【陰陽師】神啓荒(しんけいすさび)の評価・おすすめ御魂・出現場所
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「神啓荒(しんけいすさび)/SP荒」の評価、ステータス、スキルを掲載!神啓荒の特徴を確認して、陰陽師の攻略に役立てよう!
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同一式神 |
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荒 |
「神啓荒」の基礎情報
総合評価 | 8.5/10.0点 |
PvE評価 | 6.5/10.0点 |
PvP評価 | 10.0/10.0点 |
レア度 | |
攻撃タイプ | 全体攻撃 補助 |
入手方法 | 召喚 百鬼夜行 |
登場場所 | - |
声優・CV | 日本語:平川大輔 中国語:马洋 |
中国名 | 神启荒 |
英語名 | Divine Prophet Susabi |
プロフィール詳細 |
SP式神とは?詳細はこちら |
アイコン |
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ダンジョン適正度
PvE評価 | PvP評価 |
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星6推奨度 | 所持しておきたい数 |
★★★★☆ | 1体 |
活躍場所 | |
PvE&PvPバランス型 |
全コンテンツ評価
探索ダンジョン | 御魂ダンジョン | 覚醒ダンジョン |
---|---|---|
3/5点 | 3/5点 | 3/5点 |
御霊ダンジョン | 結界突破 | 闘技 |
4/5点 | 5/5点 | 5/5点 |
叢原火 | 日輪の隕 | 永生の海 |
5/5点 | 3/5点 | 3/5点 |
真オロチ | レイド | 鬼王襲来(麒麟) |
4/5点 | 2/5点 | 2/5点 |
陰界の門 | 異聞ダンジョン | 地域鬼王 |
4/5点 | 5/5点 | 3/5点 |
首領退治 | 妖気封印 | 経験値妖怪 |
3/5点 | 4/5点 | 3/5点 |
銭貨妖怪 | 石距 | 年獣 |
3/5点 | 3/5点 | 3/5点 |
イベント(※) | ||
4/5点 |
※イベントによって点数が大幅に左右される
「神啓荒」のスキル
スキル1:隕星
詳細 | |
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消費鬼火 | 0 |
種類 | |
効果 | これは星辰の導きなり。 流星を墜落させ、敵目標に攻撃力の100%相当のダメージを与える。 |
レベルアップ時の効果 | |
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Lv2 | ダメージが105%にアップ |
Lv3 | ダメージが110%にアップ |
Lv4 | ダメージが115%にアップ |
Lv5 | 「運命の星海」幻境で通常攻撃する時、幻境の発動回数を1回増やす。発動回数は最大6回。 |
スキル上げ優先度 |
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★★★☆☆ |
スキル2:星羅雲布
詳細 | |
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消費鬼火 | 2 |
種類 | |
効果 | 宿命は神が定め、運は人の手に委ねられる。 唯一効果。 運命の星海幻境を創り出し、幻境にいる敵ターン開始時に予言判定を行う。陰陽師以外の敵目標が鬼火を消費しない場合、星砕を発動し、敵全体に攻撃力の72%相当の間接ダメージを与える。同時に自身の最大HPの8%相当のHPを恢復し、味方が受ける通常攻撃のダメージが20%ダウンする。星砕を発動するたびに、荒は1重の星辰の力を獲得する。星砕判定を6回行うと幻境は閉じる。幻境が閉じる時に神啓荒の行動ゲージが30%アップする。【星辰の力】 [共通、印]最大6重。ターン開始時、自身が状態異常かつ星辰の力が3重以上の場合、3重消費して制御効果を全て解除または駆除する。【唯一効果】 同じ式神が複数いても、このスキルを発動するのは一体のみである。【先手】 戦闘開始時に行動する。 |
レベルアップ時の効果 | |
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Lv2 | 幻境の中で星砕を発動すると次回の星砕のダメージが25%アップする、最大75%。 |
Lv3 | 幻境の中での自身の被ダメージが40%ダウン |
Lv4 | 先手:「星羅雲布」発動 |
Lv5 | 星砕は目標のパッシブスキルを発動させない |
スキル上げ優先度 |
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★★★★☆ |
スキル3:星巡雷撃
詳細 | |
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消費鬼火 | 3 |
種類 | |
効果 | 星より生まれ、星に還る。 天体を操って星雲の奈落を放ち、敵全体に攻撃力の127%相当のダメージを与える。星辰の力を1重持つごと、追加で敵全体に攻撃力の56相当%のダメージを1回与え、その後全ての星辰の力を消費する。【星辰の力】 [共通、印]最大6重。ターン開始時、自身が状態異常かつ星辰の力が3重以上の場合、3重消費して制御効果を全て解除または駆除する。 |
レベルアップ時の効果 | |
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Lv2 | ダメージが139%にアップ |
Lv3 | 追加ダメージが68%にアップ |
Lv4 | 「運命の星海」幻境でこのスキルを発動する時、幻境の発動回数を3回増やす。発動回数は最大6回。 |
Lv5 | 追加ダメージは御魂効果を無視する |
スキル上げ優先度 |
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★★★★☆ |
スキル上げ優先度について |
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★★★★★:最優先で上げた方が良い(上げないと使えない) ★★★★☆:上げないと使えない場合がある ★★★☆☆:上げた方が良い ★★☆☆☆:優先度は低い ★☆☆☆☆:上げなくても良い |
「神啓荒」の強い点
最大全体7回攻撃
神啓荒は星辰の力を6重まで溜める事で、最大全体に7回攻撃をすることが可能。さらに、2~7回目までの攻撃は御魂効果も無視できるので、青女房や玉樹、狰などの厄介な御魂を無視できる点も強力。
敵が鬼火無消費で全体に反撃
神啓荒は幻境展開中、敵が鬼火を消費しない場合、星砕で敵全体に間接ダメージを与えて反撃を行う(制御されていても発動)。また、星砕を発動すると星辰の力を1重獲得でき、スキル3の全体攻撃回数を増やせる。
星砕はパッシブスキル無視、間接ダメージなので御魂無視も可能なので安全に攻撃可能。対不知火パーティに加え、魅妖や沈黙、嘲罵(挑発)持ちの式神、鈴鹿御前、帝釈天、玉樹などと組み合わせることで通常攻撃を誘発可能。
幻境中は被ダメ40%と耐久力が高い
神啓荒は幻境中展開中、自身の被ダメージが40%軽減されるため耐久力が比較的高い。さらに、星砕発動時は自身のHP10%恢復に加え、味方への通常攻撃ダメージも20%軽減可能のため自己完結&サポートも可能。
星辰の力を消費して制御効果解除
星砕で付与できる星辰の力は、スキル3使用時に追加ダメージを与えるだけではなく、3重消費することで制御効果を解除または駆除可能。スキル3の火力は落ちるものの、変化やスタンなどといった制御効果も解除できるので非常に優秀。
「神啓荒」の弱い点
星辰の力は鬼火を消費させない必要がある
星辰の力を溜めるには、敵が鬼火を消費しない必要がある。通常攻撃メインの対不知火パーティであれば良いが、スキル中心のパーティの場合は、魅妖や沈黙、嘲罵(挑発)持ちの式神、鈴鹿御前、帝釈天、玉樹などと組み合わせるのがおすすめ。
※因幡かぐや姫の祈念の力のみを使用した場合にも星砕は発動する。
序盤に制御効果を付与されると弱い
神啓荒は星辰の力が3重以上あれば制御効果を解除できる。しかし、先手で速攻制御効果を付与されると星砕を発動できず、星辰の力も発動できないので味方でデバフ駆除するなどのサポートがあると安定する。
「神啓荒」に装備させるオススメ御魂
間接ダメージ判定時の御魂効果は発動しない |
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間接ダメージの決算時、敵味方問わず、御魂効果を誘発しない。星砕のダメージは、破勢や網切、魍魎の匣などを装備した場合、効果は発動しないので注意。 |
オススメ御魂(アタッカー)
御魂 | セット/効果 |
---|---|
悲鳴鳥 |
【悲鳴鳥×4 + 防御/会心×2】任意の非妖怪目標が倒された時、最大HPの20%が回復する。さらに戦闘終了まで、ダメージを20%アップさせる(上限120%)。 |
玉樹 |
【玉樹×4 + 防御/会心×2】味方が攻撃を受けた場合、25%の確率で相手の鬼火を1つ消す。多段攻撃は効果重複なし。挑発された目標に対する発生率が60%ダウンする。 |
地蔵の像 |
【地蔵の像×4 + 防御/会心×2】会心を受けたとき、ダメージの10%を吸収。さらに30%で他味方にも発動。 挑発された目標に対する発生率が60%ダウンする。 |
針女 |
【針女×4 + 防御/会心×2】会心時、40%で目標の最大HPの10%のダメージを与える。このダメージは自身の攻撃力の120%を超えない。 |
貝吹坊 |
【貝吹坊×4 + 防御/会心×2】装着者はターン開始時にダメージを一回吸収できる貝鎧を1重獲得する。貝鎧が存在する限り、ダメージが25%アップする。 |
青女房 |
【青女房×4 + 防御/会心×2】致命傷を初めて受けた時、すべてのバフ・デバフを解除し、100%のHPを回復させ、1ターンの間自身を氷結させる。氷結中、防御力が100%アップし、すべてのデバフを無効化する。氷結が解けた後、まだ生存している場合は再び100%のHPを回復させる。1ターンにつき1回のみ発動する。 |
海月の火の玉 |
【海月の火の玉×4 + 防御/会心×2】鬼火の数が上限に達すると、妖術発動時に追加で鬼火1点を消費し、ダメージが40%アップする。 |
招き猫 |
【招き猫×4 + 防御/会心×2】ターン開始時、50%で鬼火を2点獲得。 |
返魂香 |
【返魂香×4 + 防御/会心×2】ダメージを受けた場合、25%の基礎確率で相手を1ターンスタンにする。複数回攻撃でも1回しか発動できない。挑発された目標に対する発生率が60%ダウンする。 |
バラ | 会心2セット×3 |
御魂位置 | オプション |
---|---|
壱(左上) | 【メイン】攻撃力【サブ】会心率,会心DMG,追加攻撃力 |
弐(左) | 【メイン】追加攻撃力 / 追加HP【サブ】会心率,会心DMG,追加攻撃力 |
参(左下) | 【メイン】防御力【サブ】会心率,会心DMG,追加攻撃力 |
肆(右下) | 【メイン】追加攻撃力【サブ】会心率,会心DMG,追加攻撃力 |
伍(右) | 【メイン】HP【サブ】会心率,会心DMG,追加攻撃力 |
陸(右上) | 【メイン】会心率 / 会心DMG【サブ】会心率,会心DMG,追加攻撃力 |
御魂設置例
御魂 | 例 |
---|---|
パターン① | ①効果指標:与ダメージ └弐:追加攻撃力/追加HP └肆:追加攻撃力 └陸:会心率/会心DMG ②2セット:防御力 ③会心率:100% ④素早さ:128以上(以下でも可) |
「神啓荒」のステータス
ステータス | ||
---|---|---|
攻撃 | (174) | |
HP | (1,227) | |
防御 | (74) | |
速さ | (116) | |
会心率 | (10%) | |
会心ダメージ | 150% |
覚醒後レベル40のステータス
ステータス | ||
---|---|---|
攻撃 | 3,672 | |
HP | 13,102 | |
防御 | 432 | |
速さ | 116 | |
会心率 | 10% | |
会心ダメージ | 150% |
「神啓荒」と相性が良い&対策式神
神啓荒と相性が良い式神と御魂
式神 | 理由 |
---|---|
大夜摩天閻魔 |
鈴鹿御前の通常攻撃や帝釈天の操作を初め、その他制御効果で鬼火無消費(行動制限)や通常攻撃を誘発。 |
夢尋山兎 |
|
鈴鹿御前 |
|
帝釈天 |
|
御饌津 |
|
稲荷御饌津 |
|
彼岸花 |
|
閻魔 |
|
星熊童子 |
|
川猿 |
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小松丸 |
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孟婆 |
|
千姫 |
鬼火を消失&余分に消費させることで通常攻撃を誘発しやすくする。 |
蒼風一目連 |
|
浮世青行燈 |
|
青行燈 |
|
百目鬼 |
|
玉樹 |
|
言霊 |
誑默で義火のみを消費した場合、何も起きないので星爆を発動可能。 |
驍浪荒川の主 |
神啓荒は耐久力が高いので、不動の守護になった後も生存しつつ、星爆やスキル3でダメージを与えることが可能。 |
清姫 |
防御ダウンで星砕を確定会心にできる。その際会心率不要で会心DMGを盛る。 |
蠍女 |
星砕の間接ダメージに合わせて蠍毒5重による全体攻撃を発動できる。 |
神啓荒の対策になる式神
式神 | 理由 |
---|---|
尋森シシオ |
絡みつくで星砕のダメージを無効化できる。 |
鯉の精 |
星砕での間接ダメージをバリアで大幅に軽減。 |
蛍草 |
星砕の間接ダメージを回復に変える。 |
星辰の力が溜まるまでは制御が有効
神啓荒は、星辰の力を3重消費すると制御効果を解除できる。ただし、3重溜まる前であれば制御効果を解除できないので有効。
また、通常攻撃をしないように鬼火管理には十分注意して立ち回る(もしくは鬼火式神を複数体編成する)ことで、星辰の力を溜めないようにすることができる。
「神啓荒」のオススメパーティ
パーティ例1(オート可)
陰陽師 | ||||
---|---|---|---|---|
|
||||
式神(左から行動順) | ||||
バラ |
式神/行動順 | 御魂/ポイント |
---|---|
言霊 (1速) |
【効果指標】効果抵抗 【2セット】抵抗/命中/防御 【効果命中】50% 【素早さ】210以上②素早さ ④抵抗/命中 ⑥HP ・招き猫/鍾霊でも可 |
驍浪荒川の主 (2速) |
【効果指標】与ダメージ 【会心率】100% 【素早さ】200以上②素早さ ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・薙魂や火霊、破勢でも可 ・鬼王酒呑童子でも可 |
心狩鬼女紅葉 (3速) |
【効果指標】与ダメージ 【2セット】追加防御力 【会心率】100% 【素早さ】135以上②攻撃 ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・応声虫や雪幽魂でも可 ・大夜摩天閻魔でも可 |
不知火 (4速) |
【効果指標】HP 【2セット】追加防御力 【防御力】950以上 【素早さ】128以上②HP ④HP ⑥防御 ・鏡姫や地蔵の像などでも可 |
安倍晴明 (5~6速) |
- |
神啓荒 (5~6速) |
【効果指標】与ダメージ 【2セット】追加防御力 【会心率】100% 【素早さ】128前後②攻撃/HP ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 |
パーティ例2(オート可)
陰陽師 | ||||
---|---|---|---|---|
|
||||
式神(左から行動順) | ||||
式神/行動順 | 御魂/ポイント |
---|---|
言霊 (1速) |
【効果指標】効果命中 【2セット】効果命中 【素早さ】220以上②素早さ ④命中 ⑥HP ・魅妖/雪幽魂でも可 |
心狩鬼女紅葉 (2速) |
【効果指標】攻撃力/効果命中 【2セット】効果命中 【素早さ】220以上②素早さ ④⑥攻撃 ・雪幽魂/鍾霊でも可 |
驍浪荒川の主 (3速) |
【効果指標】与ダメージ 【会心率】100% 【素早さ】200(220)以上②素早さ ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・薙魂/バラでも可 |
不知火 (4速) |
【効果指標】HP 【2セット】追加防御力 【防御力】950以上 【素早さ】128以上②④HP ⑥防御 |
安倍晴明 (5~6速) |
- |
神啓荒 (5~6速) |
【効果指標】与ダメージ 【2セット】追加防御力 【会心率】100% 【素早さ】128前後②攻撃/HP ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 |
パーティ例3(オート可)
陰陽師 | ||||
---|---|---|---|---|
|
||||
式神(左から行動順) | ||||
式神/行動順 | 御魂/ポイント |
---|---|
驍浪荒川の主 (1速) |
【効果指標】与ダメージ 【会心率】100% 【素早さ】200(220)以上②素早さ ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・薙魂/バラでも可 |
不知火 (2~4速) |
【効果指標】HP 【2セット】追加防御力 【防御力】950以上 【素早さ】128以上②④HP ⑥防御 |
神啓荒 (2~4速) |
【効果指標】与ダメージ 【2セット】追加防御力 【会心率】100% 【素早さ】128以上②攻撃/HP ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 |
鈴彦姫 (2~4速) |
【効果指標】与ダメージ 【会心率】100% 【素早さ】128以上②④攻撃 ⑥会心DMG/会心 |
安倍晴明 (5速) |
- |
御饌津 (6速) |
【効果指標】効果抵抗 【2セット】追加防御力 【素早さ】128以下②HP ④命中 ⑥HP ・入内雀/言霊でも可 |
パーティ例4
陰陽師 | ||||
---|---|---|---|---|
|
||||
式神(左から行動順) | ||||
バラ |
式神/行動順 | 御魂/ポイント |
---|---|
閻魔 (1速) |
【効果指標】素早さ②素早さ ④自由/命中 ⑥自由 ・招き猫でも可 |
大夜摩天閻魔 (2速) |
【効果指標】素早さ②素早さ ④命中 ⑥HP |
流光追月神 (3速) |
【効果指標】素早さ/HP 【2セット】防御 【素早さ】210以上②素早さ ④HP ⑥HP/防御 |
言霊 (4速) |
【効果指標】効果抵抗 【2セット】抵抗/命中/防御 【効果命中】50% 【素早さ】210以上②素早さ ④抵抗/命中 ⑥HP |
神啓荒 (5~6速) |
【効果指標】与ダメージ 【2セット】防御②攻撃/HP ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・玉樹でも可 |
神楽 (5~6速) |
- |
※閻魔&大夜摩天閻魔は別の式神でも可
パーティ例5(オート可)
陰陽師 | ||||
---|---|---|---|---|
|
||||
式神(左から行動順) | ||||
式神/行動順 | 御魂/ポイント |
---|---|
尋森シシオ (1速) |
【効果指標】素早さ②素早さ ④抵抗 ⑥HP ・招き猫でも可 |
流光追月神 (2速) |
【効果指標】素早さ/HP②素早さ ④HP ⑥HP/防御 ・共潜/火霊でも可 |
言霊 (3速) |
【効果指標】効果命中 【素早さ】210以上②素早さ ④命中 ⑥HP ・雪幽魂でも可 |
一目連 (4速) |
【効果指標】回復量 【素早さ】200以上②素早さ ④HP ⑥会心DMG/会心 |
神楽 (5~6速) |
・晴明/八百比丘尼でも可 |
神啓荒 (5~6速) |
【効果指標】与ダメージ 【2セット】防御②攻撃/HP ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 |
パーティ例6(オート可)
陰陽師 | ||||
---|---|---|---|---|
|
||||
式神(左から行動順) | ||||
式神/行動順 | 御魂/ポイント |
---|---|
鬼王酒呑童子 (1速) |
【効果指標】素早さ 【2セット】防御②素早さ ④HP ⑥HP/防御 |
心狩鬼女紅葉 (2速) |
【効果指標】与ダメージ 【2セット】防御 【会心率】80%以上 【素早さ】140前後②④攻撃 ⑥会心DMG/会心 |
言霊 (3速) |
【効果指標】与ダメージ 【会心率】100% 【素早さ】128以上②④攻撃 ⑥会心DMG/会心 |
不知火 (4~6速) |
【効果指標】HP 【2セット】防御 【防御力】850以上②④HP ⑥防御 |
神楽 (4~6速) |
・安倍晴明や八百比丘尼でも可 |
神啓荒 (4~6速) |
【効果指標】与ダメージ 【2セット】防御②攻撃/HP ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 |
「神啓荒」の伝記(ネタバレ注意!)
伝記一
「天命はすでに決まっている。決して、それに逆らってはならない」 月海で初めて自我に覚醒した時から、私はひと時でさえ先生の教えを忘れたことはなかった。 予言の神であるツクヨミは、私に予言の力とともに、その重要な訓示を授けてくれたのだ。 月海では、星々は運命の軌跡を辿って、常に月を中心にして回り続けている。 どれだけ月日を重ねようと、その回転は変わらず、同じように繰り返されていた。 それは、月海で生まれた私たち星の子らと、ツクヨミとの関係によく似ていた。 星の子らが祈れば、いつでも月は確かな予言を授けてくれるのだった。 子供のころ、先生と手をつないで、果てしない月海を歩いたことがあった。 美しい景色に見惚れる私に、先生は月海に浮かぶ星々を指差し、言った。 「生きとし生けるものは皆、定められた天命を与えられている。ちょうど星々が、決まった軌跡に沿って動いているようにね」 私は先生に振り向いて、尋ねた。 「もし、星々が軌跡を逸れたら、どうなるのですか?」 月夜の下、先生は優しく——どこか悲しい笑顔を浮かべ、答えた。 「運命の軌跡から逸れるとは即ち、天命に反するということだ。いずれ災厄が訪れ、その星は滅んでしまうだろう」 「荒、私はあなたを不要な厄災から遠ざけたいのだ。だから決して、天命に逆らってはいけない。この教えを、ちゃんと覚えておくのだよ」 |
伝記一開放条件
条件 | 報酬 | |
---|---|---|
神啓荒をレベル40にする |
×5,000 |
伝記二
私はある下賜の日に、ツクヨミの最も優秀な弟子として人の世へ降りることとなった。 人間たちは予言の力の恩恵を受け、月日が経つにつれ先生への敬愛を深めていった。 だが彼らは、徐々にその力に溺れ、すがり、依存するようになってしまった。 救いを求める彼らの目には、底知れぬ欲望と不満が渦巻いていた。 予言の力で己の運命を変えようとする人間は大勢いた。だが結局はどの人間も、いちど知ってしまった運命に縛られ、少しずつ支配され、最後には運命の奴隷となっていった。 次第に私は、人間たちに予言を授けることは本当に正しいのだろうか?と考えるようになった。 そんなある日、私は小さな漁村を訪れた。そしていつものように、神使いと名乗り、村人たちに予言を授けた。 「一年後、この地は洪水に飲まれてしまう。離れる準備を急いだほうがいいだろう」 しかし、ひとりの少年が一歩前に出て、堀を掘って堤を築いて、洪水を防いで見せると言い出した。 理解できず、私は彼に尋ねる。 「天命に逆らってはならない。それなのに、なぜ抗おうとする?」 「天命に従う前にできることをやり切りたいんだ。そもそも、天命だなんて、ぜんぶ嘘っぱちかもしれないじゃないか!」と、少年は言った。 その答えを聞いて、私は沈黙した。長年に渡って従い続けてきた「天命」は、本当にすべてが正しいのだろうか?——万が一それが、月海の作り出した、偽物の運命だとしたら…… 私は真実を知るため、自分だけの予言空間——星海を創造した。ここでなら、天命を変えられる糸口を見つけられるかもしれない。 「——荒よ。いま一度、大切なことをあなたに教えよう」 気づくと、いつの間にか先生が私の背後に立っていた。先生は漁村を指差す。村人たちが必死に築いた堤は——洪水によってあっけなく決壊し、村は濁流に飲み込まれてしまった。 同時に私の星海も、漁村にあった建物や家屋と同じように、粉々に崩れ落ちた。 「天命は、絶対不変なのだ。抗おうとしても、悲しい結果しか生み出さない」 その言葉を残して、先生は去った。 私は納得できず、けれど先生に何一つ反論できなかった。天命が変えられないというのなら、私たちがやっていることに一体、何の意味があるというのだ……? |
伝記二開放条件
条件 | 報酬 | |
---|---|---|
神啓荒のスキルレベルを8回上げる | 神啓荒の欠片 ×10 |
伝記三
天命に従えば、己の良心に背くことになる——いま私は、半壊した高天原を見つめ、ツクヨミの元を去ろうとしていた。 彼はもう、かつて憧れを抱いた先生ではなくなっていた。私の目の前にいるあの男は、運命の奴隷でしかない。 「確かに、天命には逆らってはならない。死中に活路を見出したければ——天命を、出し抜くしかない」 唇を噛み締め、拳を握り、私は良心に背いて偽りの証言をした。 罪深い私は、冷たい風の吹きすさぶ、星々が美しく輝く夜に己の天命を探す旅に出た。 最初に訪れたのは——百年前に洪水に飲まれた、あの漁村があった場所だった。 そこは今や、新たな住人たちによって以前とは比べ物にならないほどに堅牢な堤が築かれ、大きな港へと発展していた。 百年に渡りこの地は洪水に侵され続けるだろうと予言を告げた私に対して、人間たちが「真に天命を生きる」ことの意味を、教えてくれている気がした。 「運命の歯車は、私の予言通りに回り始めた。長きにわたる雌伏が、いよいよ報われる時が来たのだ」 太陽の光は月に取って代わり、終焉が訪れ——全ては、予言通りの結末を迎えた。 水面から月が昇り、ツクヨミが静かにその上に降り立つ。彼は微笑み、言った。 「荒よ。瞬く間に、千年の時が過ぎたな。世界の終焉は天命なのだ。それに逆らう者には、滅亡が訪れるだけだ」 私はもう迷わなかった。ためらわず、思いの丈すべてを言葉にする。 「真の天命は、あなたや月海が決めるものではない。……それは私たちの選択と、意志によって創り出されるものだ!」 「天命は、変えられる。今こそ高天原を返してもらおう!偽物が真実に、敵うはずがないのだ!」 今夜、月と星々が燦然と輝く。千年の時を経て、決戦の幕が開こうとしていた。 |
伝記三開放条件
条件 | 報酬 | |
---|---|---|
闘技、練習、模擬戦で神啓荒が30回勝利する |
×10 |
「神啓荒」の紹介
かつて月読の一番弟子だった、月海から生まれし者。
幾度も人間界に向かい、人々に予言を告げた。
謎に包まれた彼は、誰に対しても距離を置いている。
果敢で冷静で、威厳溢れる振る舞いをしている。それでもちょっとしたことから彼の優しさが伝わってくる。
人間界に落ちた彼は、己が運命を探し求めている。
彼だけが知る使命を抱え、千年に渡り星空の下でただ一人見守り続けてきた。
浮世の諸行を観察し、絶望を深く理解した彼は、ついに運命の意味を悟った。
この時、彼は運命を手中に収め、やがて運命の支配者となった。
陰陽師「式神図鑑」より
「神啓荒」のセリフ一覧
※編集中
「神啓荒」のイラスト
通常 |
---|
碁嗜む青龍(商店) |
星摘み(商店) |
イラスト1 |
イラスト2 |
イラスト3 |
イラスト4 |
イラスト5 |
イラスト6 |
イラスト7 |
「神啓荒」のストーリー
記憶絵巻
月海 |
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全ての始まりは、太陽の女神が玉座に腰を下ろした日にある。 「私は光の神だが、世界に光を与えることに甘んじてはならない。私は神々に倣い、世界のために創造すると決めた。この時のために、私は『愛』という創造物を創り出した。それは氷を融かし、闇を追い払い、万物を進化させ、神の一族である私たちと私たちが創造した森羅万象と永遠に離れることなく繋げてくれる」 そこで彼女は「愛」をまき散らし、最初の命に新たな息吹を吹き込んだ。進化する命は千万を超える種を生み出し、神の一族に最も近い人間が誕生した。人間は愛を受け入れるだけでなく、同時に神々に愛を捧げている。天照は神々と創造物が永遠に共存する約束を果たした。 しかしその一方で、世界の始まりにて誕生した蛇神は人の世をはいつくばい、欲望を煽って人々に殺し合いを唆している。蛇神は浮世に終わりなき恐怖や暗黒をもたらし、その影は次第に天照が統べる高天原の神々を包み込んでいる。 「いつの日か、蛇神と高天原は戦争をするでしょう」と天照は嘆く。「私はそんなことを望んでいないが、これは避けられない運命である。運命を受け入れるには、高天原と人の世に未来をもたらす予言の神が必要となる」 天照大神の期待や願いの中で、高天原は最初の予言の神……月読を迎えた。最初の予言の神として、彼は天照に月海の絶対なる支配権を与えられた。 それから、月読は高天原の境目にある月海で未来を見守り続けている。 茫々たる月海は空を飾る星々を映し出していて、無数の三日月が浮かんでいる。月読の目にも等しいそれらは絶え間なく月海の運命の流れを観察している。その時、まだ若い月読は夜空見上げた。無限に広がる宇宙の中で一人ぼっちになったような寂しさが月読の心を満たした。 「私もこの世界のために何かを創造すべきか?」と月読は聞いた。膝まで海水に浸かり、明るい月を見上げる彼は戸惑っているのか、それとも覚悟を決めたのか。彼が杖を振ると、残月を取り巻く雲が消え、世界の運命を示す星々が見えた。 彼の願いが聞こえたかのように、星々を映す月海の中から星の子達が誕生した。嬉しく寂しい笑顔を見せた月読は、まるで星の子達の悲しい運命を見透かしているかのようだった。 「私は君達の父親であり、母親でもある。君達を育てる土であり、戒める杖でもある。君達は生涯私の月海で『運命の星』を探し続けるが、それを見つけることは永遠にない。世界の運命のために数え切れない予言をするが、運命を変えることはできない。」 それから、月海を掌握した月読が数え切れないほどの星の子を育てた。星の子達は生まれながら予言の力を持っている。彼達は月読の配下で予言の方法を学び予言の神使となり、神王天照が天地の始まりに誕生した蛇神に対抗するために予言をする。 しかし蛇神は高天原の神獄から六つの罪を解き放ち、人間に「愛」と相反する「罪」を与えた。 月日が流れ、六つの罪が化した悪神を統べる蛇神は人の世で欲望や恐怖をまき散らし、人を妖鬼に堕落させ、屍山血河を築き上げた。蛇神と六つの罪は人間から七悪神と呼ばれている。 星の子達は災いに見舞われる人々に同情を禁じ得なかった。幼い彼らはしばしば月海を渡って人間界に忍び込み、人間に未来を伝え、困難を乗り越える手助けをする。 時間が経ち、ある日、月海からまた新たな星の子が生まれた。彼は星々に囲まれ、煌めく月光を放っていた。 彼がつまずきながら月読の前に歩いてきて、月読に運命のことを聞く。 あの星の子は聞いた。「月読様、月海で自分を生んだ星を探しても見つからないのも、僕達の運命?」 月読は笑った。「そうだ。周りは見えても、自分の目を見ることはできないのと同じことだ。運命のために生まれた我々は、自分の運命を覗くことはできない。それが定めさ」 「見つからないとわかっているのに、なぜ一生かけて探すの?それも運命?」少年は考え始めた。「真実を見つける日まで探したい。自分の運命を予言するのではなく、運命を掴みたい。教えてください、この執念は愚かなことなの?それとも無知?」 「苦しいか?」と月読は聞いた。 「はい。苦しいし、混乱する」と少年は答えた。 最後に月読は優しく話しかけた。「ならここで眠りなさい。あなたたちに無知を与えよう…さすれば、もがいても手に入らないものに苦しまずに済む」 「今から君の名前は荒だ」 七悪神が人間界を支配下に入り、罪が溢れる時、伊邪那岐は総帥として神軍を率いて七悪神や妖魔達と戦を始めた。静かな月海の中で、無知な神使達は、月読の子であるかのように彼に奉仕し、彼に従う。 歳月を重ね、月読は彼らが自分の子供であるかのように接する。いつも笑顔の月読は、一人になると無表情で弦月を眺める。そして人間に月海の予言を漏らした星の子を見つけると、いつも笑顔を絶やさない月読は必ず厳しく処罰し、時に刑罰を科す。 彼の愛弟子である荒には、ずっと見えていた。 「なぜ僕たちは未来を予言できるのに、それを人々に教えてはならないの?」と星の子達は泣いて訴えている。 「天命に逆らうことはできない。全ては定められている」と月読は言い、「もし運命は容易く書き換えられるものなら、命は本当の意味を失ってしまう。生まれながら運命の残酷さを分かったのなら、恐らく誰もこの世に生まれてきてほしくない。君達は死んだような、活気のない世界をみたいか?」 その時、荒という名の少年が前に出た。「予めすべてを知り、人の運命を知った月読様は、人に失望したのですか?」 「最初から人に希望など持っていないさ。私の希望は君達だ」月読は態度が柔らかくなった。「できることならいつか、君達の中の誰かが、私の見ている未来を見てくれればいい」 荒はこう言った。「それはきっととても悲しい未来なんだね。でないとあなた様はそんな顔しないもん」 月読は答えた。「そうだな、荒。その未来は絶望だ、だから人に知られたくない」 それを聞いた少年の神使いは恭しく月読の前で跪いた。「私は遠くの未来を見ることもできなければ、月読様の寂しさを知ることもできない。しかしたとえその未来が訪れたとしても、私は必ず月読様の傍にいます。だから、悲しまないでください。失望しないでください」 少し止まってから、荒は俯いてこう言った。「どんな運命だろうと、私は必ず月海で生まれてきて、月読様の神使いになることを選びます。いつしか、人々は月読様の御心を理解し、自分の運命を受け入れると信じています。そして人々にそれに気付かせるのは、私たちの務めです」 その言葉を聞いて、短い沈黙の後、月読は笑みを浮かべた。 「では、毎月この日を神賜の日とし、人間に予言を伝えることを許可する」 そして彼はあるものを授けた。 「この月鏡は私の宝物だ。これは人々に君の役割を示すものとなる。人は愚かで、いつも運命に屈したりはしない。もし君が危険な目に遭ったら、月鏡が私の代わりに救ってやる」 「それから、稲荷神は助手として君と共に人の世に向かう」 と最後に彼は少年を戒めた。 「荒、君は私の一番弟子だから、くれぐれも失望させるなよ」 それから、神賜の日を迎えると、荒と御饌津はいつも高天原の使者として、月海の彼岸から人の世に舞い降り、人々に予言を伝える。海辺の人間たちは彼らに導かれ、村を作り海へ漁に出る。こうして人々の生活は少しずつ豊かになり、その地は浮世の最も平和な場所の一つとなった。神の導きに感謝すべく、人々は月海の彼岸にいる星の子達を祭る祠を建てた。一方、交流の架け橋になった荒は、定期的に人の未来を占う。 |
村の人々は跪いて神の恵みに感謝する、皆は楽しく笑っている。 「これは運命の導きだ」人々の喜びは荒にも伝わってきた。「私の力で、この笑顔を守り続ける。 |
命星 |
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高天原の神々と悪神との戦の中、向かうところ敵なしの伊邪那岐は一度悪神を人間界まで押し返し、神々はあと少しで勝てそうだった。 しかし勝利を手に収める直前、伊邪那岐は戦死してしまった。それから人の世と高天原は混乱に落ち、こう着状態にある戦争は長く続いた。伊邪那岐を失った高天原は不利な状況に追い込まれ、幾度も敗北を喫した。人間界は絶滅の危機に瀕している一方で、七悪神はますます勢いを増している。 強大な悪神に対抗するため、天照は三貴子を戦の指揮者に任命した。彼らは新しい制度の象徴となった。 審判の神……天照、その者は高天原を統べ、全ての決断を下す総帥となり、太陽と光輝の力を掌る。 予言の神……月読、天命を知り、重要な事柄や戦争の要を予言し、月と星の力を掌る。 処刑の神……須佐之男、罪深き神魔を断罪し、軍隊を率いて妖魔と戦い、雷と稲妻の力を掌る。 天照は命令を下した。「私はこの戦争を指揮する。須佐之男は軍を統べ、七悪神を迎え撃て。月読、須佐之男の軍師になる予言の神使いを数人か選びなさい。彼らは予言の力をもって神々の将を補佐できる」 そのため月読は一番賢い神使い達を呼び集めた。「人間界が七悪神の手に陥た。神王天照がヤマタノオロチをはじめとする七悪神を討つように命じた。あなたたちの誕生は星々の予言を借り、戦をあるべき結末へと導くためだった。荒、私は天照の傍から離れるわけにはいかない。あなたが須佐之男の軍師を務めるのだ。須佐之男は残虐横暴で有名だ。くれぐれも気をつけよ」 しかし荒はその命令に従おうとしない。 月読は優しく彼を説得する。「須佐之男は残酷な神、だから彼を監督する軍師が必要となる。これは私の一番弟子である君しか達成できない天命さ」 荒は理解した。「ご安心ください。必ず彼の全ての行動を、ありのままに月読様に報告します」 しかし、少年の神使いは戦場で暴虐と言われた須佐之男と出会い、本当の彼は礼儀正しく、頑固な男であることがわかった。 荒は軍師として最初に参加した戦いにおいて、須佐之男は全く予言の神使いの進言を聞いてくれない。 須佐之男はこう言った。「予言の神ってのはいつも天命だの運命だのばかり。俺が勝つ天命なら戦うが、負けると言われても最後まで戦うさ。わずかな可能性でも掴み取る。何もせずに後悔するのはまっぴらごめんだ」 この頑固な男の主張は強烈で、荒はいろいろ苦労した。しかし頑固な彼は本当に転機をもたらし、荒は驚きを禁じ得なかった。 初めて戦場に出た荒は傷を負ってしまった。それでも彼は戦場に残り、神軍を補佐するのを諦めず、予言し続けた。 一貫している少年を見て、須佐之男は思わず驚いた。「てっきり戦場を目にしたらすぐ弱音を吐き、帰ると思っていたが、こうも早く慣れたか」 「運命は変えられない、予言は間違ったりしない」と荒は断言した。「人々を無意味な犠牲にさせない」 荒が導いてくれたおかげで、戦争はすぐ終わった。 荒が周囲を見渡すと、朝日が降り注ぐ城は既に焼け野原になっていた。しかし廃墟の中から、人々が次々と現れた。どうやらほとんどの人が生き残ったらしい。 須佐之男はこう言った。「荒、君は自分の予言を変えた。予言があっても人々は未来を掴めない。人が掴めるのはこの瞬間だけで、俺から見れば、これこそが命の意味、天命なのだ」 こうして、軍師の荒と武神の須佐之男は共に戦に身を投じた。その間、少年荒が成長し、予言の力が増々強くなり、敵情を正確に予言してきた。一方、須佐之男は数々の勝利をもたらし、常に最小限の代償で戦争を終わらせている。予言の限界を越えた時もいくつかあった。 高天原は繁栄を極めていく中、二人は生死を共にした戦友になった。 もう一度勝利を収めたあと、荒が大戦後の焼け野原に立ち、妖魔大軍の死骸を見渡し、遠方で家族と再会を果たした人間たちを眺める。 このとき初めて、彼らの笑顔は荒を満足させるものではなく、困惑させるものとなった。「私は天命を守っているの?それとも人を守っているの?」 それから、少年荒は何度も人間界を巡り、村々を助け、人間のために予言し続けた。かつて自分が弱いと思っていた人間の中にも、運命に屈しない人が数多くいることを知った。 少年の神使いは自分に言い聞かせた。「いいや、月読様の月海を頼るだけでは、天命の本当の意味に辿ることはできない。私だけの予言の海が必要だ」 賢い少年は月海に倣い、なんと本当に夜中で新しい海の幻境を展開できた。 「私の海よ、永遠に照らし続ける月光がない君は、運命の海の星空を乗せる。月のない海のように、いつも瞬く星の光を映す……君を星海と呼ぶことにしよう」 満ち引きを繰り返す海岸にて、彼はこの世界のものではない星々を見上げる。「冷たい海…君に沿って歩き続ければ、ずっと探し求めている答えにたどり着けるだろうか?」 少年の神使いは毎晩星海を展開し運命の流れの中に潜り込む。 彼は冷たい海を歩き、潮が飲み込もうとしても、背後から運命の叫び声が聞こえたとしても、彼は止まらない。何度も何度も海で探した彼は、激動の運命を再度見てみた。 ようやく彼は海で星の軌道の変化を見出し、その星々が無数の支流と無限の可能性に向かうことを知った。 数え切れない支流を見て、少年は嘆いた。「運命に目をくらまされていた者が、運命を観測できる予言の神だったとは。私たちが予言した運命は、結末なんかじゃない」 「未来は運命がどれだけ残酷なものを知っていても、相変わらず抗うのを選んだ人が掴むものだ」 荒は再び月読の月海に向かい、彼の足元で跪いた。しかし今度は頭を下げなかった。 「月読様、」と彼は口を開いた。「天命は逆らえないものではない。私の予言があれば、運命に屈しない者はいつか必ず運命を変えられる」 彼はまっすぐに月読の目を見つめる。 驚いたことに、月読は長い間見続けた。 「荒、私の一番自慢の弟子よ、君は一度も私を失望させなかった」と彼は笑った。「そして今、君はようやく大きくなった」 その夜、月読は新たな予言をした。 「高天原は戦争に勝ち、無事に七悪神を鎮圧する」 高天原中はまもなく訪れる勝利を祝い、歓声をあげる。 |
予言 |
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月読の予言は、すぐ現実となった。 しかし高天原と悪神との戦いの最後の不確定要素は、悪神達ではなくヤマタノオロチだった。 戦争は意外な結末を迎えた。ヤマタノオロチがすぐには戦いに参加せず、六人の悪神を封印してからようやく姿を見せ、すぐ抵抗を諦めた。これはいつもの彼のやり口とは異なっていた。 神々が歓声をあげる中、天照は月読に手掛かりを探せと命じたが、役に立つ情報を予言できなかった。それに加えて、月海はヤマタノオロチへの審判の結果すら予言できなかった。 最後に月読は笑ってこう言った。「『裏切る神有れば、高天原は墜ち、一瞬にして灰と化す』。私が知っているのはそれだけだ」 月読の傍にいた荒はすべてを見ていた。 この異様な事態を前にして、神々も混乱と困惑に陥った。少年荒と須佐之男は星海で裁きの結末を覗こうとしたが、さらに恐ろしい未来が見えた。 ……神獄にいるヤマタノオロチは密かに反撃の計画を練り上げた。ヤマタノオロチが自分と須佐之男の神格を入れ替え、須佐之男が身代わりになった。そしてヤマタノオロチが天羽々斬を奪い取り、神を殺し、高天原を斬り落す。 高天原を支え、人の世を浄化すべく、天照が神力を纏い、太陽となって昇り、ヤマタノオロチが巨大な蛇に変身し追撃する。太陽が雲の上に昇ろうとしている瞬間、蛇神はそれを噛み砕いた。 傾いた岩漿は大地を火の海に変え、火の海の中で六道の扉の出口が現れた。封印された七悪神は再び人の世に顕現し、妖魔の大軍を呼び集めて人々を屠り始め、生き残った衆生をさらに悲惨な末路へと導く。彼らは新しい王の名を高らかに叫ぶ。 ……「神王ヤマタノオロチ!」 星海で予言を見た荒と須佐之男は、この絶望的な光景に驚愕した。 荒は星海の中で未来の可能性を占い続ける。しかしどんなに違う選択をしても、蛇神が審判を受ける日に悲劇は起きてしまう。いずれにせよ、人の世が滅びる道を辿る結果は全く変わらない。 千百回も滅びの結末を見せつけられたあと、若い神使いはかつてないほどの絶望に打ちひしがれた。彼の涙は星光が揺らめく海の中に落ちた。冷たい海は波を打ち、運命を変える機会を何度も失い、最後には避けられない天命を辿る。 「世界が火の海になり、ヤマタノオロチが世界滅亡の始まりになる」荒は悲しく言葉を口にする。「天命は変えることができないけど、選んだ道によって結末は変えられる。他の未来の可能性を探してみたが、今回だけはどう試しても別の可能性を見出せなかった」 荒は隣の須佐之男のほうを振り向いてこう言った。「須佐之男様、恐らくこれは私たちのいる『世界』の天命ではなく、すべての『世界』が直面せざるを得ない惨禍なのだ。」 しばらく黙り込んだ須佐之男が胸のあるの嵐の勾玉を外した。それは古き神の至高な証であった。彼はこう言い出した。「他の時空を行き来した人物なら知ってる。彼は長く失われた禁術や秘法を、時空の扉をくぐり抜け、千万の異世界の時空の中で運命を変える答えを探す方法を知っている」 このように、荒と須佐之男は嵐の勾玉を通じて古の神伊邪那岐に会い、彼から時空の陣の秘術を授けられた。 伊邪那岐は二人に教えた。 「時空を越える秘術は、予言の力を持つ神が法陣の構築を担わなければならない。時空の扉の先には、数え切れない可能性の世界がある。『世界』は無数の支流をなし、お前たちの望む未来もあれば、衰退や滅亡より恐ろしい結末もある。数え切れない『世界』を体験したお前たちが、たとえ運命を変える答えを見つけたとしても、『この世界』に戻ってから実現するんだ。『この世界』で時空を越えるには、過去と未来に出入り口となる法陣を作り、千年一度の星辰の力で発動しなければならない。しかしこの制御不能な未知と永遠の不安定な希望が、天命に逆らう代償となる。どんな世界に行こうと、常にお前たちと共にあるのだ」 それから、荒は時空の扉の入口を作り、星辰の力を注入し時空の扉を開き、須佐之男を無数の可能性のある世界へ送り込んだ。 同時に荒は法陣の外で星辰の力をもって須佐之男を導き、世界の壊滅と救済、そして須佐之男の犠牲を数え切れないほど見た。他の世界では、須佐之男が審判で逆転し蛇神を撃退したが、世界は湧き出る瘴気によって滅びた。次はヤマタノオロチを封印するために犠牲にしたが、数千年後封印が解かれ、再び現れた蛇神は戦神がいなくなった世界で六道の扉を開き、再び七悪神を呼び出して全てを壊した。その次はヤマタノオロチが天照を倒し神王になった世界。深い絶望の中でも、人を救おうとする意志を持ち、太陽を落とそうとした蛇神と相打ちになった。 星海ですべてを見た少年の神使いは、不安と悲しみを抱えながら、数々の壮絶な物語を最後まで見てきた。 絶望的な状況に追い込まれ、荒は頑張って神力を維持している。ほとんどの予言の力を使い果たしたその時、救いの答えを見つけた須佐之男が時空の彼方から戻ってきた。 その答えは、どうしよもなく悲しかった。 「須佐之男様、あなたの選んだ未来、確かに見た」荒は言葉を紡いだ。「あなたは未来の高天原審判でヤマタノオロチを封印した。その命と引き換えに…」 そう言った荒は再び星海の果てを見やった。「しかし千年後、再び蘇ったヤマタノオロチがまた世を滅そうとする」 「させないさ」と須佐之男は笑った。「俺は審判の前に千年後の未来へ行き、ヤマタノオロチを消す。そして高天原に戻り、審判を執り行い、死ぬ」 荒の目を見つめながら、須佐之男は頼んだ。「千年後にも時空の扉を開けてくれる人が必要だ。今の俺をこの時代に帰すためにな。荒、俺の若き軍師、世間知らずの友人よ。天命に逆らって協力してくれるか?この崩れゆく世界で棘の千年を孤独に歩み、千年後の末世前夜に、時空の扉を開けてくれるか?」 荒は黙り込んで、地面に崩れて目を閉じた。しかし再び目を開けた時、絶望は消え去り、揺るがない決意に取って代わられた。 「ならば、私は動乱の中で数千年生き続け、法陣の向こう側で時空の陣の出口を開いてあげる。数千年後、六道の扉が解放される時に放たれる力は、千年一度の星相移動を引き起こし、大量の虚無をもたらす。それは時空を繋げる星辰の力かもしれない」 荒は改まって言葉を紡ぐ。「どんな手を使っても、どんなに心を曲げたとしても私は生きる。生きて千年後あなたと再会する」 しかし最後に少年の神使いは笑った。「私はかつて予言した、時空の果てにて、何者かが必ず運命を覆す。それは決して絶望などではない、それは本当の希望だ。その日が来たら、私は必ずこの目でそれが実現するのを見届ける」 「必ず守る、この千年の約束を……」 |
星帰 |
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高天原の審判はやはり予定通りに行われた。 ヤマタノオロチは審判場で二人の神格を置き換え、天羽々斬を操って高天原に反撃を仕掛けた。高天原の墜落を止めるため、天照は神力を太陽に変えて眠りに落ちた。一方、須佐之男は危機一髪の時に神器を奪い返し、雲の上から蛇神を叩き落し狭間の中に封印した。 光は再び大地に注いできたが、須佐之男はもう跡形もなく消えてしまった。新生の太陽に化した天照は最初の光をまき散らす。 しかし、高天原はすぐさまより深刻な危機に見舞われた。審判を見届けてなお生き残った上位の神は少数しかいない。壊滅的な災害に見舞われた神々は審判で何が起きたかを知りたくて仕方がなかった。 「天照様が眠りにつき、須佐之男様が犠牲になったことを知られてはならない」上位の神々は廃墟となった審判場で議論を始めた。「少なくとも天照様が目覚める時間を把握するまではだめだ」 上位の神々の一員である月読は笑った。「心配無用、私は既に予言の中で天照様の未来を見た」 神々は急いで聞いた。「つまり、天照様はいつかまた目覚めるでしょう?」 月読はいつまでも笑顔のまま、月海を展開し、冷たい月光に照らされる中で神々が揺らめく海面を見るように誘導した……たくさんの弦月に飾られる夜空の中、弦月は輝いて形を変えている。揺らめく海水の中に落ちた弦月は白魚の如く神々のほうに泳いでくる。 「これは?」と神々は尋ねた。 「怖がる必要はない」と月読は笑った。「これはあなた方の未来」 三日月のような白魚は水の中から飛び上がった。鋭い何かを彼らの首を切り裂いたあとに縄に変わり、神々の悲鳴を底の見えない月海の奥に引きずり込んだ。しばらくすると、再び月の海に静寂が戻り、白い月明かりの下、「湾月」がいくつも浮かび上がってきた。月の上に歪んだ人の顔が浮かび上がった。それは引き裂かれた神々の肉体を継ぎ合わせたもで、弦月は足掻いて何かを訴えようとしているが、聞こえるのは途切れる呻き声だけだった。 「運命には逆らえない?」月読は笑った。「あなたはどう思う、天照?」 その後、高天原の神殿で月読が神々を招いて会議を開いた。月読はこれから審判の真相を公開すると公言した。 しかし彼の予言の力に干渉され、月海は真相と全然違う光景を映し出した……須佐之男は神獄に幽閉されていた蛇神と結託し、処刑の際に突然反乱を起こして同族を惨殺し、天照に重傷を負わせた。 神々はざわめきだした。月読は事前に口裏を合わせておいた荒に見たことを喋らせ、須佐之男に反逆の罪を着せた。 最後に月読はこう言った。「高天原を束ねる者が必要で、世界の運命は決まっていた。私が人を定められた道へと導くのだ」 こうして月読は高天原を統べる神王の代理者となった。神々が続々と月海の幻境を出たあと、月読と荒は二人きりになった。しかし荒は頭を上げず、いつまでも跪いているままだった。止まらない涙は水の中に落ち続けている。 「よくやった…」と月読は称えた。「私ですら危うく信じてしまうところだった」 彼は身をかがめて荒の顎を持ち上げ、まっすぐに荒を見つめる。頬を伝う涙は彼の手を濡らした。 そのあと、荒は調査してから情報を掴んだ。実は七悪神と戦をする前から、月読は既にヤマタノオロチと協力関係を築いていたのだ。予言で蛇神の軍勢に協力する彼は、天照に取って代わるつもりだった。 しかし証拠を集める中、月読は急に月海にいる荒を免職にした。 もし真実を知っていることがバレたら、自分は千年を生き長らえて時空の陣を完成できないかもしれないと荒は思った。そのため彼は自ら月読のところに向かい命乞いした。 月読の冷たい手が荒の頬を撫で、危険な気配が彼の全身に行き渡った。「荒、我が愛しい自慢の子よ。私の見た遠くて絶望的な未来は見えないけれど、ずっと私の傍にいて、月海に生まれたことを決して後悔しないと言ったよな」 荒は座り、幼い頃のように月読の膝に顔を埋めた。「月読師匠、私は月海に生まれたことを後悔したり、あなた様の傍から離れたりしないよ。」 月読は聞いた。「ならなぜ、あの茶番みたいな審判以来、私と距離を置いたの?神々にあれを言わせたからか?」 荒は答えた。「違います、月読様、あの審判以来、私の予言の力は弱まる一方で、あなた様の一番弟子じゃいられなくなった……私は自分の限界を悟ったのです。だから人間界に行って修行したいのです」 月読の指はますます軽く、声はますます優しくなった。「それはならん。人間は貪欲で、悪神から悪行を学んだ。未来を予見できるあなたをむやみに利用するぞ。この話はこのくらいにしよう。二度とあなたを人に見せないようにするために、時々あなたを閉じ込めしたいと思うことがある」 それを聞いた荒は立ち上がり、月読に背を向けて星海を召喚し、遠くの海を見つめる。彼はどんな表情をしているだろう。 「月読様、絶対後悔しないと約束しますよ。いつか月海に…あなた様の元に戻りますから」 そう言い終わると、彼は両手を広げ、波を起こし星を飲み込んだ。星は砕け散り、海は燃え、星海はやがて黒い海に変わった。 荒がいままで築き上げてきた星海を、自らの手で粉砕した。 月読は長く沈黙した。冷たい指で彼の頭を撫で、荒は何もせずに待っていた。 「これを持っていけ。私の月光が常にあなたと共にあることを忘れるなよ」 月読は妥協したらしく、月鏡を彼に返した。 「今度こそ、私を失望させないでほしい」 それは暗い神賜の夜だった。天照大神と須佐之男を失った高天原で、荒は月鏡を抱いて徐々に月海へと沈んでいった。 月読は彼に別れを告げた。 「高天原は大きな変革を迎える」と月読は言った。「しかし愚かな人々は恐らくその意味を理解できないでしょう。高天原の神威を世に示し、運命には逆えないと戒めるのだ」 海と空の向こう側、煌めく星が水平線から昇り、荒が進みにつれて明るくなり、やがて生まれたての満月へと姿を変えていく。 水の中に落とした満月の影に沈んだ荒は、真っ黒な海底に向かって勢いよく落ちていく。海の泡沫から見上げれば、夜空に浮かぶ月も彼のように、底の見えない深淵に落ちていくように見える。 少年の体は翼の折れた鳥のように海に沈み、星や雲を通り抜け、波の音が静寂を破った。人間界の海は凍りつく寒さで彼を迎えた。月海とは違う波が立っていて、海水は塩辛く粘り気がある。 そして彼の頭上にて、月は海の中から立ち昇っていく。彼と同じ長い墜落を経た月は、ようやく運命の夜を迎えた。 そして少年荒が海辺の村に降臨した。 頭上の夜空には、生まれたての満月が浮世の永遠の真実の月となった。 |
月行 |
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千年の約束を守るため、月読に疑われないよう、荒はすべてを捨てて人間界に行くことを選んだ。 人の世に生まれ変わった時、荒は自慢の星海を失い、月読から離れたから、昔みたいに月海で予言することもできない。しかし星がある限り、星海は何度でも再建できる。 漁民は海辺で浮世にやってきた荒を見つけた。そのあと、荒は漁村で漁民のために占い、平和な一時を過ごした。 月海では荒と呼ばれる少年は、月海では自分を生んだ星は一生見つからない。なぜなら彼は星の倒影ではなく、月の光。 一方、月読が月宮を乗っ取るよう月人を誘導し、かぐや姫を支配下に入れた。 生まれてきたばかりの月宮の姫がまだ何も知らない時、月人一族は彼女を受け入れ育て始めた。しかし彼女は月人が月読を裏で操っているのを知らない。彼らは月を独占したり、彼女を惑わしたりして、荒が再び星海の導きを見つけるのを止めるべく、月の暗面を引き起こし、真実の月を偽りの月に変えた。 そのせいで一度予言の力を失った荒は生贄として村人に海に突き落とされた。荒は最後に津波を引き起こし、彼を裏切った漁村を飲み込んでしまう。 この間、月読は同時に御饌津を遣わし、荒を排除するようと命じた。しかし優しい御饌津は荒が隠している悲しみに気付いた。彼女は高天原の命令に背き、いつも荒の傍にいることを選んだ。 千年の間、人の世の月は曇ったり、晴れたり、昇ってはまた落ちる。変わらないように見えるが、実は変わり続けている。 まるで運命に導かれたように、人間界に来た荒は追放された月宮のかぐや姫と出会った。かぐや姫は荒と友人たちの力を借りてようやく本当の自分を見つけた。彼女は月人を倒し、月の暗面を浄化し、偽りを消し去り、真実を取り戻した。星海の力もまた荒に戻った。 戻ってきた真実の月は鍛えられた神使いのように垢が抜け、まぶしい光を放っている。 そして成長した神使いは、千年を越える約束を果たさなければならないことを片時も忘れなかった。 そのあとすぐ、災いは予言通りに立て続けに起こった。ヤマタノオロチは封印の縛りを破り、高天原と人々に終焉審判を下した。彼は同時に六道の扉を解放し、また七悪神を集結させて人の世に罪をまき散らすことを企んでいる。しかし解放されたのは六道の扉だけではなかった。審判は千年に一度の星相移動を引き起こし、同時に時空を繋げるのに必要な星辰の力と虚無をもたらした。 晴明を訪ねた荒は星海を利用して月読の監視を避け、共に終着点の時空の陣を起動した。かつての不敗の武神須佐之男はついに戻ってきて、神格をもって侵食される平安京を守った。 しかし時同じくして、月読も高天原の神軍や星の子達を率いて空から舞い降りた。彼は裏切り者の須佐之男を捕縛すると公言し、神軍に都を包囲しろと命じた。対峙する中、荒は月読と再会した。 月読はため息をついた。「荒、我が愛弟子よ、人間界に長く留まったせいで、私の教えを忘れてしまったのか?この太陽が墜ちた時代で、私は月となり、君は星となる。我々二人が力を合わせれば、天命になれる。人間のことは忘れるのだ。私の海も私の夜空も、昔と変わらず広く、静謐だ。君が私を許すなら、私も君のすべてを許そう」 荒は言った。「我が師月読よ、世界はお前と私を許しはしない」 月読は笑った。「ならば、世界と共に虚無に帰すがいい」 そして対峙する中、月読はなんと正体を現し、女神の姿として顕現した。彼はこそは天照の最後の罪、最後の分身、そして最初に世に誕生した始まりの悪神……数千年前のヤマタノオロチが神獄で見付けられなかった七つ目の罪だった。 月読女神が展開した幻境の中、二人はお互いを見つめ、荒はようやく定められた悲しい宿命を悟った。 「かつての私の愛しい使者、最も信頼する弟子よ」月読女神は言葉を紡ぎだした。「楽しかったこと、嬉しかったこと、期待していたのになくなったことすべて。なぜ眠るのを拒む。なぜこうまでして私の前に現れる」 荒は下がらなかった。「私は歪んだ正義を正すため、濡れ衣を着せられた友人のため、太陽女神が落ちた高天原のために来た。あなた様の手から高天原を取り戻し、この世界を救う。数千年前から今日まで雌伏していたのは、今この瞬間のためだ」 それを聞くと、月の女神は悲しく微笑み、その瞳は切なさを帯びた。 海に微風が吹き、彼女の月明かりが暗くなり口を開いた。「私は天命に従って生まれ、天命に従って行動し、この世界の天命は終わりを迎えようとしている。私が間違っていたら、私の誕生も間違いだったな。ならどうして天照が私を生み、私だけ傍においた」 月読女神は荒の前で月海を展開した。昔の彼女が体験したことは浮かび上がってくる。「分かっているさ。命の本当の意味は運命に従うのではなく、抗うことをな。だから悪神として生まれた私が天命に逆らった。あの悲しい天命から解放してくれたから、天照には誰よりも感謝してるよ。しかし天照は嘘をついた。私の結末は悪神の宿命から逃れられぬ……」 彼女は続いてこう言った。「あの夜、月海で高天原の結末を見た。バラバラになった高天原、あなたに葬られ偽りの月になった自分を。そうさ、私は月読なんかじゃない。数千年前の予言に示されたのは、本当の月読は覚醒しておらず、世界の天命によれば、本当の月読が覚醒するまであと数千年かかる。なら私は一体誰だ?」 荒は黙っている。 月読女神はまっすぐに荒を見つめる。「私が『偽りの月』なのさ。数千年間『真実の月』の代わりとなった影、神王天照最後の罪悪、初めてついた嘘だよ。私は世の『嘘』を象徴する悪神なのだ」 「嘘を司る私の神格は空っぽの器、世間万物になるのを待っていた。それに必要なのは一つのきっかけだった。数千年前、天地の始まり、蛇神が世の秩序を乱し、高天原と蛇神が激突する定めだった。天照には最強の予言の力を持つ月読が必要だが、月読の誕生を待つ余裕はなかった。そこで彼女が私に、私の背負う世の悪に許されざる願いをかけた。彼女の祈りによって、形のなかった神格は月読の神格となり、体が予言の力を宿した神器になった。私の月海が『真実の月』の器を生み出した」 「無数の星の子が月海に生まれ、やがて本当の月読が覚醒した。彼の運命が実現するまで、私が彼を導き、育てる。これが私の生きる意味、ただただ天照の嘆かわしい嘘と悲しい願望のため。夢の中では何でも作れるが、夢のすべてもまた夢を見ている自分自身にすぎない。彼女の願望と融合し、彼女の神力を得た私は月読であり、天照でもあるが、どちらも本物ではない」 月読女神は最後にため息をついた。「私を賛美せよ、慈悲を与えよ。私は神王が世界のために残した嘘であり、希望を乗せた幻影なのだから。こんな私を、あなたまで唾棄するのか?私の足掻きは尊敬に値しないのか?私と共に絶望的な未来へ歩んでいくと約束したよな…あれも『嘘』だったのか?」 しばらく沈黙が続いたあと、荒はようやく口を開いた。「……あなた様の足掻き、間違いなく真実であり崇高であろう。悪神として生まれたあなた様が私を育ててくれた。あなた様の願いが今日の世界の礎となった。自分の運命を知ってどれほど失望したことや、天照様の欺瞞への怒りは私には想像もできない。それでも……」と彼は言い放った。「あなた様を放っておくわけにはいかないし、己の怒りに任せて世界を毀させるわけにもいかないんだ。あなた様の無情が、かつての自分、天照様、須佐之男様が守っていた世を破滅の縁に追い込でいるんだ」 月読は優しく笑った。「荒よ、君の予言は間もなく真実となる。時空の果てにて、何者かは必ず運命を覆す、私は約束通りに現れた。蛇神が太陽女神の法則を破った世界、運命に囚われぬ世界が……」 「運命を変えようとするあなたが実現しようとする理想郷じゃないか?」 荒は落ち着いた声でゆっくりと言葉を紡ぐ。「月読師匠、若い頃の私ならその願いを叶えるためにあなた様につき従うだろう。絶望とは何か…千年後の私は熟知した。ヤマタノオロチと今のあなたが世界にもたらすものは、決して希望などではないと断言できる」 彼は再び目の前にいる女神を見やった。「命とは、結果がどうであれ、一生かけて運命と戦うものだ。あなたが破壊で運命を嘆くことを選択した瞬間から、すでに運命に負けていた」 「荒、天命の子よ、力を示せ。あなたが正しいということを示すが良い!」月読は上から目線で言葉を吐き捨てる。「でも君は我が愛弟子だから、その屈辱的な記憶を消し、時間の果てまで儚い夢を探し続ける人生を授けよう」 月は再び輝きを放ち、その光が全てを包み込み、二人の目を眩ませた。 星々が星海から飛び出し、流星のように空と月光を横切る。 しかし荒はこう言い出した。「今の私はもう、偽りの輝きは屈しない」 |
天命 |
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幻境の中、傷だらけの荒は膝をつき、頭を上げて目の前の月読女神を見つめる。 荒の両肩を突き刺さった湾刀は空中で一回りして、再び月読女神の傍に戻ってきて、彼女は笑った。「無意味なことを…月海は最初からこの世のものではない。故に現世を離れた私はここでは絶対優位を持つ。星海を展開できないあなたに勝ち目はない」 しかしその瞬間、一本の輝かしい光を纏う雷の槍が月海を貫き、海中より現れた。雷の槍は偽りの世界を打ち貫き、完璧だった幻境に未知なる変化をもたらした。 荒の星々は雨の如く降り注ぐ中、月読女神は星々を避けるべく真っ黒な夜空を飛び回らざるを得ない。しかし突然彼女の体の動きが止まった。振り返ると、彼女は自分の足首は鎖に繋がれたのに気付いた。その青い鎖は流星が紡いだものだ。 「あなたが構築した世界は、既に崩壊の寸前まで来た」荒が鎖を引くと、月読は月海の中に落ち、幻境は崩壊し始めた。空と海は再び逆転した。瀑布が消えたあと、二人は月海幻境から平安京の城門前に戻ってきた。 流星と戦火の消えた空は再び暗くなった。偽りの月が砕けたあと、空は真っ黒に染まった。 この瞬間、全ての者は攻撃を止めた。そして真っ黒な夜空の中で、星々が次々と光りを放つ。まるで千百年に渡り囚われ続けていたように解き放たれて自由を手に入れた星々は、我が先に真っ黒な夜空に出現し、この世に光を注ぐ。 最後に、万物の運命を示す完全なる星図は人々の頭上に現れた。 遠くからやってきた風は潮の息吹をもたらし、空にて煌く星々は、波立つ海のように見える。 月読女神は驚きを禁じ得なかった。「これが、あなたの星海だと……?しかし月光のない星夜は、本当にあなたの望み通りに高天原を救えるのか?」 彼女の耳元で荒の声が鳴り響く。「月光は、私が持っている」 それを聞いて驚いた月読は、慌てて荒のほうを見上げた。荒の落ち着いた目はまぶしくて、月が映っている。映し出された月に惹かれた月読はよく観察した後にふっと悟った。 後ろを振り返ると、金色の満月は夜空にゆっくりと立ち昇り、暖かくて柔らかい光は、世界を優しく包み込んだ。 月読は驚嘆した。「その目に映っているのは、真実の月だったか……」 一瞥しただけだが、月読は思わず忘れないようにこの美しい景色を目に焼き付けた。感慨を漏らす中、思いがけないことが起こり、荒の星海は既に人の世の夜空に取って代わった。 荒は手を上げると、真の月の光は炎に如く夜空に入り込み、偽りの月の欠片を燃やし尽くして灰に変えさせた。 彼は言葉を口にする。「これから、真の光は偽りに覆い隠されることはない。浮世の運命も嘘から解放される」 かつての予言の神使いの体は、月のように暖かく優しい光を放っている。荒の後ろに真の月の投影が浮かび上がり回転し続けている。暗い光は彼の体を包み込み、星図は彼の中心を巡っている。 「私は天命の化身となる。運命に選ばれる者ではなく、自ら運命を選ぶ者なり」 星図は運命そのもののように、荒の周りにはゆっくりと重々しく巡っている。その光景を目した人は、巡り回る星月は一体誰を選んだかを悟ってしまう。 「荒、これは月読様が名付けてくれた名前です。月海より生まれ、冷たい運命の海より月読様の傍にやってきたあの日から…名付けてもらった瞬間から…私は自分の運命を手に入れました。月読様の言う通り、運命の結末は悲しみや絶望に溢れています。ここで誓おう…新たなる高天原は決して悲劇を繰り返さない」 荒はきっぱりと断言した。 「私は人々に伝える…本当の運命は命の意味であることを、偽りなく逃げられないように」 「私は荒、天命を敬うが従わない予言の神なり、あなたの天命なり」 真の月の光を浴びる中で月読の罪はもうこれ以上隠れない。千万の立ち会った星々と明るい月が共に、絶え間なく数千年の間に月読がついてきた無数の嘘を見つめている。 荒は彼女に向かって手を差し伸べた。そして彼女の神格、弦月の欠片は彼女の胸からゆっくりと宙に浮かび上がる。 月読女神はとっくに全てを見通したかのように微笑んだ。「あなたはそれをようやく見付けた。望み通りに自分の運命を掴んだ」 荒は口を開いた。「それは元々私の一部だったが、私が探し求める答えではない。私はあなたの運命を掴んだが、まだまだ自分の運命を掴んでいない」 月読は聞く。「探し続けるのか?」 荒は答えた。「はい、しかしもう答えを見付けられないことを嘆いたり、辛くなったりはしない。私は分かっている。人々は結末を知っててなお探し求め続ける旅路を愛している。そして私は祀られても追い払われても、そんな彼らのことが憎めない。私の旅路は、まだ運命の流れの中で同じように無謀に突き進んでいるから、私は時に私欲まみれで時に親切な彼らと、やがて同じ場所に辿り着く」 一方、三日月の神格は宵の明星のように、絢爛たる星空に立ち昇る。神格は荒の傍に飛んできた。荒は手を上げ、神格と月鏡を融合させた。 彼の意図に気付いたあと、もう一人の月読は瞬く間に荒の後ろに出現した。彼が無防備になった瞬間を狙い、背後から荒の首筋を目掛けて湾刀を投げた…… 切羽詰まった荒は避けることもできず、思わず手で胸を守ろうとした。 しかしその時、月鏡は自ら飛び出し、彼の代わりに命取りの一撃を受け止めた。そして砕けて欠片になってしまった。 急な出来事を見届けた皆は呆気を取られた。その中で一番驚いたのは、荒と月読だった。 「知っていた、いつかこうなると……」と口にしたあと、月読の男性の化身は突然すっきりしたように、力が抜けて倒れ込んだ。その体は次第に最後の月海の水と変えた。 天照が捏造した偽神の神格が崩れ、海水は次第に本来の姿に戻っていく。漆黒の虚無は嘘の神の体を再構築し、月読と呼ばれる魂は少しずつ最後の運命を辿る。 荒は海面に聞いた。「本来の姿に戻られるのですか?最も尊い予言の神であるあなた様の正体が、実は嘘だなんて」 月読は口を開く。「実現しなかった予言は全て嘘だと思われ、あの夜に漁民達に海に突き落とされたあなたなら、とっくにご存じでしょう。それこそは嘘の力だ。私の一生は嘘から始まり、そして嘘で終わる。時には私の嘘、時には他人の嘘、嘘は罪なり。しかし稀に『願い』と呼ばれる時もある」 荒は聞く。「だからこそ、偽りの月の月宮に祈念の力が集っているのでしょう……」 月読は自分を嘲笑うように笑った。「祈念の力がなければ、私は堕神に堕ちずに千年生き長らえることは叶わない。最初から最後まで、私はずっと運命の操り人形だった」 荒は最後に月読のほうを見やった。「それでも、私を育てることをお選びになりました。自ら自分の運命を選んだあなた様は決して運命の操り人形ではありません。悪神であろうと、天津神であろうと、それを否定できません」 「そうかもしれない……」と月読は言葉を紡いだ。「もしかしたら私は許せないだけかもしれない。数千年前の高天原で、月影も星々もない夜空の下、冷たい海の中で一人で生まれてきた自分を……」 偽りの月は宵の明星となって、明け方と黄昏が入り混じる海の境界線に現れ、空に浮かぶ月とお互いに照り映えている。 数千年の時を経て、宵の明星、星々、月海、そして月人たちの全ての欠片は運命という巨大な絵巻に溶け込み、新生の予言の神月読の主星となった。 荒の背後で、金色の須佐之男は背中に光を受けて地面に降り立った。稲妻は彼の手の中に集い、天羽々斬は光の中より顕現した。 しかし今回は処刑の剣が処刑を執り行わなかった。剣は聖なる金色の光を放ち、神格を取り出された「嘘」の罪を剣の中に封印した。封印が始まるにつれて、月読女神の体も浄化されるように、罪は彼女の体から分離され、光の中で風に溶け込み、やがて天羽々斬の中に吸い込まれた。 光が少しずつ収まったあと、女神も光と共に消えた。そのあと、天羽々斬の柄に月読の模様が浮かび上がった。 もう一人の月読もようやく眠りにつき、彼の体は漆黒の月海に溶け込んだ。満月の隣で輝く宵の明星は全ての終わりを告げ、荒は集めた月鏡の欠片を掲げる。 「嘘の神よ、あなたは一度たりとも私に嘘をつかなかった。これから、あなたの輝きは私と共にあらん」 その光景は、数千年前にかつての予言の神は月鏡を若い神使いに渡すのとそっくりだった。しかし運命の奔流にとっては、こんな別れなど海の中で押し寄せる千万の雫の中の一つに過ぎないかもしれない。 荒は再び手の中の欠片を握り締めた。 「人々は等しく抗えない、自分だけの運命を持っている。けれど今の私は、今でも彼らの運命を変えてあげたいと思っている。お許しください。私はこの信念と共に前に進み続ける……」 |
「神啓荒」のCG
星を探し求め、心惑わない
疑を見つめ、長き道で答えを追う
思念は星となり、天命を破る
「神啓荒」のプロフィール詳細
性別 | 男 |
武器 | 星辰の力、予言の力、星海 |
タグ | 星と月、予言の神、天命 |
居住地 | 高天原(少年時代は月海に引きこもるのが好きだった)、平安京 |
イメージカラー | 夜空の黒、月光の白、星辰の青 |
長所 | 果敢で頑固、恐れを知らない、予言の神使いとして、運命に対して強い責任感を持ち、いつでも研鑽を重ねている(今の荒は無口だが、それでも星海の理の研究を楽しんでいる) |
短所 | 冗談が通じない、真面目すぎる(冗談を真に受けることがある)、几帳面すぎてたまに人に理解してもらえない |
興味があること | 月夜に星空を見上げたり、潮風を浴びたり、一人でいる時間を作ったり、占いをしたり、ハッカ緑茶を作ったり、星図を作ったりすることが好き(少年時代の荒はたまに他の星の子達の予言の力を試すべく、わざと間違った星図を作っていた) |
クセ/趣味 | 少年時代の彼は月海で予言する時、いつも無意識に星々の軌跡をなぞっていた。考え込むと周りが見えなくなる(大声を出さないと全然気づいてくれない) |
特技 | 星を観測して運命の軌跡を予言することができる |
性格 | 謎だらけ、冷静、威厳溢れる、感情を表に出さない、誰に対しても距離を置いている |
関連人物 | 月読(かつて最も尊敬した師匠) 御饌津 須佐之男(共に戦った戦友) 天照 縁結神(同僚) 玉藻前 煙々羅 かぐや姫 金魚姫 |
行動の動機 | 天命の意味を探究する、万物の理を究明する、高天原の未来 |
好きなもの | 星々が輝く星空、静かな星海、月読 |
嫌いなこと | 自分を見つめる視線、何もない夜空、暗雲に覆い隠された太陽 |
弱点 | 少年時代は何もない時間や冷たい海水を恐れていた |
ギャップ | 心が強く、言動に威厳がある、それでもちょっとしたことから彼の優しさが伝わってくる |
好きな人 | 迷っている人を導くことができる者、自分のことを大切にする者 |
好きな食べ物 | 人が調理する様々な料理、薄荷(集中力を高められる、精神集中に役立つ) |
嫌いな人 | 約束を裏切る虚飾家 |
嫌いな食べ物 | サンザシ(甘酸っぱい味は苦手)、生臭い肉や魚 |
SP式神とは?
SSRと同等のレア度
SP式神は、SSR式神と同等のレア度として扱われる。
召喚確率は0.25%
召喚確率はSP+SSR=1.25%だが、SP式神は0.25%。
現存する式神の異なる姿として登場
SP式神は、現在実装されている式神を元に作られる式神である。現存する式神とは異なる世代の式神を作ることで、よりストーリーを深く楽しんでもらうことが目的。
欠片召喚には60個必要
SP式神は、欠片で召喚しようとした場合、欠片60個が必要。SSR式神よりも10個多いため、集めるのは非常に大変。
覚醒前後は存在しない
SP式神は、覚醒前と覚醒後は存在しない。そのため、スキル追加がなく、覚醒素材も必要ない。SP式神は、覚醒後の数値やスキル強化を保有し、覚醒後の式神と同じ扱いになる。