【陰陽師】石中赤影イベント攻略まとめ
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『陰陽師』の石中赤影イベント攻略情報をまとめて記載。石台符文の闇影の場所や赤縞の石の石板の謎解きの答えに加え、物語も記載しているので参考にどうぞ。
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イベント概要
期間 | 1/13(木)8:00~1/19(水)23:59 |
条件 | 陰陽師レベル15以上 |
石中赤影イベントは二段階に分かれている。第一段階の「石台符文」で符文を開放し、第二段階の「石板の謎」で謎解きをするイベント。
イベントアイテム
アイテム | 内容/獲得方法 |
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真紅の頁 |
【内容】 真紅の紙切れ、その上の模様は命を持つかのように動いている。 「真紅の頁」を1個消費すると、石中赤影イベントで符文を1つ開放できる。【獲得方法】 マップの未探索区域を探索する |
第一段階「石台符文」の概要と場所一覧
探索画面で闇影を探す
毎日探索地図画面へ向かい、羅針盤の示す方向を辿ると、「闇影」を発見し、イベントシナリオを開放でき、さらにアイテム「真紅の頁」を獲得できる。
闇影の場所一覧(ネタバレ注意)
日 | 闇影の場所 |
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第一夜 | 異聞ダンジョン右側 |
第二夜 | 御魂ダンジョン左側 |
第三夜 | 異聞ダンジョン右側 |
第四夜 | 探索25章右側 |
第五夜 | 御魂ダンジョン左側 |
第六夜 | 式神派遣下側 |
第七夜 | 御魂ダンジョン左側 |
真紅の頁で符文を開放
「真紅の頁」を石台の空いている箇所に入れると、符文を開放できる。開放すると報酬からアイテムを受けるとることが可能。
※イベント終了時、未使用の「真紅の頁」1個につき、自動で銭貨1000に換金される。
第二段階「赤縞の石」の概要と謎解きの答え
石板を回転して力の回路を繋げる
全ての符文を開放すると、石台が変化し、第二段階目に入る。4箇所から赤い力を中心に集めて石板の謎を解き明かそう。
石板をタップして回転させ、力の回路を繋げると最終報酬を獲得できる。
謎解きの答え(ネタバレ注意)
イベント報酬一覧
条件 | 報酬 | |
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【石中赤影】 石板の最後の謎を解き明かす |
神秘の霊符 |
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【第一夜】 石板の符文を1つ開放 |
スタミナ×100 |
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【第二夜】 石板の符文を2つ開放 |
オロチの逆鱗×15 |
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【第三夜】 石板の符文を3つ開放 |
勾玉×50 |
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【第四夜】 石板の符文を4つ開放 |
スキン券×20 |
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【第五夜】 石板の符文を5つ開放 |
★6青吉鬼 |
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【第六夜】 石板の符文を6つ開放 |
★3奉為ダルマ |
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【第七夜】 石板の符文を7つ開放 |
御行ダルマ(欠片)×3 |
※イベント終了後、受け取らなかった報酬はメールにて配布。
イベント物語
水脈の戯・一
水脈の戯・一 |
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日が暮れた部屋の中、明かりが一つ灯っている。調査から帰って来たばかりの源博雅は、強張った顔で不得意な書類仕事と向き合っていた。【源博雅】 「……これで、一段落つくはず……くそっ!」【神楽】 「博雅お兄ちゃん、どうしたの?あの山村の調査報告を書いてるの?面倒かもしれないけど、これもお仕事なんだから、がんばって。」【源博雅】 「いや、違うんだ、神楽。今回はその……なんて言うか……胸糞悪いことがあったんだ。以前、この村が突拍子もなく消えたって報告があっただろ……報告者は妖怪の仕業だと疑ってたんだっけな?しかし俺が実際に行ってみると、村の外れに大量の乗り物が打ち捨ててあった。中の村人は、殆どが鋭利な矢と刀によって…………悪い、こんな酷いこと、お前に言うんじゃなかった。忘れてくれ、神楽。」【神楽】 「ううん、私は大丈夫。博雅お兄ちゃんは、強盗の仕業だと思ってる?……もしそうなら、せめて私も一緒に討伐に……」【源博雅】 「いいんだ神楽、もう遅いから、先に帰って休め。こっちは俺一人で何とかする。」【神楽】 「……うん、分かった。博雅お兄ちゃんも無理しないでね。」【源博雅】 「ああ、心配かけて悪いな。早めに休めよ。(痕跡から分かる、犯人は犯行時に金品を奪ってはいない。村がもぬけの殻になってから、他の誰かが時間をかけて盗んでいったんだ……そしてこの鉄製の矢じり……ふん、盗賊はおろか、軍でさえこんな技術を持っているかどうか貴族の護衛、或いは……私兵の仕業だ!間違いない!だが、動機は一体……何故これ程の重武装で、こんな地味で小さな村の人々を虐殺したんだ?……今度晴明に会ったら、この件について聞いてみるか。)」 |
水脈の戯・二
水脈の戯・二 |
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【白蔵主】 「セイメイ様、セイメイ様!先程、他の陰陽師様の式神が訪ねてきましたよ!贈り物と手紙は小白が預かりました!」【晴明】 「ほう?丁度手が空いたところだ……誰がどんな要件で訪ねてきたんだ?」【白蔵主】 「えっと、あれは山下家の……名前は別にいいでしょう、ただの使い番みたいですし。彼が仕えている陰陽師様は、領地の水源が汚染されたと嘆いているみたいです。折角植えた花や草木は枯れ、水からは異臭が漂い、随分と景観を損ねているようです……あっ!まさか!セイメイ様を清掃員代わりにしようとしてるんじゃないですか?ひどいです!」【晴明】 「落ち着け、小白……そう簡単な話ではない筈だ。あちらの陰陽師も、以前私の傍で修行をした身だ。戦闘の実力はともかく……貴族の屋敷や領地に関する簡単な仕事であれば、彼にとっては朝飯前だろう。そして、彼らがここを離れる時、大妖怪の侵入や、大勢を巻き込むような手に負えぬ呪いなどがあれば、何時でも私に連絡を寄越して構わないと伝えてある。あの陰陽師は物事の加減を知っている。今回の汚染は、私の言ったような災害に勝るとも劣らない大事だと彼は判断したのだろう。ほら、機嫌を直せ、小白。何があったのか、確かめてみよう。」 |
水脈の戯・三
水脈の戯・三 |
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明け方、晴明の屋敷に招かれざる客が訪れた。【神楽】 「あっ、博雅お兄ちゃん、晴明を探しに来たの?晴明なら、昔の部下……お弟子さんの援助要請を受けて、調査に出掛けたよ。」【源博雅】 「……それで、あの犬っころも後をついて行ったのか?ったく、ついてねぇな!」【神楽】 「あれ、博雅お兄ちゃん、今日はわざわざ小白に会いにきたの?やっと仲直りしたんだね。」【源博雅】 「仲直りとは何だ!自分の兄をあの犬っころと一緒にするな!実は、出来損ないの次男が失踪したって、ある貴族に捜索を頼まれたんだ……近頃、一か月に一回か二回はこんな通報を受ける。拉致にしては、誰も身代金を要求して来ないし、誘拐にしては、被害者もとっくにそんな年頃を過ぎているしな。しかも、そのうち数人は使用人を連れて、狩りだの何だのと出掛けたきり、二度と帰ることはなかったらしい。で、行方くらいは何とか知りたいってことで俺のところに来て、未解決事件を押し付けていくんだ。虎に食われたのか、女と駆け落ちしたのか、誰もいない所に引き籠ったのか……行方くらいは分かるだろう、ってな。ほら、今こそあの犬っころの出番だろ!貴族の子の洗ってない服や下着や靴下だって持って来たんだ!」【神楽】 「……博雅お兄ちゃん、小白は犬じゃないよ……喧嘩中のやり取りを事実だと思い込んじゃだめ。それと、靴下を触った手で、私に触らないで!」【源博雅】 「なっ!なに!神楽、ま、まさか、俺のことが嫌いになったのか?!」 |
水脈の戯・四
水脈の戯・四 |
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助けを求める貴族の領地の調査を経て、晴明は深く考え込む。【晴明】 「……確かにこれは、単なる汚染ではない……川の水の色と粘度から見ると、一般の汚れというより……血に近い。だが、この呪いは一体どうやって展開されたんだ……これ程の面積と効力、私でも三十日以上かかる大掛かりな儀式が必要となるぞ。」【白蔵主】 「セ、セイメイ様さえ太刀打ちできない呪いですか?!」【晴明】 「そんなことはない。ただ、奴らの行動原理が少し理解できないだけだ。密閉された空間であれば、私なら一日か二日でこの儀式の効果を実現できるだろう。しかし、開けた屋外では、要する時間も霊力も全く異なる。それ以前に、外界でこのような広大な地域を囲って儀式を行えば、とっくに気付かれる筈だが……いや、或いは、水流に任せて…………!!!」【白蔵主】 「ど、どうしたんですか、セイメイ様?」【晴明】 「昔の出来事を……思い出したに過ぎない。水脈に沿って流れる霊力は、現在の儀式の一部であり、未来の儀式の前置きでもある……小白、直近の似たような援助要請をまとめ、関連する水脈図や地図を用意するよう陰陽寮に依頼してくれ。今回の汚染は、恐らく一筋縄ではいかないだろう。」 |
水脈の戯・五
水脈の戯・五 |
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夕暮れに染められた廊下で、神楽は助けを求めに来た吸血姫に会った……【吸血姬】 「みんな出掛けた?あぁ……間が悪かったかな。」【神楽】 「どうしたの?みんなすぐに戻ってくるはずだけど、何かあったの?」【吸血姬】 「……うん……ちょうどいいのかもしれない。神楽なら、私を理解してくれるはず……だって、私の身に起きたことは、具体的な「何か」というより……感覚、と言った方が近いから。説明しても、他の人には理解できないと思う。それに、実在する証拠もないし……私だけが確信を持てる。あの感覚と呼びかけは、本当に存在すると。」吸血姫はここ数日、彼女を困らせている「夢」の話を始めた。【吸血姬】 「私は随分長い間、いわゆる「夢」を見ていなかった。妖怪になって以来、少しの物音で起きるようになり、深い眠りに就くことが難しくなったから。でも、最近休憩していると、私は長時間意識を失い、幻覚を見ることがある……確信はないけれど、人々が「夢」と呼ぶものに近いはず。夢の中、血月に照らされ、黒い影が宙に浮かんでいた。でも、姿はよく見えなかった。初めて会うのに、母かと思うような親近感を感じる女の人が沢山いた……ううん、あれは皆妖怪かな。彼女たちは黒い影の周りを舞い、人間には分からない歌を口ずさんでいた。そのうちの一人が私を見つけると、こっちへ飛んで来て、私を抱き上げた……私はちっとも怖くなかった。それどころか、温もりを感じた。彼女の懐の中から頭を上げると、私は遠くにある黒い影を見た。姿はまだはっきりと見えなかったけれど、その瞬間、私は気づいた。あの方こそが…………「始祖」様……」 |
水脈の戯・六
水脈の戯・六 |
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失踪した貴族の若者たちを探すべく、博雅は数日間周辺を調査した。【源博雅】 「しかし、真相に辿り着きそうになった矢先に、調査の中止を要求する手紙が届いた。あいつらめ……!俺が真相を暴くことを恐れていやがる!何が貴族だ……人を獣のように狩り、それを楽しんでいるんだろう!どうりで、どうりで幾つもの村が突然消えたわけだ……こいつら、平民を何だと思っているんだ!!くそっ、このまま調査を中止することになれば、真相どころか、充分な手掛かりも手に入らない。被害者から加害者まで、全ての当事者が跡形もなく消えてしまった……これは恐らく、人の成せる業ではない……どうやら、晴明のやつを呼んで、じっくりと調査する必要があるらしい。具体的な陰陽道があれば、こいつらが「人を狩った」後、一体どこに向かったのか分かる……あいつらが生きている限り、一人たりとも逃さない!このくそったれどもには、必ず罪を償わせてやる!」だが、博雅は心に幾つかの懸念を抱いていた。【源博雅】 「(今回調査の中止を命じたやつは、一見貴族の若者たちと何の関係もない。なのに何故前触れもなく……彼らにとっては取るに足らないような事を気にかけるんだ?貴族の醜態を覆い隠す為に、上の権力者と繋がり、俺の調査を取り止めさせたのなら、動機としては辻褄が合う……だが、もし本当にそうだとしたら、何故一旦俺に捜査を依頼したんだ?それに、あんな事をやってのけるやつなら、この程度の調査など恐れるに足りない筈だ……動機と、行動の規模が矛盾している。この裏には、何か他の企みがあるのか?)」 |
水脈の戯・七
水脈の戯・七 |
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寮内の陰陽師の助けを借りて、晴明は汚染事件の報告を基に、地図の上で図形を描き出した……【白蔵主】 「こ、これは、法陣ですか!」【晴明】 「ああ……地下の水脈と地上の川がどちらも法陣の一部になっていたとは、虚をつかれたな。そして、これらの線を結ぶ「点」は、一つ一つの村だ……調査によると、重要な「点」に当たる村では、村人が全員不可解な失踪を遂げている……いや、生贄にされた、と言う方が妥当だろう。私の記憶が確かなら、博雅、以前に似たような失踪事件を調査していたな?」【源博雅】 「……ああ、貴族の若者の、人を狩る悪趣味と失踪事件が絡んでいたが、調査は先日取り止めさせられた。」【白蔵主】 「とするとセイメイ様、裏でこの一連の事件を企てていたのは、人間でしょうか、それとも……」【晴明】 「人間は実行者に過ぎない。計画を立て、全てを操っていたのは、恐らく妖怪の類いだろう。海国の彼が過去に企んだ計画とは全くの別物だが、ある意味同じ穴の狢だな……今回の黒幕を捕らえたら、彼に会わせてやりたいものだ。」【白蔵主】 「こんな時に冗談言わないでください、セイメイ様!次の目的地はどこですか?」【晴明】 「ああ、私の推測が間違っていなければ、次の目的地はここだ……」そのとき、神楽が吸血姫を連れて、門のところに現れた。【神楽】 「晴明、吸血姫が教えてくれた事がある。考えたけど、この事は、晴明に話す必要があると思う。」神楽は、吸血姫が見た「始祖」に関する夢を晴明に伝えた。【吸血姬】 「血月の月相は、ずっと変化している……始祖様が「あそこ」で私を呼んでいるのを感じる……」吸血姫は二歩前に出た。彼女の指は、偶然にも先程晴明が示した場所でぴたりと止まった。ある川沿いの小さな村、その名は……「知川久」。 |