【陰陽師】高天の謎ストーリーまとめ【ネタバレ注意】
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『陰陽師』の高天の謎イベントの見世雅劇ストーリー(シナリオ/エピソード)をまとめて紹介。
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高天の謎ストーリー
画策
画策ストーリー |
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【オロチ】 「浮世の終焉来たれり、日月は空に並び、星々は闇に包まれる。日月は輝きを失い、共に赤き海に沈む。どうやら終焉の刻は、思ってたよりもずっと素晴らしいようだな。お前も待ち焦がれていたのでは、黒鏡?」【雲外鏡・陰】 「……」【オロチ】 「あれほど人間の苦しみに同情する都の守護者が、あんなにも真っ黒な魂を創り上げたとはな!なんという愛らしい話じゃ!そして始りの時より、神は既に布石を打っておいた。狭間に巣ごもる数千年の間、源氏は幾度も取引をしてくれた。そして生贄の巫女の亡霊は黒き大蛇へと変生を果たした。都の陰陽師達がそれをぶっ潰した時、同時に陰界と陽界の狭間も壊したんだ。歴代の源氏の陰陽師達の手を借り、私は魂を、天羽々斬に破壊された神格を直した。おかげで私は「審判者」として、今一度人の世に降り立つ。千年の間、蛇魔の影は人間界を侵食し、都や鈴鹿山などの地から霊力を汲み取り続けている。それをもって、私は新しい取引を成立させ、十分に強い「処刑者」を見つけ出した。鈴鹿山の主を誘き出し、都に戦争を仕掛けるよう海国の侵略を煽った。蛇魔を通じて神器雲外鏡を侵食した上、都の陰陽師達が雲外鏡を浄化することを利用し、白鏡の欠片を各地にばらまいた。このように劇的な因果関係は、運命の定めではなく、私の意志によるものだぞ。今、「審判」が欠けている鍵は、残り一つだ。」 |
詰問
詰問ストーリー |
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【オロチ】 「都の運命は、数千年前から既に決まっているかもしれない。」数千年前、高天原……【オロチ】 「もし神は全知、全能、全善たる存在ならば、この世の罪とは一体どこから来るのだ?原初の世界は無秩序で荒れ果てている。最初の神々は天地を分かつ。神々は山、川、海、風、雨、火に成る…最後に、彼女が現れた。」【天照】 「我が名は天照、光輝の神なり。汝らは悉く我が生むとなり、即ち我は全知全能の神なり。我は世に万物をもたらした、しかしてこれにて止まる定めにあらず。我は次に創造するもの、名は「愛」となり。」【オロチ】 「世は愛が故に潤う。闇夜は消え去り、輝きは大地に戻る。万物は天照の輝きに触れた瞬間、愛を知った。彼らは愛し合い、世界を、そして何よりも天照を愛している。愛の中で、人間が生まれた。神々は天照に感化される。そして、神は高空に神留坐す。人は地に平伏す。神々の住居は……「高天原」と呼ばれる。しかし、これらは全て天照の虚言に過ぎない。人間の苦痛にもがく姿はいとも生々しく、悪と欲の輪廻と反噬が、なんと美しいことか!これぞ欲望と自由の哀歌なり! |
悪神
悪神ストーリー |
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数千年前、高天原、神獄……【オロチ】 「全知全能の天照よ、お前は人に愛されているように、人を愛しているか?」【天照】 「我は人に愛されている以上に、人を愛している。」【オロチ】 「ならばなぜ、人を創造しておいて、彼らが苦しむことを許し、また彼らを裁く?」【天照】 「彼らが罪に染まったからだ。」【オロチ】 「罪だと?お前が全知全能の存在ならば、この世の罪とは一体どこから来るのだ?人を創造しておいて、彼らを罪から守ることもできないのか?できないのなら、お前は一体何をもって神々を統べる神になった?分かった。罪とは、もとより天照の分身だ。罪よ!……ここがお前たちの牢獄か?!実に悲しい。お前たちは高天原を統べる天照の分身たる者!強大な力を持ちながら、人々に知られることはついぞなかった!神々の頂点となった天照は、お前たちを牢獄に送り込んだ。ならば私は牢獄の扉を開き、お前たちに自由を与えよう!」六つの罪を人間界に送り込んだ蛇神は、彼らに人間を弄する手段を教え、人間を堕落させるよう命じた。より一層災いを恐れるようになった人間は、我が身を守るために罪を祓い、彼らを悪神と呼んだ。六つの罪は六柱の悪神となり、常にヤマタノオロチの傍らにいる。人間はその集団を……「七悪神」と呼ぶ。高天原に名を連ねる存在ではないが、高天原の神々よりも恐れられている。蛇神に唆された悪神は瘴気で人間を堕落させ、妖魔の数を増やしていく。罪多き人間界では、瞬く間に妖魔の軍勢が形成された。屍山血河を築く人間との妖怪の戦いは、蛇神が見てきたどの戦いよりも悲惨極まりない戦だった。【オロチ】 「形を持つものは誕生した時より自由を失い、肉体という牢獄に閉じ込められる。しかし心は違う。どんなに弱い体でも、自由を憧れる心を持っている。そして自由の中には、無限の力が秘めている。例え神でも、抗うことのできない力が!しかし、全ての心に枷を掛けた天照はあることを強要した。自由を罪と見なし、強者を罪人と見なすことを!その枷とは、彼女が言う「愛」なのだ!悪神ども、我々は天照の光輝の中から衆生を救うんだ!我々こそが、この世の救世主だ!」 |
処刑
処刑ストーリー |
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ヤマタノオロチをはじめとする七悪神は人間界に災いを成す。故に、高天原は軍を統べる須佐之男に災いを鎮めるように命じた。敗れた六悪神は六道に封印された。そしてヤマタノオロチは高天原に裁かれた。数千年前、高天原、刑神場……【高天原の神々】 「七悪神は、原初の神に当たり無限に近い寿命を持つ。奴らの神力は万物と共にある。神を滅ぼす方法は本当にあるのか?」【須佐之男】 「刑具となる神器を鍛造し、その神格を消滅させる。」【天照】 「須佐之男の骨を芯に、ヤマタノオロチの血を釉薬にして作られた六つの刑具。それは鏡のように受刑者と同等の力を映し出し、処刑する力を得る。神格に触れれば相殺し、神格を消滅させ、罪ある神を滅ぼすことができる。その名は……「天羽々斬」。処刑の儀は須佐之男に任す。」【須佐之男】 「御意。」【高天原の神官】 「蛇神は人間を惑わせた!反逆罪だ!罪に裁きを!」【天照】 「審判開始。」【高天原の神官】 「蛇神の神格を天秤の皿に置き、八咫鏡より軽ければ無罪となる。八咫鏡より重ければ、即処刑となる。」ヤマタノオロチの神格が天秤の皿に置かれた途端、天秤は傾いた。処刑場を囲む神々は、ヤマタノオロチの罪の重さに驚愕し、小声で話し合った。【高天原の神々】 「蛇神は大罪を犯しました。天照様の裁きを。」【天照】 「蛇神は罪を犯した。彼の神格を破壊する。灰燼に帰し、土に還り、万物と一つになる。」【オロチ】 「天照よ、罪が無いとはよく言ったものだ。高天原に神留坐す八百万神のことを知らず、善悪を相殺した後、一体何人の神格がその八咫鏡よりも軽くなる?お前は断言できるか?神格が八咫鏡よりも重くなれば、この高天原で処刑され、灰燼に帰すべきだと!はははは…処刑するがいい!」【天照】 「須佐之男、処刑を。」…………………………【高天原の神々】 「須佐之男様……そ、それは?!うあああ……!!!」【オロチ】 「はははは……天照、今度はお前が裁かれる番だ。」 |
裁判
裁判ストーリー |
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数千年前、高天原、刑神場…… ヤマタノオロチは神々に刃向かい、最後は神格を潰された。深手を負ったヤマタノオロチは大蛇に姿を変えざるを得なかった。そして天羽々斬に貫かれた大蛇は、雲の上から落ちてきた。【オロチ】 「信仰は往々にして想像もつかぬ絶大な力をもたらす。しかし私はその力を甘く見ていた。人々は「愛」を「免罪符」にしていると、かねがね耳にした。しかし「愛」と「罪」の創造主である天照は、この出鱈目な代物を認めなかった。」【天照】 「審判は終わったが、この世には邪神がはびこっている……」【高天原の神々】 「審判の真実が公になれば、間違いなく反乱が起きる。」【月読】 「八百万神に告げる、蛇神に下した審判の真実を。須佐之男が神獄で邪神と結託した。」空から落ちる時、天羽々斬は人間界の土地を切り裂き、巨大な狭間の裂け目を作ってヤマタノオロチをそこに封印した。こうして、邪神は人間界に落ちた。【オロチ】 「光と闇が交じり合う地より真神は怒涛の如く顕現し、世に神罰を下し、罪人を根絶する。慟哭が静まり返る時、万物は再び原初に帰る。罪の罪による罪のための素早しい世界を夢見ている故、私は片時も高天原の転覆を諦めなかった。人類、妖魔、神々、高天原…終焉の瞬間を迎える今、私が最後の哀歌を奏でてあげる。これは、高天原への私の……「終焉審判」なり。」 |