と荒々しく出迎えてくれたものだ。これがお前の客のもてなし方か?」【???】 「邪神よ、俺の前で貧弱なふりをするのはよせ。もっと良い声で喚けば、俺の機嫌を取れるかも知れないぞ。俺はただ、道を阻む者を皆殺しにするのみだ。」【オロチ】 「ふふふふ、狂暴さにおいて、お前はあの人に勝るとも劣らないな。この世には、お前達のように、全てを捨てることが出来るやつらがいる。果てしない暗闇の中で因果の輪廻を経て誕生した……この世で最も残忍な罪悪を、今度こそ私は見届けることが出来るのか?」【迦楼羅】 「天魔様、ご報告があります。この方は……!」【???】 「気にしなくていい、何だ。」【迦楼羅】 「はっ。天魔様の予想通り、都から来た数名の陰陽師及び鬼王は、天人一族の情報を調査しております。やつらは霊力の流れを辿って深淵にやって来て、揃いも揃って善見城の方向へと向かいました。先日、数名の魔神を送り込み、既にやつらの実力を試しております。」【???】 「うむ。やつらが異族を招き寄せたのなら、それに乗じて、再会の手土産でもくれてやろう。時は満ちた。」【オロチ】 「千百年の間眠っていた伝説が、運命と共に巡る光と影が、再び交わるのか?実に楽しみだ。しかし、お前のことは天魔と呼ぶより、こう呼んだ方が相応しいだろう……阿修羅。」【阿修羅】 「邪神、とくと見るがいい。この深淵で鳴り響く無数の悲鳴は、無垢な天国が幕を閉じる前の最後の残響となるだろう。」 |
幻境試練「深淵の黒影・鬼域編」の攻略情報 | ||
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