【陰陽師】男式神たちの絆は熱く強い!
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『陰陽師』に登場する男式神たちの背景を紹介。深い絆で繋がっている式神たちに注目して詳細解説。
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男同士の絆で繋がる式神たち
陰陽師に登場する男式神たちの中には、多種多様な背景を抱く式神が多い。
恋愛で異性を想う絆もあるが、実は同じくらい強く誰かを想う男式神同士の熱い絆があるのだ。
茨木童子&酒呑童子
茨木童子が強く絆を感じている相手は酒呑童子。
普段の茨木童子は畏敬の念すら抱かせてくれるような超絶クールなまさにSSR式神の代表。
しかし、酒呑童子のこととなると彼は一転して性格が変わる。
なぜなら、酒呑童子への強い想いは、母のように兄弟のように恋人のように深いからだ。
茨木童子と酒呑童子は主従関係?
そもそも、茨木童子とは平安時代に京都を荒らしまわったとされる鬼の一人であり、酒呑童子の最も重要な家来であったとされている。
ただ、茨木童子は妖の頂点として酒呑童子を認めており、友としても非常に強い絆を感じているようだ。
メンタル最強の鬼「茨木童子」
ストーリーでは、茨木童子がどんなに心配しても、酒呑童子から何も相談されないことを漏らす茨木童子。
だが、茨木童子にとって些細なこと。
メンタル最強の鬼、茨木童子ここにあり。
酒呑童子もなんだかんだ茨木童子と共に行動しており、やはり友として認めているのだろう。
互いへの想いの強さは違えど、2人の間には揺るぎない男同士の絆があるのだ。
黒無常&白無常
黒無常が強く絆を感じている相手は白無常。
黒無常は冥土への案内者、無常兄弟の兄である。ぶっきらぼうながらも、弟の白無常のことを想い、弟のためなら犠牲になる覚悟すらある。
実は、無常兄弟のうち生前の記憶があるのは黒無常だけであるのだ。
復讐を遂げて出会ったのは?
生前は両親にひどい目にあっていた無常兄弟。
白無常は死後、父に復讐を果たした。そして、黒無常は白無常の仇討ちとして、母親に復讐をした。そしてそれぞれ、冥界へ送られる。
しかし、黒無常が復讐のための力を借りた鬼使は、なんと記憶を失った実の弟の白無常であったのだ。
黒無常は生前の記憶を消すことを拒み鬼使となり、白無常はそんな黒無常が心配で鬼使のまま残っているのだ。
命を賭けて弟守る、兄の鏡!
伝記にもあるように、「兄貴って生き物はよ、弟のために命をはるもんだ」と黒無常は言っている。
命をかけて冥界に来た黒無常の弟への熱い気持ち、黒無常を心配する白無常の姿。彼らの絆は十分に深いといえる。
白童子&黒童子
白童子は心優しい村の子供であった。
黒童子とは友達であり、最期の時もそばにいたのは黒童子であった。
白童子は黒童子の意識を戻すために魂を半分あげた少年なのである。
見習い鬼使いになる事件
白童子は村の生贄となることを決める。だが、黒童子にとってはたった1人の友達を失うことが耐えられなかった。
白童子が目覚めた時には、黒童子が既に生贄となりそばに倒れていたのだ。そして鬼使がまさに黒童子を冥界に連れて行こうとしていた。
白童子は鬼使と取引をし、2人で冥界に行くこととなったのだ。
友のために命を投げ出す神童!
無常兄弟の幼少期のような見た目をしている白童子と黒童子。
彼ら2人は兄弟ではない。。
しかし、白童子の献身的な黒童子への態度と、意識の安定していない黒童子の白童子への態度は本当の兄弟のようだ。
何より、両者とも互いのために命を捧げたのだ。深い絆があるといえるだろう。
鎌鼬
鎌鼬はマントを被っているが、3匹兄弟の式神である。
どうして3匹はマントを被って戦っているのか。彼らは大物になるべく、故郷を飛び出したのだった。
兄弟合体を可能にする無敵のマント
元々は、3匹はそれぞれで生きていた。長男が一太郎、次男が二太郎、三男が三太郎。
しかし、彼らは大物になると決意して故郷を飛び出したのだった。
彼らの合体を可能にしているのは、先祖代々受け継がれてきた無敵のマント。
二太郎が1番下、三太郎が真ん中、一太郎は1番上という構成だ。
俺たち鎌鼬三兄弟、さぁ行くぞ!
合体している三兄弟だが、いつも意見が食い違い、時には揉めてしまう三兄弟。
主に一太郎と二太郎が喧嘩をする。
しかし、三太郎が故郷へ帰る提案をすると、すぐに一太郎がデタラメな家訓を出す。
すると、なんとなく仲直りをしてしまうのだ。
スキルにも「兄弟の絆」があるほど、仲良く、絆の深い兄弟と言えるだろう。
一つ目小僧&お師匠さん
一つ目小僧はお師匠様の木魚だった式神である。
残念ながら、お師匠様は亡くなってしまう。
どのように一つ目小僧は妖となったのだろうか。
お師匠様を抱えて旅に出る
一つ目小僧は、お師匠様が叩く木魚だった。
ある日お師匠は亡くなり、木魚にも変化が起きる。かつての口は目となり、一つ目小僧は五体を得たのだった!
御仏との絆、鍛錬の成果ここにあり
一つ目小僧はただの木魚だったが、お師匠様を慕い、お師匠様の死後もそばにいた。
やがて、仏様のお導きと考えて石像となった師匠を背負って旅に出る決意までした。
ただの木魚だった彼が五体を得たのも、かつての師との絆、御仏との絆あってこそである。
まとめ
陰陽師に登場する男式神の絆をまとめると、絆を自身の力に変えているということがわかる。
紹介しきれなかったが、他にも多くの式神が友や兄弟のために自身の命を捧げるほど強く思い、戦い、日々成長している。
人間も妖も絆というものは変わらず存在することがわかるだろう。
パーティを組む時には絆を意識して組むのも面白いかもしれない。