【陰陽師】花合戦2024「流光追月神」如月イベントの進め方と任務&報酬まとめ【毎日任務イベント】
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『陰陽師』の花合戦2024「流光追月神」如月イベントの進め方と任務&報酬をまとめて紹介。墨染花札報酬の開放方法や花札経験値の上げ方なども記載しているので参考にどうぞ。
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花合戦2024イベント一覧 | |||
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睦月 / 1月 |
如月 / 2月 |
弥生 / 3月 | 卯月 / 4月 |
皐月 / 5月 | 水無月 / 6月 | 文月 / 7月 | 葉月 / 8月 |
長月 / 9月 | 神無月 / 10月 | 霜月 / 11月 | 師走 / 12月 |
イベント概要
イベント期間 | 2/1(木)1:00~3/1(金)0:59 |
花合戦イベントは、任務をクリアして花札経験値を集めることで、様々な豪華報酬を貰えるイベント。流光追月神スキン「謡う花月」を始め、御行ダルマや限定描画、アイコン枠など貰えるので、ぜひ参加しよう。
庭院からメニューからイベントページへ
花合戦イベントは、庭院メニューアイコン「花合戦(毎日任務)」からイベントページに行ける。
イベントの進め方
指定任務をクリアして花札経験値を獲得
指定された任務をクリアすることで「花札経験値」を貰うことができ、報酬レベルを上げることができる。花札経験値を100溜めると、報酬が1つ進む。
※任務によって貰える花札経験値は異なる
必要花札経験値 | |
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Lv0 ~ Lv30 | 3,000 |
1日辺りの目安 | 103 ~ 104 |
1日辺りの目安 (フル購入者) |
68 ~ 69 |
※Lv30以降に獲得した経験値は、イベント終了後に銭貨に変換される
魂玉で墨染花札報酬開放
魂玉30個で通常購入すると、墨染花札報酬(下段)が開放され、より多くの報酬を獲得できる。魂玉68個でフル購入すればプラスでアイコン枠、花札経験値、勾玉を即獲得可能。課金が必要ではあるが、報酬内容は非常に豪華なので余裕がある場合は購入がおすすめ。
最初に魂玉30個で通常購入し、途中でフル購入したくなった場合は魂玉38個で購入可能。途中でフル購入した場合は、上段で開放されてる経験値分の報酬は一気に開放される。
開放報酬
魂玉 | 開放報酬 | ||
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魂玉30個 (通常購入) |
謡う花月 (流光追月神スキン) |
御行ダルマ |
祝礼 (挿絵) |
魂玉68個 (フル購入) |
謡う花月 (流光追月神スキン) |
御行ダルマ |
祝礼 (挿絵) |
花月羽衣・舞アイコン枠 (即獲得) |
花札経験値×1,000 (即獲得) |
勾玉×200 (即獲得) |
|
ログインテーマ (即獲得) |
購入しない場合は上段の報酬15個のみ
購入しない場合は、上段の報酬15個のみ獲得できる。購入することで+30個の報酬が追加される(計45個の報酬)。
前回入手した20%割引券を使用可能
前回の花合戦イベントLv30報酬で入手した「花合戦20%割引券・如月」を使うことができる。
20%割引後 | |
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通常購入 | 魂玉24個 |
フル購入 | 魂玉54個 |
※今回獲得できる割引券は次回の花合戦・弥生イベントで使用可能
魂玉の入手方法と使い道 |
いいねを送って花札経験値獲得
毎日順位で友達にいいねを送れる。いいねをすることで花札経験値獲得できる。
いいね人数 | 花札経験値獲得 |
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1~4人目 | 2 ※確率で18獲得 |
イベント任務と獲得花札経験値一覧
今日(デイリー任務)
任務 | 花札経験値 | |||
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封印懸賞完成【2回まで】 |
×5 |
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狩り戦/陰界の門に参加【1回まで】 |
×10 |
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百鬼夜行参加【1回まで】 |
×5 |
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逢魔ボス挑戦【1回まで】 |
×10 |
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闘技戦闘勝利【18回まで】 |
×5 |
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御魂強化【1回まで】 |
×5 |
|||
結界経験値の受け取り【1回まで】 |
×5 |
|||
ハートを贈る【5回まで】 |
×2 |
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祈念【6回まで】 |
×10 |
|||
結界突破勝利【12回まで】 |
×5 |
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探索ダンジョン【7回まで】 |
×12 |
|||
覚醒ダンジョン【13回まで】 |
×6 |
|||
御魂ダンジョン【17回まで】 |
×6 |
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式神派遣【1回まで】 |
×5 |
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六道の扉をクリア【1回まで】 |
×20 |
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1匹の契霊と契約する【1回まで】 |
×20 |
今週(ウィークリー任務)
任務は、勾玉10で更新可能(更新回数5回)。週任務は月曜日の0時に更新。
簡単任務1(花札経験値20)
任務名 | |
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1 | 毎週最初のログイン |
簡単任務2(花札経験値25)
任務名 | |
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1 | 一日でスタミナ【200Pt】を消費 |
2 | 石距を【5体】倒す/怒りの石距 |
3 | 累計銭貨を【100万】消費 |
4 | 真オロチ3階以上の報酬を【2回】獲得 |
5 | 妖気封印【10回】クリア |
6 | 百鬼夜行でSRの欠片を【5枚】獲得 |
7 | 協力した封印懸賞【10回】クリア |
8 | 逢魔が時のボス戦の【トップ150】に入る |
9 | 【2体】の異なる地域鬼王に挑戦する |
10 | 今週の前進異聞挑戦【第4階】をクリア |
11 | 同心の蘭報酬を【5回】獲得する |
12 | ランク6の御魂を【10個】増やす |
13 | ランク6の御魂【3個】をランク15に |
14 | 陰陽寮任務を【40回】クリア |
15 | 百鬼戦で【3回】勝利報酬を獲得 |
16 | 式神派遣の基礎報酬以上を【6回】獲得 |
17 | 協戦式神を【10回】使用される |
18 | 共同闘技で【1回】勝利 |
19 | 封印懸賞を【3個】達成 |
20 | 闘技で男性式神を【15回】撃破する |
21 | 闘技で女性式神を【15回】撃破する |
中等任務(花札経験値50)
任務名 | |
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1 | 一日でスタミナ【400Pt】を消費 |
2 | 真オロチ5階以上の報酬を【2回】獲得 |
3 | 結界突破中雪幽魂効果【20回】発生させ勝利 |
4 | 共同闘技で【2回】勝利 |
5 | 妖気封印【30回】クリア |
6 | 【5個】のランク6御魂をランク15まで強化する |
7 | 百鬼夜行でSRの欠片を【10個】獲得 |
8 | 協力した封印懸賞【15回】クリア |
9 | 闘技で女性式神を【30回】撃破 |
10 | ランク6の御魂を【15個】増やす |
11 | 【5体】の地域鬼王に挑戦する |
12 | 叢原火(癡)に【10回】挑戦する |
13 | ランク6式神を【1体】増やす(転換券含まず) |
14 | 協戦式神を【30回】使用される |
15 | 陰陽寮任務を【100回】クリア |
16 | 今週の前進異聞挑戦【第7階】をクリア |
17 | 式神派遣の達成報酬以上を【3回】獲得 |
18 | 【4体】の地域鬼王に挑戦する |
19 | 封印懸賞を【6個】達成 |
20 | 石距を【10回】倒す/怒りの石距 |
21 | 闘技で男性式神を【30回】撃破する |
22 | 闘技で女性式神を【30回】撃破する |
困難任務(花札経験値100)
任務名 | |
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1 | 一日でスタミナ【600Pt】を消費 |
2 | 共同闘技で【8回】勝利 |
3 | ランク6の御魂を【20個】増やす |
4 | 【9回】協力して封印懸賞を完成 |
5 | 逢魔が時首領戦で【15位以内】に入る |
6 | 【10個】のランク6御魂をランク15まで強化する |
7 | 百鬼夜行でSSRの欠片を【1個】獲得 |
8 | 協戦式神を【30回】使用される |
9 | 式神派遣の完璧報酬を【6回】 |
10 | 累計銭貨を【500万】消費 |
11 | 封印懸賞を【9個】達成 |
12 | 百鬼戦で【6回】勝利報酬を獲得 |
13 | 真オロチ8階以上の報酬を【2回】獲得 |
14 | 今週の前進異聞挑戦【第9階】をクリア |
今月(マンスリー任務)
個人任務(花札経験値150)
任務名 | |
---|---|
1 | 闘技が八段に達する【1回】 |
2 | 累計【魂玉300】を購入 |
3 | スタミナ【3,000Pt】を消耗 |
4 | 式神スキン【3個】獲得 |
5 | ランク6式神【1体】追加(転換券含まず) |
6 | 神秘召喚【100回】 |
世界任務(花札経験値30)
任務名 | |
---|---|
1 | 墨染花札購入人数【10,000人】 |
2 | 流光追月神が戦いに参加【50,000回】 |
3 | 謡う花月の獲得人数【10,000人】 |
イベント報酬一覧
普通花札報酬
進度 | 報酬 | |
---|---|---|
2 |
普通花札パック(小) |
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4 | ||
6 | ||
8 | ||
10 |
花月羽衣アイコン枠 |
|
12 |
普通花札パック(中) |
|
14 | ||
16 | ||
18 | ||
20 |
奉為ダルマ |
|
22 |
普通花札パック(大) |
|
24 | ||
26 | ||
28 | ||
30 |
花合戦20%割引券・弥生 |
※花合戦割引券を使って花合戦イベント期間中に黒染花札を購入すると、20%引きになる(次回の花合戦・弥生イベントから使用可能)。
普通花札パック
普通花札パック | 報酬 (いずれか1つ選択) |
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普通花札パック(小) |
①オロチの逆鱗×10 ②銭貨×20,000 ③スタミナ×15 |
普通花札パック(中) |
①オロチの逆鱗×20、★4青吉鬼×1 ②銭貨×40,000、勾玉×5 ③スタミナ×40、桜餅×5 |
普通花札パック(大) |
①オロチの逆鱗×20、★5青吉鬼×1 ②銭貨×100,000、勾玉×10 ③スタミナ×80、桜餅×10 |
※花札パックは、パック内の報酬の中からいずれか1つを選択して受け取ることができる。
墨染花札報酬(魂玉30個で開放)
進度 | 報酬 | |
---|---|---|
1 |
墨染花札パック(小) |
|
2 | ||
3 | ||
4 | ||
5 |
墨染花札パック(小) |
神秘の霊符×1 |
6 |
墨染花札パック(小) |
|
7 | ||
8 | ||
9 | ||
10 |
祝礼挿絵 |
神秘の霊符×1 |
11 |
墨染花札パック(中) |
|
12 | ||
13 | ||
14 | ||
15 |
墨染花札パック(中) |
吉運ダルマ×2 |
16 |
墨染花札パック(中) |
|
17 | ||
18 | ||
19 | ||
20 |
謡う花月 (流光追月神スキン) |
吉運ダルマ×1 |
21 |
墨染花札パック(大) |
|
22 | ||
23 | ||
24 | ||
25 |
墨染花札パック(大) |
吉運ダルマ×3 |
26 |
墨染花札パック(大) |
|
27 | ||
28 | ||
29 | ||
20 |
御行ダルマ |
吉運ダルマ×1 |
墨染花札パック
墨染花札パック | 報酬 (いずれか1つ選択) |
---|---|
墨染花札パック(小) |
①オロチの逆鱗×10 ②銭貨×60,000 ③スタミナ×50 |
墨染花札パック(中) |
①オロチの逆鱗×10、逢魔の魂×5、★5青吉鬼×1 ②銭貨×100,000、勾玉×10 ③スタミナ×100、桜餅×10 |
墨染花札パック(大) |
①オロチの逆鱗×20、逢魔の魂×10、★6青吉鬼×1 ②銭貨×200,000、勾玉×20、スキン券×10 ③スタミナ×200、桜餅×20、御行ダルマ(欠片)×1 |
墨染花札パックは、パック内の報酬の中からいずれか1つを選択して受け取ることができる。
花月羽衣・舞アイコン枠(フル購入で即獲得)
祝礼挿絵(レベル10で獲得)
流光追月神スキン「謡う花月」(レベル20で獲得)
レベルアップ思い出報酬
レベル5、10、15、20に達すると挿絵イラストが解禁されていく。レベル20に達すると「花舞祭典」挿絵を入手できる。画面左下「思い出」から進行状況を確認できる。
花舞祭典挿絵
イベント商店の概要と復刻スキン
過去の花合戦スキンを購入可能
商店では、過去の花合戦スキンを購入することができる。過去スキンは以前の同月の商店に限定されており、今月は茨木童子スキン「狂炎の宴」、荒スキン「虚の星海」、滝夜叉姫スキン「絢星の火」、一目連スキン「初霜白龍」。
魂玉68で購入可能
スキンは、魂玉68で購入することができる。今月中に購入しない場合、再度入手は一年後になるので注意。
花札収集の概要
今まで入手した花合戦スキンを展示
花札収集では、今まで入手した花合戦スキンが「花札」として収録・展示される。スキンを入手した際、対応する花札をアンロックすることができる。
花札手帳で細かい内容を確認可能
花札手帳では、すべての花札を収集進度を確認可能。また、各花札をタップすると、その花合戦スキンの挿絵やストーリー、漫画などを確認することもできる。
イベントストーリー
Lv5のストーリー
祭り |
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今日の町は普段よりも賑やかだ。花舞祭典を祝うため、人々は美しい反物を裁ったり、美味しい料理を作ったりして忙しなく準備を進めている。花舞祭典とは、最近興った新しい祭りだ。大規模なわけではないが、とても賑やかな祭りで、その日になると人々は自ら祭りを祝うべく舞を舞ったり、歌を歌ったりして、花々に囲まれた会場で演目を披露する。これは神に感謝を伝え、豊穣を祈る祭りである。 浮かれた雰囲気に惹かれた追月神が、興味津々で会場にやってきた。飾られているたくさんの花々に近づいて、香りを嗅ぐ。すると庭師が小言を言った。 「こら!お嬢ちゃん、勝手に持って帰ったりするなよ。これは神様に捧げる花だからな。」 「持って帰ろうなどとは思っていない。これは……神に捧げる花なのか?」 「知らねえのか?花舞祭典はな、追月神様を祀る祭りなんだ。以前水が足りなくて、うちの畑の花が枯れそうになっていた時、追月神様が水やりしてくれたおかげで助かったんだ。」 隣の料理人の女は手を止めて庭師に不満をぶつける。 「そんなだからあんたはケチだって言われんのよ。その子が気に入ったんだったら、一輪くらいあげてもいいじゃない。」 「そういうわけにはいかねえよ。もっと神様を敬え。」 「追月神様はケチな神様じゃないもの。この前山で道に迷った時、森を出る道を教えてくれた。それだけじゃなくて、食べ物まで分けてくれた。とはいえ、前回追月神様が姿を現してから、もう大分時間が経ったね。」 「それでも時々、何か困り事が解決した時に、追月神様の後ろ姿を見かけたと言う人もいる。きっと影から人々を守ってくれているに違いない!」 人々の言葉を聞いて、追月神は思わず口元が緩んだ。 「お嬢ちゃん、暇を持て余しているようだが、ここに何しに来たんだ?」 「あ、えっと……私も何か手伝おうと思って!」 庭師は明るく笑って胸を叩く。 「気持ちはありがたいが、この花は俺自身が飾らなきゃならねえんだ。」 呆れた料理人の女が手招きする。 「お嬢ちゃん、あんな頑固者のことは放っておきな。暇だったら、できたてのお団子を紫音のところに届けてくれないかい?お嬢ちゃんの分もあるよ。」 「紫音?」 「祭りの踊り手さ。ほら、あそこで舞の練習をしているでしょう!」 |
Lv10のストーリー
踊り手 |
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紫音は軽やかな足取りで美しく舞っていた。額に滲む汗が彼女の勤勉さと努力を物語っている。追月神はその姿に見惚れながらも、わずかに眉をひそめた。舞が終わると、周囲の人々が惜しみなく拍手と歓声を送る。 「お若いのになんと美しい舞を。素晴らしい!」 紫音は汗を拭きながら礼を口にする。 「ありがとうございます、本番は全力で挑みます。」 その後、紫音は難しい振り付けの練習を始めた。しかし連続回転の途中で、彼女は危うく転びそうになった。幸い追月神が素早く受け止め、事なきを得た。 「ありがとう。あなたは?」 「私は月、私も手伝いに来たの。足にもっと力を入れたらどうかしら、こんな風に。」 追月神はつま先立ちになると、いとも簡単に回転してみせた。お盆の上の団子を一つも落とさなかった彼女を見て、紫音は驚きのあまり口をぽかんと開けた。 「わあ、すごい平衡感覚ね!」 「えへへ、あなたの見様見真似だけど。」 追月神が団子を渡す。 「少し休もう。腹が減っては舞はできぬ、よ。」 追月神と紫音は肩を並べて畝道の近くに座った。風に頬を撫でられ、足を揺らす二人は美味しい団子を頬張る。とても居心地がよくて、紫音は知らず知らずのうちに鼻歌を歌い始めた。追月神は微笑みながら鼻歌に耳を澄ます。 「素敵な歌。歌っている時、紫音は輝いて見える。」 急に歌うのをやめた紫音は、はにかんでいるようだ。しかし一瞬、彼女は憂いげな表情を見せた。両手を上げて背伸びする彼女は口を開いた。 「休憩はこれくらいにして、そろそろ練習に戻らないと。」 「紫音は舞が好きなの?」 「もちろん!一流の踊り手になるのが私の夢なの!」 追月神は好奇心に満ちた顔で紫音の目を見つめた。 「でも、踊っている紫音は、輝いては見えなかったけど。」 |
Lv15のストーリー
歌い手 |
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祭りの会場近くのとある部屋の中で、紫音の母は裁縫仕事に集中していた。 「事故以来、お母さんは普通に歩くことすらできなくなったの。優れた踊り手だったお母さんが輝きを失うのは嫌なの。」 「でも、他人の輝きのために努力していたら、あなたの輝きは誰が守ってくれるの?」 紫音はぼうっとして、なんと言えばいいかわからなくなったようだ。二人に気づいた母親が、こっちにおいでと手招きする。 「紫音のお友達?どうぞ座って。」 「こんにちは、月と呼んでください。」 「紫音はね、舞の練習に打ち込んでいるから、友達を作る時間があんまりなくて。」 紫音は優しくお母さんの手を握った。 「お母さん、また裁縫仕事してるの?大変だからほどほどにしてって言ったのに。」 「何を作っているんですか?」 紫音の母は嬉しそうな笑みを浮かべて、追月神に作りかけの服を見せた。まだ完成していないとはいえ、その美しい模様を見れば心血を注いで作られたことは明らかだった。 「紫音のために作ったの。祭りのための衣装よ。」 「綺麗ですね。あなたも以前、すごい踊り手だったとお聞きしました。」 「もうずっと昔のことだけどね……でもね、紫音は舞が好きなの。紫音は必ず私を超える踊り手になれるわ!」 紫音は優しく母親を見つめている。彼女は美しい衣装には目もくれなかった。追月神は理解していた。紫音が欲しいのは、美しい衣装などではないのだ。 祭りの日が近づく中、二人はいつも一緒にいた。紫音はようやく要領よく回転できるようになり、追月神も自分に捧げるこの舞を習得した。 畝道の近くで食事をする時だけ、紫音は心置きなく歌を歌えた。溜まった疲れや苦悶を全て追い出すように、その美しい歌声は一段と人の心を動かすようになった。 しかし、観客は追月神だけではないことに、彼女は気づいていなかった。 |
Lv20のストーリー
光の矢 |
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祭り当日、華やかに飾られた賑やかな会場にやってきた人々は歌を歌ったり、舞を舞っていた。笑顔を絶やさないみんなと違い、紫音だけが心配そうに遠くを眺めていた。演出の直前、紫音は仕方なく、普通の踊り手の衣装を持ってきてほしいと追月神に頼んだ。演出が終わっても、母親は現れなかった。 「お母さんは……いつだって私の舞を見に来てくれたのに。」 追月神が落ち込む紫音の肩を優しく叩く。彼女が指差す方を見ると、誰かが足を引きずるようにしてやってくるところだった。 「お母さん!」 「ふう……直すところが多くて、想像していたよりも手間取ったわ。でも、幸い間に合ったみたいね。」 「でも……踊り手の演出はもう終わったよ。」 母親は諦めず、綺麗に畳んだ服を紫音に手渡した。 「いいから、着てみて。」 少し躊躇して服を広げた紫音は、驚きのあまり目を見開いた。 「踊り手の衣装じゃない。これは……歌い手の衣装?」 母親が申し訳なさそうに紫音の手を握る。 「月ちゃんが誘ってくれなかったら、お母さんがこの世で最も美しい歌声を聞くことはきっとなかったわ。」 「お母さん……」 「お母さんはね、娘には本当に好きなことをしてほしいの。だから、後悔しなくていいように、これからは、本音を聞かせて。」 「うん。」 紫音の目には涙が滲んでいたけれど、その様子はとても幸せそうだった。 「歌い手たちの演出がもうすぐ始まるわ。あなたなら、いつでも大歓迎だって!」 「月ちゃん。」 「行ってらっしゃい。お母さんに、一番輝いているあなたを見せてあげて。」 「月ちゃん、ありがとう!」 紫音が歌い手たちに加わるのを見届けると、追月神は人知れずつま先立ちで何度か飛び跳ねると、最後に空に飛び上がった。 音楽が流れると共に、彼女は紫音と何度も練習した舞を踊った。すると会場には花びらが飛び交い、光が溢れた。その光景に人々は目を輝かせる。 「追月神様が我々に応えてくれた!」 追月神の願いは人々を守ることだ。今の彼女はとても眩しく輝いていて、もう神の名を借りて自分の輝きにする必要はなかった。 「私は追月神、みんなの笑顔が大好きなただの妖怪。これからもあなたたちの願いに耳を貸しましょう!」 |
花合戦2024イベント一覧 | |||
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睦月 / 1月 |
如月 / 2月 |
弥生 / 3月 | 卯月 / 4月 |
皐月 / 5月 | 水無月 / 6月 | 文月 / 7月 | 葉月 / 8月 |
長月 / 9月 | 神無月 / 10月 | 霜月 / 11月 | 師走 / 12月 |