流光追月神

【陰陽師】流光追月神(りゅうこうおいつきがみ)の評価・おすすめ御魂・出現場所

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陰陽師攻略班
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「流光追月神(りゅうこうおいつきがみ)/SP追月神」の評価、ステータス、スキルを掲載!流光追月神の特徴を確認して、陰陽師の攻略に役立てよう!

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同一式神
追月神
追月神

「流光追月神」の基礎情報

総合評価 10.0/10.0点
PvE評価 10.0/10.0点
PvP評価 9.5/10.0点
レア度 SP
攻撃タイプ 単体牽制
補助
入手方法 召喚
百鬼夜行
100回召喚で入手(期間限定)
登場場所 -
声優・CV 日本語:名塚佳織
中国語:陶典
中国名 流光追月神
英語名 Luminary Oitsuki
アイコン
流光追月神

ダンジョン適正度

PvE評価 PvP評価
星6推奨度 所持しておきたい数
★★★★☆ 1体
活躍場所
PvE&PvPバランス型

※完全サポーターのため、PvP評価での「火力」は点数に加味していない。

全コンテンツ評価

「流光追月神」のスキル

スキル1:流光

流光

詳細
消費鬼火 鬼火 0
種類 DMG鬼火
効果 これは君に贈る光。
降り注ぐ金色の光が敵単体を攻撃し、目標に攻撃力の100%相当のダメージを与える。
レベルアップ時の効果
Lv2 ダメージが105%にアップ
Lv3 ダメージが110%にアップ
Lv4 ダメージが115%にアップ
Lv5 ダメージが125%にアップし、50%の確率で敵目標の鬼火ゲージを1点ダウンさせる(怪物には効果がない)。
スキル上げ優先度
★★★☆☆

スキル2:綺羅舞(パッシブ)

綺羅舞

詳細
消費鬼火 鬼火 0
種類 鬼火強化
効果 闇の中にいるのなら、自分だけの光を見つけ出せ。
唯一効果。舞い踊れ、月の閉幕だ。
自身のターン終了後に鬼火ゲージを3つ追加し、味方全体に2重の君を照らす光を付与する。味方の鬼火が溢れた時に自身が制御効果と放逐でない場合、味方全体を鼓舞し、溢れた鬼火1点につき、味方全体に1重の君を照らす光を付与する(自身の君を照らす光重数が上限に達すると発動しなくなる)。【君を照らす光】
[バフ、印]最大10重、1重ごとに攻撃力が5%アップする。【光の矢】
[バフ、印]上限3重、1重につき自身の効果抵抗が10%アップする。【唯一効果】
同じ式神が複数いても、このスキルを発動するのは一体のみである。【制御効果】
凍結、昏睡、混乱、挑発、沈黙、縛り、変幻、スタン、挑発、上級凍結、影縛、結霜、以上は全部制御効果に属している。後ろの六つはかき消せず、結霜は解除できない。【放逐】
行動不能。敵に選択されない。行動ゲージ位置固定。パッシブスキルと装備した御魂無効。ダメージと回復無効、バフとデバフ無効。
レベルアップ時の効果
Lv2 君を照らす光1重につき素早さが3アップ
Lv3 先手:鬼火ゲージを4点追加する
Lv4 君を照らす光1重の攻撃力アップ効果が10%に上昇
Lv5 味方のターン開始時に鬼火が3点に達していない場合、光の矢を1重消費して鬼火ゲージを1つ追加する。光の矢を持っていない場合は発動できない。
スキル上げ優先度
★★★★☆

スキル3:色彩の輝き

色彩の輝き

詳細
消費鬼火 鬼火 3
種類 強化デバフ駆除
効果 月から生きて帰れる者が、果たして存在するのか?
その衣には光が宿る。非召喚物の味方全体に「集隕光」を付与する、1ターン維持。戦闘開始時と自身のターン終了後に光の矢を3重獲得する。【集隕光】
[バフ、印]味方の鬼火が差し引かれると、鬼火ゲージが差し引かれた鬼火の数だけ進み、この印を消費する。同時に行動ゲージが一番前の敵に退色を付与する、1ターン持続。発動後、光の矢が1重減る。光の矢を持っていない場合は発動できない。【光の矢】
[バフ、印]上限3重、1重につき自身の効果抵抗が10%アップする。【退色】
[デバフ、印]ターン終了後、鬼火ゲージを進めることができない。
レベルアップ時の効果
Lv2 集隕光が消費されていない場合、持続時間が切れるときに追加で目標のデバフまたは制御効果を1つ駆除する。
Lv3 退色の持続時間が2ターンまで増える
Lv4 スキルの消費鬼火が1点減少する
Lv5 集隕光が消費されていない場合、持続時間が切れる時に追加で目標の攻撃力を30%、素早さを30アップさせる、2ターン持続。
スキル上げ優先度
★★★★★
スキル上げ優先度について
★★★★★:最優先で上げた方が良い(上げないと使えない)
★★★★☆:上げないと使えない場合がある
★★★☆☆:上げた方が良い
★★☆☆☆:優先度は低い
★☆☆☆☆:上げなくても良い

「流光追月神」の強い点

鬼火ゲージを加速する

流光追月神は、先手や自身のターン終了後、鬼火が除去された時に鬼火ゲージを進めることができる。さらに、味方のターン開始時に鬼火が3点以下の場合、流光があれば鬼火ゲージを進める。

編成しているだけで十分鬼火は回ることに加え、必ずしも1速で行動しなければならないわけでもないので非常に優秀。

発動条件 鬼火ゲージ数
先手 +4
自身のターン終了時 +3
味方のターン開始時、鬼火が3点以下の時
(流光がある場合にのみ発動)
+1
味方の鬼火が除去された時
(集隕光があるかつ、流光1重以上)
除去された数分

最大味方の攻撃力+130%&素早さ+60

流光追月神は君を照らす光により、味方全体に最大攻撃力+100%と素早さ+30を付与できる。さらに、スキル3で集隕光を付与し、集隕光が消費されなければ攻撃力+30%と素早さ+30を追加で付与できる。

バフ役としても優秀で、味方の火力と回転率を大幅に強化できるのでPvEからPvPまで非常に汎用性が高い。

君を照らす光の発動条件 重数
自身のターン終了時 +2重
鬼火が溢れる時 鬼火1点につき+1重

鬼火除去に強い&敵の鬼火ゲージ増加阻止

流光追月神のスキル3で付与できる集隕光は、味方の鬼火が除去された時に鬼火ゲージを除去された数と同じ分だけ進めることができる。さらに敵の行動ゲージの先頭にいる目標に退色を付与し、鬼火ゲージの増加を阻止可能。

千姫や浮世青行燈などの鬼火除去式神に対しても強くでることができ、千姫のように召喚物を置く必要がないので、月読や縛骨清姫などと同時編成できる点も強い。

集隕光が無消費の場合デバフ駆除

敵に鬼火除去式神がいなく、集隕光が消費されなかった場合、持続時間終了時に目標のデバフまたは制御効果を1つ駆除できる。火力アップや鬼火除去対策だけでなく、デバフ対策も可能。

「流光追月神」の弱い点

流光がないと集隕光を活かせない

集隕光は、発動すると流光が1重減少し、流光が1重以下の時は発動できない。敵が千姫や浮世青行燈など、複数の鬼火除去式神を編成している場合、流光が一気に消費されてしまい、集隕光の効果を活かすことができなくなってしまう。

そのため、流光追月神の素早さは、最速でなくてもできるだけ高く設定しておき、流光の補充頻度を増やそう。

耐久力は低い

流光追月神は、鬼火やバッファー、鬼火除去やデバフに対しては強いが、復活やバリアなどを持っていないため耐久力は低い。

禅心雲外鏡や一目連など、強力なバリア&追加効果持ち式神と一緒に編成することで安定感が増す。

君を照らす光のモーションがタイムロスになりうる

流光追月神を周回で使用する場合、君を照らす光のモーションが入るとタイムロスになってしまう。しかし、一部ダンジョンでは君を照らす光が発動したとしても最速を出すことができるので、使用できる場面も多い。

「流光追月神」に装備させるオススメ御魂

PvEオススメ御魂(サポート)

PvPオススメ御魂(サポート)

「流光追月神」のステータス

ステータス
攻撃 C (105)
HP S (1,206)
防御 A (78)
速さ S (111)
会心率 B (5%)
会心ダメージ 150%

覚醒後レベル40のステータス

ステータス
攻撃 2,224
HP 12,874
防御 459
速さ 111
会心率 5%
会心ダメージ 150%

「流光追月神」と相性が良い&対策式神

流光追月神と相性が良い式神

パーティを選ばず編成可能

流光追月神は、優秀な鬼火やバフ役、鬼火除去&デバフ対策と汎用性が抜群の式神。そのため、鬼火役に迷ったら流光追月神を編成しておけば問題ないほどに優秀。

流光追月神の対策になる式神

高火力で速攻撃破

流光追月神は、耐久力が低いため、神堕オロチや阿修羅のような速攻パーティに対しては厳しい。そのため、バリア式神や白蔵主、日和坊などでサポートする必要がある。

制御効果でスキル使用を阻止

流光追月神は、集隕光を発動することでデバフ対策ができるようになる。また、ターン終了時に効果抵抗アップするが、最大+30%のため、高命中の式神であればデバフを付与することが可能。

デバフをなるべく受けないためには、禅心雲外鏡のような効果抵抗アップ&デバフ短縮や駆除できる式神を編成しておくと安定する。

「流光追月神」のオススメパーティ

パーティ例1

陰陽師/式神/順番 役割 スキル/御魂/ポイント
神楽
神楽

(6速)
補助役アイコン
・味方の被ダメージダウン
・味方単体を再行動
・唐傘は延命でも可
・安倍晴明や八百比丘尼でも可
面霊気
面霊気

(1速)
補助役アイコン 招き猫 ×4 + HP/防御×2
②素早さ ④自由 ⑥自由
・味方の行動ゲージアップ
・敵に間接ダメージ
・御魂はバラ最速でも可
・SP/SSR閻魔や一目連等でも可
流光追月神
流光追月神

(2~3速)
補助役アイコン 蛤の精 ×4 + 防御/HP×2
②素早さ ④HP ⑥HP/防御
・鬼火ゲージを加速
・味方の攻撃力と素早さアップ
・鬼火除去に強い
・敵の鬼火ゲージ増加阻止
・招き猫/薙魂/共潜/火霊等でも可
鬼王酒呑童子
鬼王酒呑童子

(2~3速)
火力役アイコン
補助役アイコン
火霊 ×4 + 防御/HP×2
②素早さ ④HP/攻撃 ⑥HP/攻撃/防御
・制御効果免疫
・敵の行動ゲージ40%ダウン&バフ解除
・鬼王の姿で味方火力アップ
・HP30%以下味方デバフ解除
・招き猫/薙魂/玉樹等でも可
禅心雲外鏡
禅心雲外鏡

(4速)
補助役アイコン
回復役アイコン
招き猫 ×4 + 抵抗×2
②素早さ ④抵抗 ⑥HP
・デバフ/効果/印を1ターン短縮
・味方全体のHPを均一化
・HP50%分バリア/恢復/素早さバフ
・味方全体の効果抵抗アップ
季

(5速)
火力役アイコン
補助役アイコン
回復役アイコン
墓守り ×4 + 攻撃×2
②素早さ ④攻撃 ⑥会心DMG
・会心不要
・状況に応じた季節の切り替え
 └基本的には秋がおすすめ
・ワンパン以外は実質無敵
・季霊がターン外で攻撃
・敵全体に3回攻撃+α&季霊追撃

パーティ例2

陰陽師/式神/順番 役割 スキル/御魂/ポイント
神楽
神楽
補助役アイコン
・味方の被ダメージダウン
・味方単体を再行動
・唐傘は延命でも可
・安倍晴明や八百比丘尼でも可
流光追月神
流光追月神
補助役アイコン 薙魂 ×4 + 防御/HP×2
②素早さ ④HP ⑥HP/防御
・鬼火ゲージを加速
・味方の攻撃力と素早さアップ
・鬼火除去に強い
・敵の鬼火ゲージ増加阻止
・招き猫/薙魂/共潜/火霊等でも可
鬼王酒呑童子
鬼王酒呑童子
火力役アイコン
補助役アイコン
火霊 ×4 + 防御/HP×2
②素早さ ④HP/攻撃 ⑥HP/攻撃/防御
・制御効果免疫
・敵の行動ゲージ40%ダウン&バフ解除
・鬼王の姿で味方火力アップ
・HP30%以下味方デバフ解除
・招き猫/薙魂/玉樹等でも可
自由枠×3 - -
【パターン①】
・大夜摩天閻魔(蛤の精)
・初翎山風(日女巳時)
・一目連(共潜)
※SP閻魔は2体目のSP山風でも可【パターン②】
・閻魔(最速)
・大夜摩天閻魔(蛤の精)
・須佐之男(網切)
※閻魔はSP雲外鏡でも可【パターン③】
・禅心雲外鏡(招き猫)
・初翎山風(日女巳時)
・天剣刃心鬼切(心眼)※その他敵によって若干の変化あり

パーティ例3

陰陽師
神楽
式神(左から行動順)
閻魔 バラ 大夜摩天閻魔 招き猫 流光追月神 共潜 言霊 鍾霊 神啓荒 悲鳴鳥

パーティ例4

陰陽師
神楽
式神(左から行動順)
尋森シシオ 輪入道 流光追月神 薙魂 言霊 鍾霊 一目連 蛤の精 神啓荒 悲鳴鳥

パーティ例5

陰陽師
神楽
式神(左から行動順)
尋森シシオ 輪入道 禅心雲外鏡 招き猫 御怨般若 日女巳時 言霊 鍾霊 流光追月神 共潜

「流光追月神」の伝記(ネタバレ注意!)

伝記一

私はこの神社に祭られた神であり、人々へ庇護と恩恵を授けるための存在だ。
この世界において、苦難は絶えることがない。いつも神社には胸に願いを抱く者たちが集まり、生きる苦しみや悔しさを私に告げるのだった。私は彼らの願いに耳を傾け、救いの手を差し伸べ続けた。
時が経つにつれ、人々の悲嘆や無念の声は、私への賞賛と喝采に変わっていった。敬虔に拝む信者の笑顔を見ていると、神である私でも思わず顔が綻ぶものだ。

……けれど最近、人々の感激の声の中に、すすり泣きの声が混じっていることに私は気づいた。叶えられなかった願いを嘆いているような、世の不平に憤るような、悲痛な声……
その声は決まって、静まり返った夜に響いてきた。ある日の夜、私はしもべたちに、あのすすり泣く声はどこから来るのか調べてほしい、と伝えた。苦難に苛まれている者がいるのならば、信者を愛する神として、見過ごすわけにはいかない。
……すると、なぜだろう。その言葉をきいたしもべたちは、お面越しにわかるくらい驚き、慌てふためいた。それから彼らは耳をそばだて、神社の周りを何度も何度も探し回ってから……恐る恐る、私に告げた。
「追月神様、あの、その……すすり泣いているのは……あなた様では、ないでしょうか……」
……私が、泣いている……?

伝記一開放条件

条件 報酬
流光追月神をレベル40にする 銭貨
×5,000

伝記二

その後、すすり泣く声はますます酷くなっていった。それを遮ることができるのは、私を賞賛する人々の声を聞いている間だけだった。泣き声を聞きたくない私はだんだん、信者の来訪を心待ちにするようになっていった。……とはいえ、人々の願いを叶え、感謝され、彼らに必要とされることは、神たる私の存在意義なのだ。私はその役目に集中しようと考えた。
でも、参拝に来る信者は減る一方だった。
苦難が減れば、神に信仰を捧げる必要もなくなっていく。私がこの世界に福音と庇護を与えたことで、人々はもう祈りを捧げなくても済むようになっていた。
初めて神社に誰も来なかった日、私はある夢を見た。
寂れたおんぼろ神社の隅っこで、ひとりの妖怪が泣いている。彼女は何も言わなかったけれど、そのすすり泣く声からは、悔しさと苦しみが痛いほど伝わってきた。この子は妖怪だというだけで、どれだけ頑張っても認められず、いまにも無力感に押しつぶされそうになっている。
「認められて、必要とされたい……それのどこがいけないの!?私が、私が……妖怪じゃなくて、神様だったら……!」

次の瞬間、耳をつんざくほどの祈祷の声で私は目覚めた。いつのまにか、神社の外に信者の行列ができている。彼らは突然の災厄に見舞われ、幸せな生活が続かなくなり、神の私に再び庇護を求めに来たのだった。
祝福を懇願する祈りの声に囲まれながら、私はひれ伏して拝む信者たちを立ち上がらせた。
「ああ、なんと可哀想な人々!でも、安心して。だって、私は神様なんだもの!皆を、守ってみせるから!」
……すると、しもべたちが私の衣を後ろから軽く引っ張った。振り返ると、しもべたちは恐る恐る、私に告げた。
「追月神様……あなた様……いま、笑っていらっしゃいませんでしたか……?」
……私が、笑っている……?

伝記二開放条件

条件 報酬
流光追月神のスキルレベルを8回上げる 流光追月神の欠片
×10

伝記三

私が庇護を与えたこの世界は、気づけば、苦難と安泰の反復に陥ってしまっていた。
災厄に見舞われるたび、私は人々に安息と豊穣を授けた。でも、そうやって築いた幸せな生活も、次の災厄が起こればたちまちのうちに壊されてしまう。世界を滅ぼす大災害を止める手立てはなく、おまけに災厄の間隔はどんどん短くなっていた。
それでも、ついに世界は、感激と祈りに満たされるようになった。私の力のおかげで人々は、慎ましくもなんとか生きていけるようになったのだ。……なのに私は、人々が私へ向ける祈りに対して、喜びではなく、恐怖と不安、絶望的な無力感を感じていた。
ある時、私は人々が暮らす京を訪れた。そこには笑顔の信者が大勢いた。彼らは神像を敬虔に拝み、神が授ける庇護に感謝を絶やさなかった。
……けれど、立派で綺麗な神社の向こう側にある、半壊した城壁や民家が、人々の直面している悲惨な現実を声もなく物語っていた。
信者たちが、私の存在に気づく。彼らに囲まれる最中、ある信者が私の衣を掴んだ。振り返ると――どこかで知っているような、どうしても思い出せないような顔が、私の目に映った。
――その刹那。記憶が洪水(こうずい)のように私を飲み込んだ。呆然とする意識の中で、私は血溜まりの中に立つ自分自身を見ていた。……そして、懐かしささえ感じる、あの無力感と悔しさが胸を締め付けてきた。
ああ、そうか……いつも見る夢の中で泣いていたあの妖怪は……私、だったんだ……

世界が砕ける音が聞こえ、私は顔を上げた。大地を覆いつくす夜空はまるで帳(とばり)のようで、銀色の月が静かにすべてを見守っていた。この世界に神など存在しない。そもそも、この世界もただの綺麗な舞台に過ぎない。妖怪が神になりたいという演目を上演する舞台……さっきまで世界中を満たしていた祈りが一斉に止み、そして、銀の月の笑い声が、高らかに響いた。
「本気で、ここを離れるつもりか?」
「すべてを忘れ、人々に称えられる神として、満たされた日々を味わおうではないか」
「目覚めなければ――苦しいだけの現実と、蜜のように甘い嘘との境目は、消えて無くなるのだから」

……私は、神などではなかった。
昔、みんなから認められたい妖怪がいた。その子は神様を名乗って、自分なりのやり方で人々の願いをかなえてきた。そうして人々から賞賛と感謝を受けて調子に乗っていき、自分の力が及ばない願いを引き受け……取り返しのつかない過ちを犯すことになる。
偽物の神では、信者たちを守り切れない。
それだけのことを理解するのに、私はとても時間がかかった。ようやく真実を知った私は、苦痛に苛まれ、無力感に押しつぶされた。……そうして嘘にまみれた夢に囚われるようになった私は、彼女の顔を見て、ようやく目を覚ました。
それは、私の過ちの証明であり――私への警告だったのだ。

「人々の賞賛の声で、私は自分を見失っていた。でも、もう私は、嘘に頼って逃げたりしない!」
この世界で神として過ごした自分を振り返ってみると、賞賛の声は、たいして心地よくないものだと改めて思えた。――昔の私は神の存在を、夜空を照らす月のように憧れていた。妖の自分なんて、月明りを追うだけのちっぽけな存在なんだと思い込んでいた。でも、短い間だけど、神になってみて、やっとわかった。――私が探し続けていた「光」は最初から、ちゃんと私の中にあったんだ。
「雲の上の月みたいに賞賛を遠くで聴く存在ではなく、みんなの願いに寄り添って、みんなと一緒に笑顔になりたい!」
「だから私は、ここを出るわ」

世界の果てを、まっすぐに見つめる。そこには漆黒の海が広がり、人々の夢を通して集められた「嘘」で満ちていた。彼らはかつての私に似ている。真実の中で苦しみ、もがき、むなしい気持ちに押しつぶされそうになり、悪神の甘美な嘘に頼っては、どこまでも堕ちていく。
「これから私は、闇で自分を見失った人々と共に歩んでいく。彼らを導く光になって、一歩ずつ進み続ける。それこそが私にとっての、これ以上ない賞賛だから」
私の答えを聞き、世界を見守る月は満足げに目を閉じ――代わりに、美しい月光をふりまいてくれた。
私は月に向かって軽く会釈し、そして振り向く。
暗闇ですすり泣いていたあの声は、もう聞こえなかった。

伝記三開放条件

条件 報酬
闘技、練習、模擬戦で流光追月神が追月神と10回対戦して勝利する 勾玉
×10

「流光追月神」の紹介

「神」とは一体何なのだろう?誰が決めた?br追月神は人々に必要とされたい。
しかし以前、感謝の中で自分を見失ったことがある。
悪神が紡ぎ出す嘘の夢に落ち、偽りの世界の神になって、彼女はようやくはっきりと分かった。
空っぽの神の座はいらない。
努力して願いを叶えた後に見た笑顔は、偽りの称賛よりもずっと素晴らしい。
追い求めていた「月明かり」は、最初からずっと自分の中にあった。

陰陽師「式神図鑑」より

「流光追月神」のセリフ一覧

※編集中

「流光追月神」のイラスト

通常
流光追月神
謡う花月(花合戦)
謡う花月
イラスト1
流光追月神
イラスト2
流光追月神
イラスト3
流光追月神
イラスト4
流光追月神

「流光追月神」のCG

PV:月明開白

CG

召喚ムービー

「流光追月神」のプロフィール詳細

性別
武器 鼓の音、流光
タグ 偽りの神、普通だけど頑張り屋
イメージカラー 濃い青色、金色
長所 真面目、仕事が丁寧、強気。目標を決めたら全力で頑張る。自分の言動に気を配っていて、優雅に振る舞うよう心がけている。他人の気持 らを理解することができ、気にかけている信者や友達のために悩む
短所 少し傲幔で過激な性格をしている。たまに自己中心的な視点で物事を捉える(本人は気づいていて、いつも注意している)。やや短気で、何か思いつくとすぐ行動に移す。真面目であるが故に骗されたり、からかわれたりしやすい
興味があること 色んな鼓を集め、時々叩いて音を確認する。稳やかな夜はぼうっとして、そのまま寝落らする。屋上や屋根裏から、祭りを楽しむ人々の姿をこっそり観察する。言動や服装をもとにその人がどんな生活を送っているのか推測する
クセ/趣味 艶が消えないように、尻尾の毛の手入れをする。予想外のことが起きると面子を保つために強がって、何もなかったかのように振る舞う。耳からある程度本人の感情が見て取れる。緊張すると耳が立ら、落ち込むと耳が垂れる(本人は気づいていない)
特技 バランス感覚に優れていて、どんな状況でも転ぶことはない。夜目が利き、真っ暗な夜でもよく見える
性格 真面目、強気、責任感が強い、少し傲慢で過激な性格を隠している
関連人物 御饌津 (嫉妬すると同時に尊敬している神)
かぐや姫と月魔兎(複雜な気持ちを抱いている)
猫又(やましい気持ちがある)
月読(導いてくれる人)
晴明
信者たち
行動の動機 信者たちの願いを叶え、皆を助け、皆の満足した笑顔が見たい。嘘の世界に囚われた人々を呼び起こす
好きなもの 賑やかな町、静かな郊外、音楽と鼓の音、キラキラ光るもの、乾燥した場所
嫌いなこと 騒音、湿っぽい場所、嘘をつく悪人
弱点 湿気の多い場所にいると落ち込んでしまう。他人の願い(他人の願いを叶えるためにいつも頑張りすぎてしまう)
ギャップ 当人は以前に比べてだいぶ成長し、気持ちを隠すことができるようになったと思っているが、やはりボロが出る
好きな人 真面目に生きている普通の人々、自分に悩みを打ち明ける信者たち
好きな食べ物 見た目が綺麗な料理、様々な甘いお菓子(食べすぎにように努力する)、熱々の料理
嫌いな人 回りくどい言い方をする人
嫌いな食べ物 冷めた料理、酸っぱくて苦い木の実

SP式神とは?

SSRと同等のレア度

SP式神解説1

SP式神は、SSR式神と同等のレア度として扱われる。

召喚確率は0.25%

召喚確率はSP+SSR=1.25%だが、SP式神は0.25%。

現存する式神の異なる姿として登場

SP式神は、現在実装されている式神を元に作られる式神である。現存する式神とは異なる世代の式神を作ることで、よりストーリーを深く楽しんでもらうことが目的。

欠片召喚には60個必要

SP式神は、欠片で召喚しようとした場合、欠片60個が必要。SSR式神よりも10個多いため、集めるのは非常に大変。

覚醒前後は存在しない

SP式神は、覚醒前と覚醒後は存在しない。そのため、スキル追加がなく、覚醒素材も必要ない。SP式神は、覚醒後の数値やスキル強化を保有し、覚醒後の式神と同じ扱いになる。

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