【陰陽師】花合戦2023「心狩鬼女紅葉」水無月イベントの進め方と任務&報酬まとめ【毎日任務イベント】
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『陰陽師』の花合戦2023「心狩鬼女紅葉」水無月イベントの進め方と任務&報酬をまとめて紹介。墨染花札報酬の開放方法や花札経験値の上げ方なども記載しているので参考にどうぞ。
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花合戦2023イベント一覧 | |||
---|---|---|---|
睦月 / 1月 |
如月 / 2月 |
弥生 / 3月 |
卯月 / 4月 |
皐月 / 5月 |
水無月 / 6月 |
文月 / 7月 |
葉月 / 8月 |
長月 / 9月 |
神無月 / 10月 |
霜月 / 11月 |
師走 / 12月 |
イベント概要
イベント期間 | 6/1(木)1:00~7/1(土)01:00 |
花合戦イベントは、任務をクリアして花札経験値を集めることで、様々な豪華報酬を貰えるイベント。心狩鬼女紅葉スキン「秋蝕む霜葉」を始め、御行ダルマや限定描画、アイコン枠など貰えるので、ぜひ参加しよう。
庭院からメニューからイベントページへ
花合戦イベントは、庭院メニューアイコン「花合戦(毎日任務)」からイベントページに行ける。
イベントの進め方
指定任務をクリアして花札経験値を獲得
指定された任務をクリアすることで「花札経験値」を貰うことができ、報酬レベルを上げることができる。花札経験値を100溜めると、報酬が1つ進む。
※任務によって貰える花札経験値は異なる
必要花札経験値 | |
---|---|
Lv0 ~ Lv30 | 3,000 |
1日辺りの目安 | 100 |
1日辺りの目安 (フル購入者) |
66 ~ 67 |
※Lv30以降に獲得した経験値は、イベント終了後に銭貨に変換される
魂玉で墨染花札報酬開放
魂玉30個で通常購入すると、墨染花札報酬(下段)が開放され、より多くの報酬を獲得できる。魂玉68個でフル購入すればプラスでアイコン枠、花札経験値、勾玉を即獲得可能。課金が必要ではあるが、報酬内容は非常に豪華なので余裕がある場合は購入がおすすめ。
最初に魂玉30個で通常購入し、途中でフル購入したくなった場合は魂玉38個で購入可能。途中でフル購入した場合は、上段で開放されてる経験値分の報酬は一気に開放される。
開放報酬
魂玉 | 開放報酬 | ||
---|---|---|---|
魂玉30個 (通常購入) |
秋蝕む霜葉 (心狩鬼女紅葉スキン) |
御行ダルマ |
心狩 (挿絵) |
魂玉68個 (フル購入) |
秋蝕む霜葉 (心狩鬼女紅葉スキン) |
御行ダルマ |
心狩 (挿絵) |
渡鳥の影・霜葉アイコン枠 (即獲得) |
花札経験値×1,000 (即獲得) |
勾玉×200 (即獲得) |
購入しない場合は上段の報酬15個のみ
購入しない場合は、上段の報酬15個のみ獲得できる。購入することで+30個の報酬が追加される(計45個の報酬)。
前回入手した20%割引券を使用可能
前回の花合戦イベントLv30報酬で入手した「花合戦20%割引券・水無月」を使うことができる。
20%割引後 | |
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通常購入 | 魂玉24個 |
フル購入 | 魂玉54個 |
※今回獲得できる割引券は次回の花合戦・文月イベントで使用可能
魂玉の入手方法と使い道 |
いいねを送って花札経験値獲得
毎日順位で友達にいいねを送れる。いいねをすることで花札経験値獲得できる。
いいね人数 | 花札経験値獲得 |
---|---|
1~4人目 | 2 ※確率で18獲得 |
イベント任務と獲得花札経験値一覧
今日(デイリー任務)
任務 | 花札経験値 | |||
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封印懸賞完成【2回まで】 |
×5 |
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狩り戦/陰界の門に参加【1回まで】 |
×10 |
|||
百鬼夜行参加【1回まで】 |
×5 |
|||
逢魔ボス挑戦【1回まで】 |
×10 |
|||
闘技戦闘勝利【18回まで】 |
×5 |
|||
御魂強化【1回まで】 |
×5 |
|||
結界経験値の受け取り【1回まで】 |
×5 |
|||
ハートを贈る【5回まで】 |
×2 |
|||
祈念【6回まで】 |
×10 |
|||
結界突破勝利【12回まで】 |
×5 |
|||
探索ダンジョン【7回まで】 |
×12 |
|||
覚醒ダンジョン【13回まで】 |
×6 |
|||
御魂ダンジョン【17回まで】 |
×6 |
|||
式神派遣【1回まで】 |
×5 |
|||
六道の扉をクリア【1回まで】 |
×20 |
今週(ウィークリー任務)
任務は、勾玉10で更新可能(更新回数5回)。週任務は月曜日の0時に更新。
簡単任務1(花札経験値20)
任務名 | |
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1 | 毎週最初のログイン |
簡単任務2(花札経験値25)
任務名 | |
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1 | 一日でスタミナ【200Pt】を消費 |
2 | 石距を【5体】倒す/怒りの石距 |
3 | 累計銭貨を【100万】消費 |
4 | 真オロチ3階以上の報酬を【2回】獲得 |
5 | 妖気封印【10回】クリア |
6 | 百鬼夜行でSRの欠片を【5枚】獲得 |
7 | 協力した封印懸賞【10回】クリア |
8 | 逢魔が時のボス戦の【トップ150】に入る |
9 | 【2体】の異なる地域鬼王に挑戦する |
10 | 今週の前進異聞挑戦【第4階】をクリア |
11 | 同心の蘭報酬を【5回】獲得する |
12 | ランク6の御魂を【10個】増やす |
13 | ランク6の御魂【3個】をランク15に |
14 | 陰陽寮任務を【40回】クリア |
15 | 百鬼戦で【3回】勝利報酬を獲得 |
16 | 式神派遣の基礎報酬以上を【6回】獲得 |
17 | 協戦式神を【10回】使用される |
18 | 共同闘技で【1回】勝利 |
19 | 封印懸賞を【3個】達成 |
20 | 闘技で男性式神を【15回】撃破する |
21 | 闘技で女性式神を【15回】撃破する |
中等任務(花札経験値50)
任務名 | |
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1 | 一日でスタミナ【400Pt】を消費 |
2 | 真オロチ5階以上の報酬を【2回】獲得 |
3 | 結界突破中雪幽魂効果【20回】発生させ勝利 |
4 | 共同闘技で【2回】勝利 |
5 | 妖気封印【30回】クリア |
6 | 【5個】のランク6御魂をランク15まで強化する |
7 | 百鬼夜行でSRの欠片を【10個】獲得 |
8 | 協力した封印懸賞【15回】クリア |
9 | 闘技で女性式神を【30回】撃破 |
10 | ランク6の御魂を【15個】増やす |
11 | 【5体】の地域鬼王に挑戦する |
12 | 叢原火(癡)に【10回】挑戦する |
13 | ランク6式神を【1体】増やす(転換券含まず) |
14 | 協戦式神を【30回】使用される |
15 | 陰陽寮任務を【100回】クリア |
16 | 今週の前進異聞挑戦【第7階】をクリア |
17 | 式神派遣の達成報酬以上を【3回】獲得 |
18 | 【4体】の地域鬼王に挑戦する |
19 | 封印懸賞を【6個】達成 |
20 | 石距を【10回】倒す/怒りの石距 |
21 | 闘技で男性式神を【30回】撃破する |
22 | 闘技で女性式神を【30回】撃破する |
困難任務(花札経験値100)
任務名 | |
---|---|
1 | 一日でスタミナ【600Pt】を消費 |
2 | 共同闘技で【8回】勝利 |
3 | ランク6の御魂を【20個】増やす |
4 | 【9回】協力して封印懸賞を完成 |
5 | 逢魔が時首領戦で【15位以内】に入る |
6 | 【10個】のランク6御魂をランク15まで強化する |
7 | 百鬼夜行でSSRの欠片を【1個】獲得 |
8 | 協戦式神を【30回】使用される |
9 | 式神派遣の完璧報酬を【6回】 |
10 | 累計銭貨を【500万】消費 |
11 | 封印懸賞を【9個】達成 |
12 | 百鬼戦で【6回】勝利報酬を獲得 |
13 | 真オロチ8階以上の報酬を【2回】獲得 |
14 | 今週の前進異聞挑戦【第9階】をクリア |
今月(マンスリー任務)
個人任務(花札経験値150)
任務名 | |
---|---|
1 | 闘技が八段に達する【1回】 |
2 | 累計【魂玉300】を購入 |
3 | スタミナ【3,000Pt】を消耗 |
4 | 式神スキン【3個】獲得 |
5 | ランク6式神【1体】追加(転換券含まず) |
6 | 神秘召喚【100回】 |
世界任務(花札経験値30)
任務名 | |
---|---|
1 | 墨染花札購入人数【10,000人】 |
2 | 心狩鬼女紅葉が戦いに参加【50,000回】 |
3 | 秋蝕む霜葉の獲得人数【10,000人】 |
イベント報酬一覧
普通花札報酬
進度 | 報酬 | |
---|---|---|
2 |
普通花札パック(小) |
|
4 | ||
6 | ||
8 | ||
10 |
渡鳥の影アイコン枠 |
|
12 |
普通花札パック(中) |
|
14 | ||
16 | ||
18 | ||
20 |
奉為ダルマ |
|
22 |
普通花札パック(大) |
|
24 | ||
26 | ||
28 | ||
30 |
花合戦20%割引券・文月 |
※花合戦割引券を使って花合戦イベント期間中に黒染花札を購入すると、20%引きになる(次回の花合戦・文月イベントから使用可能)。
普通花札パック
普通花札パック | 報酬 (いずれか1つ選択) |
---|---|
普通花札パック(小) |
①オロチの逆鱗×10 ②銭貨×20,000 ③スタミナ×15 |
普通花札パック(中) |
①オロチの逆鱗×20、★4青吉鬼×1 ②銭貨×40,000、勾玉×5 ③スタミナ×40、桜餅×5 |
普通花札パック(大) |
①オロチの逆鱗×20、★5青吉鬼×1 ②銭貨×100,000、勾玉×10 ③スタミナ×80、桜餅×10 |
※花札パックは、パック内の報酬の中からいずれか1つを選択して受け取ることができる。
墨染花札報酬(魂玉30個で開放)
進度 | 報酬 | |
---|---|---|
1 |
墨染花札パック(小) |
|
2 | ||
3 | ||
4 | ||
5 |
墨染花札パック(小) |
神秘の霊符×1 |
6 |
墨染花札パック(小) |
|
7 | ||
8 | ||
9 | ||
10 |
心狩挿絵 |
神秘の霊符×1 |
11 |
墨染花札パック(中) |
|
12 | ||
13 | ||
14 | ||
15 |
墨染花札パック(中) |
吉運ダルマ×2 |
16 |
墨染花札パック(中) |
|
17 | ||
18 | ||
19 | ||
20 |
秋蝕む霜葉 (心狩鬼女紅葉スキン) |
吉運ダルマ×1 |
21 |
墨染花札パック(大) |
|
22 | ||
23 | ||
24 | ||
25 |
墨染花札パック(大) |
吉運ダルマ×3 |
26 |
墨染花札パック(大) |
|
27 | ||
28 | ||
29 | ||
20 |
御行ダルマ |
吉運ダルマ×1 |
墨染花札パック
墨染花札パック | 報酬 (いずれか1つ選択) |
---|---|
墨染花札パック(小) |
①オロチの逆鱗×10 ②銭貨×60,000 ③スタミナ×50 |
墨染花札パック(中) |
①オロチの逆鱗×10、逢魔の魂×5、★5青吉鬼×1 ②銭貨×100,000、勾玉×10 ③スタミナ×100、桜餅×10 |
墨染花札パック(大) |
①オロチの逆鱗×20、逢魔の魂×10、★6青吉鬼×1 ②銭貨×200,000、勾玉×20、スキン券×10 ③スタミナ×200、桜餅×20、御行ダルマ(欠片)×1 |
墨染花札パックは、パック内の報酬の中からいずれか1つを選択して受け取ることができる。
渡鳥の影・霜葉アイコン枠(フル購入で即獲得)
心狩挿絵(レベル10で獲得)
心狩鬼女紅葉スキン「秋蝕む霜葉」(レベル20で獲得)
レベルアップ思い出報酬
レベル5、10、15、20に達すると挿絵イラストが解禁されていく。レベル20に達すると「楓舞う霜雪」挿絵を入手できる。画面左下「思い出」から進行状況を確認できる。
楓舞う霜雪挿絵
イベント商店の概要と復刻スキン
過去の花合戦スキンを購入可能
商店では、過去の花合戦スキンを購入することができる。過去スキンは以前の同月の商店に限定されており、今月は黒無常スキン「戦魂」、妖刀姫スキン「御神の刃」、鈴彦姫スキン「鈴の祈り」。
魂玉68で購入可能
スキンは、魂玉68で購入することができる。今月中に購入しない場合、再度入手は一年後になるので注意。
イベントストーリー
Lv5のストーリー
楓月宴 |
---|
月の明るい夜、いくつかの明かりのおかげもあり、庭院の中は少し明るくなった。けれどやはり漂う重苦しい空気にはかなわない。 庭を越えた先、大きく開いた部屋はとても明るい。部屋の中には晴明と黒晴明がいる。彼らは紅葉に誘われて紅葉林にやってきた。 六道の危機が迫る中、皆心の余裕がない。落ち着いた顔をして、何も口に出さないが、実は誰もが密かに未来を案じている。 源博雅が紅葉林を観察しながら言う。「前回の危機を乗り越えてから、紅葉林はあんまり影響を受けていない、大丈夫そうだな。」 「今は、な。明日も今日と同じだという保証はどこにもない。」黒晴明が冷たく言う。宴にはあまり興味がないようだ。「宴の準備は整ったのに、なぜ主催者が現れない?」 「用がなければ、長居は無用。」 「焦る必要はない。」 一方、晴明は落ち着き払っている。手紙を受け取り、紅葉林にやって来たのは、初めてではないからだ。 「切羽詰まった状況でも、ゆったりとした時間は欠かせない。」 「せっかく宴を催し、酒や料理を用意してくれたんだ。美しい月夜を楽しみながら、一杯飲もう。」 黒晴明は何も言わなかったが、特に反対する様子もなかった。そのまま席に戻った後、彼は何か思いついたかのように盃を手に取った。 しかしその瞬間、突然風が吹き、庭院と部屋の明かりを全て消してしまった。霧が立ち込める中、突然寒くなる。 小白が座布団から飛び起き、広がる霧を警戒して睨みつける。他の皆も警戒を高めている。 突然鈴を転がすような心地よい笑い声が届いた。 笑い声が聞こえた後、楓の葉がかさかさと揺れ、立ち込める霧の中に美しい人影が次第にはっきりと見えてきた。 「全員揃ったわね。早速宴を始めましょう!」 「ねえ、二人の……晴明様。」 霧の中から現れた心狩鬼女紅葉は、優雅に笑っている。 この光景は春の楓のように怪しさ極まりないものだが、同時に蠱惑的な美しさを併せ持つ。だから人々は、寒さを我慢してでも立ち止まって観賞する。 |
Lv10のストーリー
楓の舞 |
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紅葉が部屋に入った時、大天狗は相変わらず警戒の構えを取っていた。 「大丈夫だ、座れ。」 黒晴明が大天狗に座るように指示する。大天狗は不安を拭いきれなかったが、言われた通りに席に戻った。 晴明はいつも通り落ち着いている。「宴が始まる前に、我々を誘った理由を教えてくれないか?」 「久しぶりに会えたのに、最初の挨拶が本当にその質問でいいの?もっと個人的な質問を期待していたのに。」紅葉が口を開いた。 「晴明様たちに会いたかったの。この理由でいいかしら?」 晴明の側に近寄った紅葉は、晴明の耳元で囁いた。 「一体いつまで私を待たせ続けるつもり?」 「早くしてね?さっさと面倒事を片付けて、私たちの結婚式を挙げましょう。」 晴明は扇子を手に取り、さり気なく紅葉と距離を置いた。紅葉も自然と、宴の中心に戻っていった。 「せっかくの宴なのに、どうして重苦しい雰囲気になっているの?」 紅葉が皆を見渡す。 「それなら、私が面白くしてあげましょう。」 紅葉が手を振ると、庭の多くの楓の葉が部屋の中に飛んできた。絡まる楓の葉は次第に人の形になり、楽師や踊り子になった。次の瞬間、音楽が流れ始める。 紅葉が腕を上げ、美しい線を描く。音楽に合わせて、紅葉は踊り始めた。周りの踊り子たちも彼女と共に舞い始める。 踊る紅葉の髪がなびいて、濡羽色の絹のように風に揺れる。彼女の踊りを見ているうちに、皆自然と舞踊と音楽に溺れていった。 「近頃……」 踊りの合間に、夢中になりすぎないよう皆を注意しているのか、一際大きな声が響いた。 「少し不思議な話を耳にしたの。」 「晴明様たちのご意見を聞かせてもらえないかしら?」 |
Lv15のストーリー
楓の問 |
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「むかしむかし、父親の祈りに応えて、一人の女の子が生まれた。しかし父親の祈りは娘のためではなく、彼自身のためだった。」 「娘は何でも父親の期待通りに、父親の命令通りに振る舞っていた。そうして次第に自分を忘れ、自分を見失ってしまった。」 「けれど父親の命令通りに動いても、全力で追いかけても、父親は一度も愛してはくれなかった。」 「娘は家族の利益のために、父親の野望のために生きていた。」 「娘は娘でもなければ、彼女自身でもなく、父親の奴隷で、出世の道具でしかなかった。」 「娘が変わろうとすると……父親はすぐに彼女を捨てた。散々な目に遭ったあげく、娘は苦痛と寂しさを噛み締めながら死を迎えた。」 「今……生まれ変わった娘は、真っ先に自分を捨てた父親に復讐しに行った。」 「彼女は昔の屋敷に行ってみたが、そこはすでに廃墟になっていた。彼女は父親が夢見た宮殿に行ってみたが、彼の憧れの座を占めていたのは他人だった。彼女は一族の墓地に行ってみたが、懐かしい名前を見つけることはできなかった。」 「探しに探した挙句、彼女はどこにたどり着いたと思う?」 「彼女は家畜小屋で彼を見つけた。」 「あの傲慢で偉そうな、彼女に見向きすらもしなかった父親を。」 「以前機嫌を損ねないよう常に注意を払わなければならなかった父親が、家畜にまぎれていた。」 「汚く、腐っていて、とても臭かった。」 「男は老け込み、白髪まじりの髪の毛は枯れてもつれていた。」 「男の顔は険しい山々を思わせるほどシワだらけになっていた。シワの中に隠された両目は濁った膜に覆われていて、死んだ魚の目のようだった。」 「ある男が大きな桶を持って現れた。彼女の父親を見るなり、男は怒鳴った。『今日も食い物を漁りにきやがって!』と。」 「怒鳴られた父親は怖気づいて小屋を出た。しかしえさをばら撒いた男がいなくなった途端、彼はすぐさま他の家畜を蹴り飛ばし、四つん這いで家畜のえさを頬張り始めた。」 「娘は父親の名前を呼んでみた。」 「実に感動的な瞬間だった。父親と娘が久しぶりに再会できたのだから!」 「しかし父親は一瞬だけ娘を見上げたが、その目には喜びも悲しみもなかった。感情の起伏がない彼は、もはや生きる屍にも等しかった。」 「何の反応も見せなかった男は、すぐに俯いて家畜のえさの奪い合いに集中した。」 「娘は何度も再会する時の光景を想像していたが、想像した分だけ滑稽に思えた。」 |
Lv20のストーリー
雪積もる楓 |
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紅葉は一面に楓が描かれた扇子を広げた。少し揺らしてみると、生き生きとした楓が絵の中から舞い落ちた。 楓が舞う中、紅葉は楓を踏みながら優雅に踊り始めた。動きを止めるたびに、彼女は必ず舞い落ちた楓の上にいた。 「復讐がしたい娘とすべてを忘れた父の物語の続きは、一体どうなるべきかしら?」 風に揺れる蝋燭の火が、黒晴明の目に映る。彼は目障りな蝋燭の火を消した。 「……月日の流れによって、罪が消えることはない。」 「因果は、やがて人々に報いる。」 「娘の因が消えない限り、新しい果は必ず現れる。わだかまりは自ら乗り越えるしかない。」 「復讐という目標を決めた以上、最後まで貫けばいい。」 「余計なもの、目障りなものは……」黒晴明は盃の縁をさすりながら晴明に目を向ける。 「問答無用で徹底的に消す。」 「消すだけでは物足りなければ……気が済むまで罰を与える!」 笑顔を絶やさず、紅葉は踊りながら黒晴明に近寄る。そよ風と共に、彼女の指先が黒晴明の髪に触れた。 「その答えも……悪くないわね。」 黒晴明が一声笑う。 「むしろ気になるのは、晴明、私の陽の側面、正義を貫く貴様の答えだ。」黒晴明が晴明に問いかける。 晴明はすぐには答えなかった。彼は扇子を手にとり、音楽に合わせて拍子を打っている。 「時に……もし恨みや復讐に執着してしまったとしたら。」 「それは自ら牢獄に入るのと同じことではないだろうか?」晴明は黒晴明にまっすぐに向き合った。 「体は自由だが、心は自分が作った牢獄に囚われている。」 黒晴明は動じることなく盃を飲み干した。 「果たして誰が囚われていて、誰が自由なのか、最後にならなければ分からない。」黒晴明が言い返す。 扇子を振る晴明は、否定も肯定もしない。 「私から見れば……」 「生まれ変わった娘はすでに自由になり、彼女が囚われていた牢獄はもう存在しない。」 「だから彼女の問題は、前に進むべきか後に戻るべきかではない。」 「むしろ――どんな方向にも進んでいける。」 「他人の意見はもはやどうでもいい。すべて娘自身が決めることだ。」 「そして選択がもたらす結末も、娘自身が背負わなければならない。」 「虚しさ?許し?苦しみ?後悔?それらは我々が背負うものではない。軽はずみな発言で、干渉するべきではない。」 「選択の辛さは自由の代償、こればかりは避けられない。」 晴明は意味ありげに紅葉を見つめた。 「ふふ……」 紅葉が急に笑い出した。 「あははははははは!」 紅葉は次第に声が大きくなり、舞もますます自由になっていく。彼女の足元の楓が次々と空に巻き上がる。 旋律が徐々に早くなり、声が少しずつ高くなっていく中、音楽は激しさを増し、曲は一番いいところに入る。 紅葉も音楽と共に足取りが早くなっていく。行雲流水の如き舞は、美しく激情に燃えている。 彼女の腕の動きは寸分違わず、軽やかなこと羽の如く、力強いこと張り詰める弓の如く。 時に軽やか、時に情熱的、時に気だるそうな、彼女の体からほとばしる力はより一層強くなっている。 見入っていた雪女が、我慢できずに手を開いた。雪女の手のひらから飛び出した無数の雪花は紅葉の隣で回転しながら、彼女と共に踊っている。 紅葉の服に舞い落ちた雪花は、楓を美しく飾る。 楓は雪に染まり、烏は霜を纏う! 雪に引き立てられた楓はより一層赤くなり、美しく情熱的に命を歌う。 音楽と舞踊が完全に融合した瞬間、紅葉は軽やかな足取りで晴明の机に飛び乗った。 彼女は俯き、舞のような美しい動きで晴明に酒を注いだ。 「私は晴明様……の答えの方が、より好きよ。」 扇子を広げ、盃を受け取った晴明が、逃げも隠れもせずにまっすぐに見つめてくる紅葉を見返す。 源博雅がすぐに小白の目を隠した。 「これは見ちゃだめだ!」 わけがわからず、小白が暴れる。「皆ここにいるのに、どうして小白だけ見ちゃいけないんですか?!」 音楽が止まった時、紅葉が地面に舞い落ちた。 周囲の楽師と踊り子たちも、忽ち楓に戻った。 強烈な舞曲の余韻に浸っていた一同は、お開きになったことを思わず嘆いた。 「本当に、完璧な宴でした。」紅葉が皆に向かって一礼し、幕引きを告げる。 「私はこれから、物語に終止符を打たなければ。」 「そうだ、もし物語の終わりが気になるようなら、今度は晴明様たちの方から会いに来てね。」 門についた紅葉は、月明かりを浴びている。霜に飾られた服と月明かりが互いを引き立て、今の彼女の笑顔をより美しく見せてくれる。 「今から、次の出会いを楽しみにしているわよ。」 骨の烏が翼を広げると、紅葉は仰向けに後ろに倒れた。楓の葉が舞い、紅葉は風に乗って空に舞い上がった。 彼女の姿が遠のいていく中、風が最後の言葉を運んできた。 「愛しいあなたに……私の楓を捧げます、大切にしてね……」 黒晴明が手を開くと、その手のひらには不思議な光を放つ楓の葉があった。 違和感を感じた晴明が手元を確認すると、その手のひらには同じ楓の葉があった。 一度黒晴明と見交わした後、俯いて楓を見つめた晴明は、思わず口元が緩んだ。 |
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