【陰陽師】不見岳(ふけんがく)の評価・おすすめ御魂・出現場所
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「不見岳(ふけんがく)」の評価、ステータス、スキルを掲載!不見岳の特徴を確認して、陰陽師の攻略に役立てよう!
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「不見岳」の基礎情報
総合評価 | 9.5/10.0点 |
PvE評価 | 10.0/10.0点 |
PvP評価 | 9.0/10.0点 |
レア度 | |
攻撃タイプ | 補助 治療 |
入手方法 | 召喚 百鬼夜行 |
登場場所 | - |
声優・CV | 小野 賢章 |
中国名 | 不见岳 |
英語名 | Fukengaku |
プロフィール詳細 |
覚醒前アイコン | 覚醒後アイコン |
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ダンジョン適正度
PvE評価 | PvP評価 |
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星6推奨度 | 所持しておきたい数 |
★★★★★ | 1体 |
活躍場所 | |
PvE&PvPバランス型 |
全コンテンツ評価
探索ダンジョン | 御魂ダンジョン | 覚醒ダンジョン |
---|---|---|
3/5点 | 5/5点 | 3/5点 |
御霊ダンジョン | 結界突破 | 闘技 |
5/5点 | 5/5点 | 5/5点 |
叢原火 | 日輪の隕 | 永生の海 |
5/5点 | 5/5点 | 5/5点 |
真オロチ | レイド | 鬼王襲来(麒麟) |
5/5点 | 4/5点 | 5/5点 |
陰界の門 | 異聞ダンジョン | 地域鬼王 |
5/5点 | 5/5点 | 5/5点 |
首領退治 | 妖気封印 | 経験値妖怪 |
5/5点 | 5/5点 | 5/5点 |
銭貨妖怪 | 石距 | 年獣 |
5/5点 | 5/5点 | 5/5点 |
イベント(※) | ||
5/5点 |
※イベントによって点数が大幅に左右される
「不見岳」のスキル
スキル1:重巒
詳細 | |
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消費鬼火 | 0 |
効果 | 行き止まりだよ、引き返して。 山神の力で巨岩を操って敵目標にぶつけ、攻撃力の100%相当のダメージを与える。 |
レベルアップ時の効果 | |
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Lv2 | ダメージが105%にアップ |
Lv3 | ダメージが110%にアップ |
Lv4 | ダメージが115%にアップ |
Lv5 | ダメージが125%にアップ、発動後自身の効果抵抗を50%アップする、2ターン持続。 |
スキル上げ優先度 |
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★★★☆☆ |
①重巒
②重巒・雲
③重巒・山
④重巒・巋
スキル2:古山の神(パッシブ)
詳細 | |
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消費鬼火 | 0 |
効果 | 古の記憶が、山谷の中で木霊する。 唯一効果。 山行結界の中では、味方が巒紋・雲衣を獲得するたびに、1重の巒紋・雲を獲得する。味方が巒紋・山色を獲得するたびに、1重の巒紋・山を獲得する。【巒紋・雲衣】 [バフ、状態]攻撃力が不見岳の初期防御力の200%分アップする(アップ分は自身の初期攻撃力の40%を超えない)、1ターン持続。【巒紋・雲】 [共通、印]最大5重、通常攻撃時はすべての重数を消費し、1重ごとに味方全体の会心ダメージ以外のダメージを3%アップさせる、最大15%(不見岳の初期防御力の6,000%を超えない)、1ターン持続。重複して発動する場合は重ね掛けして持続時間を更新する。【巒紋・山色】 [バフ、状態]バリアは不見岳の初期防御力の350%相当のダメージを吸収し、同時に効果抵抗を30%アップさせる、1ターン持続。【巒紋・山】 [共通、バフ]最大5重。通常攻撃時はすべての重数を消費し、1重ごとに味方全体に不見岳の初期防御力の100%相当のHPを回復させる。【唯一効果】 同じ式神が複数いても、このスキルを発動するのは一体のみである。 |
レベルアップ時の効果 | |
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Lv2 | 自身のターン開始時にランダムに巒紋・雲または巒紋・山を1重獲得する。 |
Lv3 | 巒紋・山を1重消費するたびにランダムな味方のデバフまたは制御効果を1つ駆除する。優先的に制御効果を駆除する。 |
Lv4 | 先手1重の巒紋・雲と巒紋・山を獲得 |
Lv5 | 会心ダメージ以外のダメージアップ効果の持続ターンが2ターンに増える。 |
スキル上げ優先度 |
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★★★☆☆ |
スキル3:水宿山行
詳細 | |
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消費鬼火 | 3 |
効果 | 晴れた日には、一緒に散歩しない? 唯一効果。 2ターン持続する山行結界を張る。味方が会心ダメージを受ける時、攻撃者の会心ダメージが不見岳よりも高い場合、会心ダメージの差1%につき、このダメージが0.08%ダウンする(ダメージダウン効果は不見岳の初期防御力の1,200%分を超えない)。結界発動後、味方は初回ターン行動時に巒紋・雲衣を獲得する。以降の結界持続ターン中、味方が前のターンと同じスキルを使う場合、巒紋・雲衣を獲得する。味方が前のターンと違うスキルを使う、または制御効果を受けている場合、ターン終了後に巒紋・山色を獲得する。【巒紋・雲衣】 [バフ、状態]攻撃力が不見岳の初期防御力の200%分アップする(アップ分は自身の初期攻撃力の40%を超えない)、1ターン持続。【巒紋・山色】 [バフ、状態]バリアは不見岳の初期防御力の350%相当のダメージを吸収し、同時に効果抵抗を30%アップさせる、1ターン持続。【唯一効果】 同じ式神が複数いても、このスキルを発動するのは一体のみである。【制御効果】 凍結、昏睡、混乱、挑発、沈黙、縛り、変幻、スタン、挑発、上級凍結、影縛、結霜、以上は全部制御効果に属している。後ろの六つはかき消せず、結霜は解除できない。【先手】 戦闘開始時に行動する。 |
レベルアップ時の効果 | |
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Lv2 | 山行結界の中で味方が攻撃を受ける時、攻撃者の会心ダメージが不見岳の3倍を超えている場合、そのターンのターンの敵の会心率を50%ダウンさせる。 |
Lv3 | 山行結界の持続時間が3ターンまで増える。 |
Lv4 | 結界内での味方の攻撃力が不見岳の初期防御力の50%分アップする(自身の初期攻撃力の20%を超えない)。 |
Lv5 | 先手:『水宿山行』を発動 |
スキル上げ優先度 |
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★★★★☆ |
スキル上げ優先度について |
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★★★★★:最優先で上げた方が良い(上げないと使えない) ★★★★☆:上げないと使えない場合がある ★★★☆☆:上げた方が良い ★★☆☆☆:優先度は低い ★☆☆☆☆:上げなくても良い |
巒紋バフの獲得方法
巒紋 | 獲得方法 |
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雲衣 | 【味方が獲得】 ①結界が開かれた時、味方が初回ターン行動時に獲得 ②味方が前のターンと同じスキルを発動した時に獲得 |
山色 | 【味方が獲得】 味方が前のターンと異なるスキルを発動したり、制御効果下にある場合に獲得 |
雲 | 【不見岳が獲得】 ①味方が巒紋・雲衣を獲得するごとに1重獲得 ②ターン開始時にランダムで雲或いは山を1重獲得 |
山 | 【不見岳が獲得】 ①味方が巒紋・山色を獲得するごとに1重獲得 ②ターン開始時にランダムで雲或いは山を1重獲得 |
「不見岳」の使用動画
不見岳の使用動画 | ||
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中国百鬼戦 | 永生の海 | 真オロチ |
「不見岳」が覚醒して得られる効果
覚醒して得られる効果の詳細 |
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スキル2「古山の神」追加 |
「不見岳」の強い点
味方への会心時のダメージを軽減
不見岳は、山行結界展開中、味方が会心ダメージを受けた時、ダメージ源が不見岳の会心ダメージよりも1%高いごとに、このダメージが0.08%ダウンする(最大で不見岳の初期防御力1200%分)。不見岳の最低会心ダメージが130%なので、敵の会心ダメージがバフ込みで300%あった場合、13.6%ダメージダウン可能。
会心ダメージが3倍以上で会心率50%ダウン
山行結界中、攻撃者が不見岳の会心ダメージの3倍以上ある場合、攻撃者の会心率を50%ダウンさせることが可能。最低会心ダメージの130%に設定できれば、会心ダメージ390%以上の攻撃はすべて会心率50%ダウンできる。
因幡かぐや姫や久次良の会心ダメージバフを初め、会心ダメージが高い初翎山風などの式神に対して非常に有効。
味方は攻撃バフまたはバリア&抵抗バフ獲得
山行結界中、味方が前のターンと同じスキルを発動した場合、攻撃力が不見岳の初期防御力の200%分アップ。前のターンと異なるスキルまたは制御効果下にある場合は、不見岳の初期防御力の350%を吸収するバリアを獲得し、効果抵抗を30%アップする。
特に攻撃力アップは同じスキル連続使用の他に、結界中はプラスで不見岳の初期防御力50%分アップするので、味方の火力を大幅にアップすることができる。攻撃力アップは周回などに便利で、バリア&抵抗アップはデバフで一方的な展開になりにくくなるので非常に優秀。
攻撃力バフの一例
味方初期攻撃力 | 攻撃力バフ (不見岳の初期防御力1,500の場合) |
---|---|
8,000 | 【同じスキル連続使用(200%分)】 +3,000【山行結界展開中(50%分)】 +750 |
6,000 | 【同じスキル連続使用(200%分)】 +2,400(-600)【山行結界展開中(50%分)】 +750 |
※味方の攻撃力が低いと攻撃力バフの恩恵を最大限に活かすことができないので注意
非会心ダメージアップ
不見岳は、巒紋・雲を1重消費するごとに味方の非会心ダメージが3%アップし、最大15%アップさせることができる。会心率を上げず、追加攻撃を上げることが多い千姫や鬼王酒呑童子、化鯨、夜刀神などと相性が良く、火力をアップできる。
また、非会心ダメージの食霊の追撃などとも相性が良く、速攻パーティのバッファーとしても非常に優秀。
味方を回復&デバフ駆除
不見岳は、巒紋・山を1重消費するごとに味方全体のHPを不見岳の初期防御力100%分回復させ、ランダムで味方1体のデバフ或いは制御効果を駆除することができる。バフだけでなく、回復やデバフ駆除などサポート性能が非常に優秀。
「不見岳」の弱い点
火力を調整されると倒される可能性がある
不見岳を警戒して、合計会心ダメージを390%以下に調整された場合、会心率50%ダウンが発動しない。通常のダメージダウンは反映されるが、食霊などと組み合わされた場合壊滅する可能性があるので、対速攻パーティでは不見岳だけに頼るのは危険。
蝉氷雪女や入内雀、白蔵主なども編成できるように準備しておくと安定する。
非会心ダメージは軽減されない
不見岳の結界は、会心ダメージを受けた場合にダメージが軽減される。そのため、非会心ダメージ(真実のダメージ)の化鯨や夜刀神などの攻撃は軽減されないので、聆海金魚姫など別途対策が必要。
結界の展開時間が長くタイムロスになる
不見岳の山行結界は展開までに約3秒かかる。そのため、周回ではかなりのタイムロスになる可能性があるので注意。
しかし、因幡かぐや姫や稲荷御饌津、不知火を使っていた場所もしくは、一緒に使用する場所であれば編成しても良い(ボスなどの1回戦しかない場所でも運用可能)。
「不見岳」に装備させるオススメ御魂
オススメ御魂(サポート)
御魂 | セット/効果 |
---|---|
バラ | 【防御2セット×3】 |
塗仏 |
【塗仏×4 + 防御×2】唯一効果。ターン終了時、このターンに通常攻撃を行ったか行動不能だった場合、味方全体の効果抵抗とダメージが15%アップし2ターン維持、自身の効果抵抗とダメージは2倍になる。 |
鏡姫 |
【鏡姫×4 + 防御×2】被ダメージ時、30%でダメージの100%を反射。挑発された目標に対する発生率が60%ダウンする。 |
玉樹 |
【玉樹×4 + 防御×2】味方が攻撃を受けた場合、25%の確率で相手の鬼火を1つ消す。多段攻撃は効果重複なし。挑発された目標に対する発生率が60%ダウンする。 |
招き猫 |
【招き猫×4 + 防御×2】ターン開始時、50%で鬼火を2点獲得。 |
火霊 |
【火霊×4 + 防御×2】1ターン目に鬼火を3点獲得する。 |
遺念火 |
【遺念火×4 + 防御×2】装着者はターン開始時に念火を1重獲得する(最大3重まで)。1重につき効果抵抗が15%アップする。装着者がスキルを発動する時は、先に念火を消費する(念火は同量の鬼火として使用できる)。 |
薙魂 |
【薙魂×4 + 防御×2】味方のいずれかが単体ダメージを受けると、50%の確率でダメージを20%ダウンしてから、50%分担する。 |
共潜 |
【共潜×4 + 防御×2】ターン終了後、ランダムに味方のデバフ状態を1つ駆除する。ターン中にダメージを与えなかった場合、追加でランダムに味方のデバフ状態を2つ駆除する。 |
蛤の精 |
【蛤の精×4 + 防御×2】戦闘開始時、1ターンの間味方全体に自身のHPの10%のダメージを吸収するバリアを発生。 |
地蔵の像 |
【地蔵の像×4 + 防御×2】会心を受けたとき、ダメージの10%を吸収。さらに30%で他味方にも発動。挑発された目標に対する発生率が60%ダウンする。 |
暮露暮露団 |
【暮露暮露団×4 + 防御×2】被ダメージが30%減少。 |
釣瓶火 |
【釣瓶火×4 + 防御×2】ターン終了後に鬼火ゲージを1つ追加し、同時に現在のHP比率の最も低い非召喚物の味方目標のHPを自身の防御力の700%相当分回復する。 |
御魂位置 | オプション |
---|---|
壱(左上) | 【メイン】攻撃力【サブ】追加防御力,素早さ,追加HP |
弐(左) | 【メイン】追加防御力 / 素早さ【サブ】追加防御力,素早さ,追加HP |
参(左下) | 【メイン】防御力【サブ】追加防御力,素早さ,追加HP |
肆(右下) | 【メイン】追加防御力【サブ】追加防御力,素早さ,追加HP |
伍(右) | 【メイン】HP【サブ】追加防御力,素早さ,追加HP |
陸(右上) | 【メイン】追加防御力【サブ】追加防御力,素早さ,追加HP |
御魂設置例
御魂 | 例 |
---|---|
パターン① | ①効果指標:防御力 └弐:追加防御力 └肆:追加防御力 └陸:追加防御力 ②素早さ:任意 |
パターン② | ①効果指標:防御力 └弐:素早さ └肆:追加防御力 └陸:追加防御力 ②素早さ:任意 |
「不見岳」のステータス
覚醒前 | 覚醒後 | |
---|---|---|
攻撃 | (108) | (118) |
HP | (1,067) | (1,174) |
防御 | (83) | (92) |
速さ | (105) | (115) |
会心率 | (8%) | (8%) |
会心ダメージ | 130% | 130% |
覚醒後レベル40のステータス
ステータス | ||
---|---|---|
攻撃 | 2,492 | |
HP | 12,532 | |
防御 | 538 | |
速さ | 115 | |
会心率 | 8% | |
会心ダメージ | 130% |
「不見岳」の覚醒素材
素材 | 個数 |
---|---|
風転·中 |
8 |
風転·大 |
16 |
天雷·中 |
8 |
天雷·大 |
16 |
「不見岳」と相性が良い&対策式神
不見岳と相性が良い式神
式神 | 理由 |
---|---|
食霊 |
非会心ダメージアップにより、追撃の火力が上がる。 |
鬼王酒呑童子 |
6番追加攻撃の可能性があるもしくは、真実のダメージの式神。 非会心ダメージアップにより火力がさらにアップする。 ※鬼王酒呑童子、千姫、化鯨は味方サポートにも長けているのでより強力。 |
千姫 |
|
縛骨清姫 |
|
天剣刃心鬼切 |
|
夜刀神 |
|
化鯨 |
|
聆海金魚姫 |
非会心ダメージはダメージダウンしないので、弱点を補うことができる。さらに回復や素早さダウンなども優秀。 |
絵世花鳥風月 |
非会心ダメージアップにより伝導ダメージの火力がアップする。 |
丑の刻参り |
耐久式神でより強力に
不見岳だけでも耐久は十分に可能だが、白蔵主や蝉氷雪女、ヒーラーなどと合わせて編成すりことで、より強固な守りとなる。ただし、守りを固め過ぎると攻めができなくなってしまうので、耐久式神を編成し過ぎないように注意しよう。
速攻パーティや周回でも運用可能
不見岳は、初手から攻撃力アップすることができる。そのため、PvPでの速攻パーティやPvEの周回でもバッファーとして運用可能。
不見岳の対策になる式神と御魂
式神 | 理由 |
---|---|
鈴鹿御前 |
スキル2を繰り返し、強制的に結界を解除できる。 |
天剣刃心鬼切 |
ブロックによる沈黙に加え、バリア無視で火力が通りやすい。6番追加攻撃運用も強力なので、ダメージダウンの影響も受けにくい。 |
千姫 |
6番追加攻撃の場合も多く、ダメージダウンの影響を受けづらい。終盤はスキル3での全体攻撃で一掃も可能。 |
夜刀神 |
6番追加攻撃の場合が多く、夜の禊や追加ダメージで効率良く削ることが出来る。 |
合計会心ダメージを390%以下にする
不見岳は、攻撃者の会心ダメージが自身の会心ダメージの3倍を超えている場合、会心率が50%ダウンする。不見岳の最低会心ダメージは130%なので、3倍の390%を超えると会心率50%ダウンが発動してしまう。
そのため、因幡かぐや姫を使った速攻パーティや初翎山風などを使う場合は、合計会心ダメージを事前に390%以下に抑えておくことが重要。
パッシブ封印で対策
不見岳は、パッシブを封印されると巒紋・雲と山を獲得できず、非会心ダメージアップや回復ができなくなる。そのため、デバフも一緒に付与できる般若や御饌津、閻魔を初め、八百比丘尼なども対策としておすすめ。
制御効果でスキルを封じる
不見岳は巒紋・山を消費するごとに味方の制御効果を駆除できるが、通常攻撃をしなければ発動しない。また、効果抵抗アップはあるものの完全には防げないので、凍結やスタンなど通常攻撃ができない制御効果で対策することも可能。
「不見岳」のオススメパーティ
パーティ例1
陰陽師/式神/順番 | 役割 | スキル/御魂/ポイント |
---|---|---|
神楽 (4速) |
||
・味方を再行動 ・味方の被ダメージダウン ・安倍晴明や八百比丘尼でも可 |
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面霊気 (1速) |
|
×4 + 自由×2 |
②素早さ ④自由 ⑥自由 ・味方の行動ゲージアップ ・敵に間接ダメージ ・御魂はバラ最速でも可 |
||
食霊 (2速) |
|
×4 + 会心×2 |
②素早さ ④HP/攻撃 ⑥会心/会心DMG/攻撃 ・味方のターン外ダメージアップ ・味方回復&追撃 ・阿修羅にスキル使用 |
||
因幡かぐや姫 (3速) |
×4 + 防御/HP/抵抗×2 | |
②素早さ ④HP ⑥会心DMG ・祈念の力で鬼火補助 ・味方の会心DMG&効果抵抗アップ ・全体攻撃+祈念の力数に応じて追加効果 |
||
阿修羅 (4速) |
×4 + 会心×2 | |
②素早さ ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・高火力全体攻撃&追撃で一掃 ・食霊のスキルにより3ターン後追撃 ・破勢でも可 |
||
不見岳 (6速) |
|
×4 + 防御×2 |
②防御 ④防御 ⑥防御 ・味方の非会心DMGアップ ・味方への会心時のダメージを軽減 ・会心DMGが3倍以上で会心率50%ダウン ・味方は攻撃またはバリア&抵抗バフ獲得 ・味方を回復&デバフ駆除 |
パーティ例2
陰陽師/式神/順番 | 役割 | スキル/御魂/ポイント |
---|---|---|
神楽 (5~6速) |
||
・味方を再行動 ・味方の被ダメージダウン ・安倍晴明や八百比丘尼でも可 |
||
オロチ (1速) |
|
×4 + 自由×2 |
②素早さ ④自由 ⑥自由 ・麓銘大嶽丸に不浄の力付与 ・後半は味方蛇魔化でアタッカーに ・御魂はバラ最速でも可 |
||
驍浪荒川の主 (2速) |
|
×4 + 会心×2 |
②素早さ ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・単体高火力 ・味方の被ダメージ軽減&回復 ・戦闘不能時に全体攻撃 ・バラや蛤の精、破勢などでも可 |
||
不見岳 (3速) |
|
×4 + 防御×2 |
②防御 ④防御 ⑥防御 ・味方の非会心DMGアップ ・味方への会心時のダメージを軽減 ・会心DMGが3倍以上で会心率50%ダウン ・味方は攻撃またはバリア&抵抗バフ獲得 ・味方を回復&デバフ駆除 |
||
不知火 (4速) |
×4 + 防御×2 | |
②HP ④HP ⑥HP ・味方の通常攻撃を2回 ・1回蘇生できる ・全体攻撃&追撃 ・蛤の精や地蔵の像でも可 |
||
麓銘大嶽丸 (5~6速) |
|
×4 + 会心×2 |
②攻撃 ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・敵全体に攻撃 ・敵全体をターン開始までスタン |
パーティ例3(オート可)
陰陽師/式神 | 役割 | スキル/御魂/ポイント |
---|---|---|
八百比丘尼 (5速) |
||
・味方を復活 ・敵の御魂パッシブ封印(反射でも可) ・神楽や安倍晴明でも可 |
||
縛骨清姫 (1速) |
|
×4 + 攻撃/会心/HP/防御×2 |
②素早さ ④攻撃/HP ⑥HP/攻撃/会心 ・蛇霊でゲージアップ&被ダメダウン ・敵の回復と行動ゲージアップ無効 ・防御ダウン&間接ダメージ ・蛇霊帰還後ステータス強化 |
||
驍浪荒川の主 (2速) |
|
×4 + 会心×2 |
②素早さ ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・単体高火力 ・味方の被ダメージ軽減&回復 ・戦闘不能時に全体攻撃 ・バラや破勢でも可 |
||
不見岳 (3速) |
|
×4 + 防御×2 |
②防御 ④防御 ⑥防御 ・味方の非会心DMGアップ ・味方への会心時のダメージを軽減 ・会心DMGが3倍以上で会心率50%ダウン ・味方は攻撃またはバリア&抵抗バフ獲得 ・味方を回復&デバフ駆除 ・素早さ128以上 |
||
不知火 (4速) |
×4 + 防御×2 | |
②HP ④HP ⑥HP ・味方の通常攻撃を2回 ・1回蘇生できる ・全体攻撃&追撃 ・地蔵の像でも可 ・素早さ128以上 |
||
蝉氷雪女 (6速) |
|
×4 + 会心×2 |
②攻撃 ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・単体を結霜にする ・高耐久バリア ・敵味方関係なく間接ダメージ ・味方全体復活 ・悲鳴鳥でも可 |
「不見岳」の伝記(ネタバレ注意!)
伝記一
雪に覆われた山頂に雲がゆらゆらと漂っている。その景色はまるで夢の世界のようだ。 その昔、私の祖父は山の麓で暮らしていた。祖父は、この山に清らかな魂が宿っていると信じていた。 しかし、妖が闊歩するようになってから、世の中は災いと邪念で荒れていく一方だった。私は父を盗賊に殺された。それ以来、貧しい生活を送ることになってしまった。 先祖たちが敬っていた「山神」など空想に過ぎない。聖なる存在などあるわけがない。仮に存在したとしても、私達を助けたことは一度もないのだ。 「存在するかどうかなんて、そんなに大事なことかな?」 住んでいた場所を離れる時、偶然出会った少年に言われた。 私が怒りに任せて反論しようとすると、彼は父の位牌に手を合わせ、深くお辞儀をした。 「さよなら、まるくん」 あとから知ったことだが、それは父の幼名だった。 |
伝記一開放条件
条件 | 報酬 | |
---|---|---|
不見岳をレベル40にする |
×5,000 |
伝記二
それから20年後、私は医者になった。病に苦しんでいるのに治療を受けられない人たちのために、家族と一緒に山の麓(故郷)に戻った。 故郷の姿は昔とだいぶ変わっていた。私は昔の家を建て直そうとした。ところが、家があった場所の地面を掘ると、祖父の日記を見つけた。そこには、仲間とともに妖に立ち向かったことや、山神に助けられたことが、全て書き留められていた。 「ただの山の名前ではなかったのか…」 それから、私は祖父の日記を持ち歩くようになった。山で薬草を採りながら、探し続けた。 麓から五合目まで登った。どんなに探しても手掛かりはみつからない。それでも諦めることなく、険しい道を登り六合目を目指していた。ところが突然天気が悪くなり、その場から動けなくなってしまった。寒さと飢えに耐えながら、天候の回復を待つことになった。 「やっぱり、山神なんていないんだ。父さんと同じように、作り話を信じて命を落とすなんて、父さんの二の舞じゃないか。ふざけてる。」 意識を失う寸前、霧のように白い布が見えた。それを羽織った少年は冷たい手で、私の頬に触れた。 「五合目からの山道は険しいよ。天気がいい日に、またいっしょに登ろう。」 目覚めると、私は自分の部屋にいた。さっきの少年は、どこに行ったのだろう。 |
伝記二開放条件
条件 | 報酬 | |
---|---|---|
不見岳のスキルを8回レベルアップする | 不見岳の欠片 ×10 |
伝記三
山が人間を守っているのだろうか。それとも、人間が山を守っているのだろうか。 私はずっと、考えていた。 祖父は人間を守るために妖と戦った、父は家族を守るために身を挺して戦った。今度は私が、故郷のみんなを助けるために力を尽くす番だ。 時代とともに、守るべき物も変わってゆく。麓の景色もまた変わってゆく。天上にいたあの方も何かきっかけあって、ここに棲みつくようになったのだろう。 「あの方」はいつも私達を見守ってくれている。姿を現すことは稀だが、決して私達を見捨てることはない。 齢五十を数えた今でも、あの方が山道から漂う雲を眺めている理由はわからない。あの方がここから離れないのは、十合目にある壊れた梯子と関わりがあるのかもしれない。 あの時の少年の言葉の意味が、ようやくわかった気がする。山神はいてもいなくても関係ない。一番大切なことは、代々守ってきた信念を貫き通すことだ。 「今日は天気がいいね。いっしょに山に登らないかい」 白い羽織の少年があの時の姿のまま、私の前に現れた。私はゆっくりと立ち上がって答えた。 「喜んで」 |
伝記三開放条件
条件 | 報酬 | |
---|---|---|
闘技、練習、模擬戦で不見岳が30回勝利する |
×10 |
「不見岳」の紹介
古の山岳の中には、山のように冷たい少年がいる。
寡黙な彼は、一人で万物を守っている。
暇な時には石亀と遊んだり、旅人と共に山を登ったりもする。
山の外に興味はないが、いつも皆の声に耳をそばだてている。
いつも雲の立ちこめる山頂を眺めている彼は、何か大切なものを守っているようだ。
しかし、過去を聞かれると、彼はいつも言葉の代わりに、歌で気持ちを訴える。
陰陽師「式神図鑑」より
「不見岳」のセリフ一覧
場所 | セリフ |
---|---|
召喚 | 来ぬ人も、影に焦がれて、思いほり、斧の柄尽きて、秋訪れる |
式神録1 | あっ、ごめんね、またぼうっとしてた |
式神録2 | 僕はここで、いつまでも待っているよ |
式神録3 | 僕の思い、届いたのかな |
式神録4 | 知らぬ間に、焔眠りし、八ヶ岳 |
式神録5 | ひそかに燃ゆる、我が思いかな |
式神録6 | 歌を詠みたくなる季節だね |
式神録7 | ここまで登れば、いい景色が見えるよ |
式神録8 | 今日は天気がいいね。一緒に山に登らないかい? |
出陣1 | 麓で釣りしない? |
出陣2 | 一緒に、山に登らないかい? |
出陣3 | さて、お茶でも飲むかい? |
スキル3-1 | 僕の思いは、不動の山と同じように変わらない |
スキル3-2 | 僕は、最後まで見届けたい |
戦闘不能1 | 雪が、積もってる… |
戦闘不能2 | あ…仕方ないね |
「不見岳」のイラスト
覚醒前 |
---|
覚醒後 |
夕山夜(花合戦) |
雲山絶景(商店) |
イラスト1 |
イラスト2 |
イラスト3 |
イラスト4 |
イラスト5 |
イラスト6 |
「不見岳」のストーリー
集結召喚イベント
エピソード1 |
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【小白】 「ふん!」【神楽】 「小白、まだ拗ねてる。」【源博雅】 「もういいだろ、小白、まだ山神は見つかってないんだ。」【小白】 「まだ見つかってないですけど、たくさん面白いことがありましたよね。しかも全部小白がいない時に!許せません!」【晴明】 「石に記されていた文字の解読が終わった。」【小白】 「ほんとですか!セイメイ様、見せてください!」【源博雅】 「……」【神楽】 「やっぱりお兄ちゃんにだけ怒ってる。」呆れたように頭を振った源博雅は、急いで晴明のそばに来て、机に置かれている四つの山石を見つめた。【晴明】 「この山石は普通の石にも見えるが、中には混じり気のない山岳の力が込められている。山の記憶を呼び起こせるだけでなく、日が経つと今まで以上の力を蓄え、山の中で幻を作ることもできる。」【源博雅】 「こんな石ころが、本当に不見岳と関係があるのか?」【晴明】 「なぜ私の術が我々を他の山に導いたのか考えていたが、この様子だと、山が命を記憶に刻む方法も、霊力を蓄える方法も大方似ているようだ。山石にも魂があり、命が残した映像を記録している。山神はそれを利用して幻境を作り、誰にも見つからないように山を隠したのだろう。」【八百比丘尼】 「不鳴岳、無限岳、不見岳、三つで一つの山になります。山石を合わせれば、晴明さんは山の隠れている場所の気配を突き止めることができるはずです。」【晴明】 「そうなれば、不見岳の居場所を見つけるためのもう一つの術も作れるはずだ。数日後、一行は旅に出た。無限岳の麓から遠くの目標に向かって出発して間もなく、すぐ先が見えないほどの霧が立ち込めた。振り返ると、もと来た道もいつの間にか霧に覆われてしまっていた。」【源博雅】 「完全に迷子になっちまった。山神様はどうやら、とことん隠し通す気みたいだな……」【八百比丘尼】 「私の知る限り……不見岳の山神様は旅人の帰り道を断つような方ではないはずですが。」【晴明】 「山を旅する多くの旅人には、山で幻を見た経験がある。しかし近づいてみるとただの霧だと気がついたという。それはおそらく今我々の前に現れたこれのことだろう。」【小白】 「うわ!博雅様と神楽様が消えてしまいました!小白達はこの場から一歩も動いていませんけど!」【晴明】 「気をつけろ、霧の中に何か潜んでいるかもしれない。」そうは言ったが、晴明は何もしなかった。後ろにいるはずの小白の返事もなかった。ただそこに立っていると、後ろから冷たい妖気が襲ってきた。それでも晴明は動じなかった。妖気に襲われる寸前、優しい風が吹き、瞬く間に周囲の霧を吹き払った。そして晴明の背後の妖魔の姿も暴かれた。それは巨大な石壁だった。消えていく霧の中、優しい風が吹き始めるところに、霧に映し出された青緑の山影が波のように蠢いていた。その下には、見目麗しい青年がいた。【晴明】 「ようやく現れたか、山神不見岳。」【不見岳】 「……」轟音を立て、砕けた石ころを振り落としながら、石壁の妖怪が晴明に迫ってきた。」【晴明】 「そういうことなら、先に目の前の問題を解決してからゆっくりと話をしよう。」── 戦闘 ──【晴明】 「……」【源博雅】 「晴明!なんでここにいるんだ?さっき霧が急に濃くなって、お前ら全員消えちまった。一体何があったんだ?」【晴明】 「山の行方を隠してはいるが、山で旅人を襲う妖魔を自ら退治するのか……」【小白】 「セイメイ様、何を仰ってるんですか?さっき何方かに会われたんですか?」【晴明】 「さっき不見岳の気配を感じた。今度会う時も、今回のように優しそうだといいのだが。」 |
エピソード2 |
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【於菊虫】 「う……ここは一体……」【不見岳】 「また来たのか。」【於菊虫】 「あ!山神様!変なんです、最近いつも知らない女の声が聞こえます。その声を辿っていくと、いつも知らないところに出てしまいます。今もここに迷い込んでしまいました……」【不見岳】 「僕の書庫にある古書には、そんな力があるのか……それとも……」【於菊虫】 「うう……またあの声が聞こえます!私の耳元でささやき続ける……」苛立った於菊虫が頭を抱え込んだ。苦しみに耐えきれない彼女の背後、山石の隙間から奇怪な霊が出てきて、彼女を掴もうと手を伸ばした。【山岳魂魄】 「ぐああああ……」【不見岳】 「やれやれ……やっぱり僕のせいで、本来目覚めることのない山の霊が目覚めてしまった。仕方ない、帰るべき場所まで送ってあげよう。」── 戦闘 ──【於菊虫】 「霊が消えました……山神様、どうしてこの霊達は私に寄ってくるのでしょうか。」しばし考えてから、不見岳はゆっくりと口を開いた。【不見岳】 「僕のせいだ……そうだね、近いうちに、ある人を紹介してあげよう。山の霊が見える君なら、彼女のそばにいてもいいだろう。」 |
エピソード3 |
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【浮世青行燈】 「うん?どうしてあんたまで不見岳に会いたがってるんだい?あんたとあのお方は長い付き合いじゃないのかい?」【書妖】 「長い付き合いか……ふん、本を愛する者同士、堅苦しい挨拶はいらないはずだ。」【浮世青行燈】 「それが彼の居場所を聞かなかった理由かい?」【書妖】 「からかうのはよしてくれ……だからこうして君に会いに来たんじゃないか。彼とは、毎年この時期に、いつもの場所で会おうと約束していたんだ。古書の売買のためにね。しかし約束の日が過ぎたにもかかわらず、彼は姿を見せなかった……だから彼の山に探しに行くしかなかったんだ。」【浮世青行燈】 「不見岳の居場所の手掛かりを教えてあげてもいい。その代わり、帰ってきたら山で何があったのか、あたいに教えてくれるかい?」【書妖】 「もちろんだ。」【浮世青行燈】 「あたいが掴んだ情報によれば、地脈異変のせいで、陰陽師達はすでに無限岳の近くの山脈を辿って主峰に向かっていったそうだ。あんたなら、不見岳の居場所を見つけるぐらい、容易いことだろう?」【書妖】 「山来たらずば、山へ行くべし。やってみよう、この本の物語を、あの人に届けられるかどうか。」 |
追憶絵巻
山岳動 |
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古山の神は、山の雲石を骨とし、土を血肉とし、山間の霊力を気とし、自身を神の使いへと変容させることで、山岳を補佐し守護した。しかし雲石には心が無く、何度試しても、雲石は何も語らず、山神の手の中で壊れてしまった。 その隣には小石亀の千歳がおり、古山の神にゆっくりとこう説いた。「雲石に心があれば魂も宿り、魂があれば生が宿る。山神様はその心の所在を知っていますか?」 古山の神は何かを悟り、山頂へ行くと、雲石が誕生以来、空に浮かぶ雲を見上げているのに気がついた。石は雲に近づくと、ようやく魂を得て、心臓が動いた。古山の神はその雲石を割り、その半分と土を混ぜて男児を作り、己の名を彼に与え「不見」と呼んだ。もう一方には雲霧を混ぜて女児を作り、山岳の雲の名前をとって「笠雲」と呼んだ。こうして彼らは互いの意志を理解し、守り、維持するようになった。 天下に異変が起き、神剣が邪神の穢れを圧し、天から落ちてきた。穢れは封印を突破し、地底の生霊を浸蝕し山岳を呑み込んだ。古山の神は力が尽きるまで戦い続けた。 危機が近づき、彼は残った霊魂の力を二人の神使に与え、身を以て溢れる邪神の穢れを封印し、山岳を浄化した。古山の神は消息を絶った。残された神使である不見と笠雲は、神を探せど会うことは叶わなかった。 残された二つの魂が力を併せれば、古山の神は百年後に必ず目を覚ます。しかし誰も、穢れは呪詛へと形を変え、音もなく二人の神使の身体を蝕み、その魂を二つに分けてしまうとは思ってもいなかった。 その次の瞬間、山脈は震え、天地の色は変わり、不見と笠雲は反応するよりも早く、輪廻転生の流れに取り込まれてしまった。 |
往時別 |
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古山の神が姿を消して以降、山岳の草木は枯れ、花は枯れ落ちた。森林を守る村民の中に「不見」と呼ばれる少年がいた。彼は幼馴染である「笠雲」と共に、枯れ果ててしまった山を守っていた。不見はよく部隊を抜けて、山奥の森林を一人で探検していた。 ある日、不見は森林の中で赤い光を見つけた。それに沿って歩いていくと、開けたところに出た。目の前に広がるのは奇妙な草木の幻境で、赤い霞がかかった光が小さな花園に満ち満ちていた。不見はその美しさに惹かれ、山間の霞のように美しい桜に、「緋顔」という名前をつけた。 不見は、この草木の幻境は、古山の神の住処に違いないと思った。山神がどこにいるのかは分からないが、山岳はこんなにも美しい。彼がこの山の草木を守ることができれば、山神はきっとまた戻ってくるだろうと思っていた。 「僕が笠雲と一緒に、この山を守りたい。僕達が将来結婚することになったら、この緋顔を約束の証としよう。」 しかし不見は、穢れが呪詛となり、早くも彼と笠雲の魂を蝕んでいることに気づいていなかった。二人が近づくほど、呪詛の力は強くなった。結婚の日になると、呪詛の力は天災を引き起こした。天地は色を変え、大地は激しく揺れ、山上に突然大きな亀裂が生じた。 人々は山神の怒りに触れた、天罰が下ったと考え、急いで二人を引き離し山上と麓に別々に住まわせた。これ以降、不見は一人で麓までやってきて、山岳に向かって跪き贖罪をした。草木が再び茂った光景を見ることなく、力尽きた彼は、無念を抱いたまま命を落とした。 |
十里誓 |
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天災によってできた天然の堀が、山を東西に分断した。時が流れ、東側の領土は肥沃な土により、作物の実る良い土地になった。しかし西側の土地は貧しく、民は安心して暮らせず、飢饉も多く起こっていた。 西側に住む不見と言う名の少年は、西側でも育てることのできる植物や食料を探していた。しかし西側の資源は貧しく、不見は東側に助けを求めてもどうにもならないと知っていた。彼は、金持ちの家のお嬢様が開いている学校に通い、西側の現状を変える方法を探すことにした。 ある日、笠雲の授業に不見が遅れてくると、笠雲が浮かない顔をしているのに気づいた。彼は胸元から何かを取り出すと、楽しそうな表情を浮かべ、皆を手招きした。机の上には複雑な絵が書かれた巻物が置かれ、学友である五兵衛はそれを見て呆気にとられた。 不見は平然と語った。「天災により、山には異常が発生し、二つに分かれてしまった。東側の土地は西側に比べて非常に豊かだ。地割れが起きた当初はその底が見えず、両側の人が交流し、助け合うことは難しかった。しかし今、この堀は長い時間をかけて川の水で満たされた。橋をかけることができれば、双方が再び交流できるのではないだろうか?」 人々は首を横に振った。東西が分断され百年近く、富める者は更に富み、貧しい者はより貧しくなった。西側の飢饉は全土に広がり、この地に寄ろうとする船もない。東側の人々が橋をかける理由はどこにもない。 不見は話を続ける。「その通りだ。橋をかける前に、人々の心の隔たりを無くす必要がある。東側の商人を動かすための、良い理由が必要だ……」 笠雲が笑いながら言った。「そういうことなら、東側の商人を説得する件は、私に任せて!」 議論は紛糾したが、志を共にする五兵衛は不見への支持を表明した。数年後、二つの世界の財力、人力、知恵を合わせて十里に及ぶ長い橋がようやく建設された。荒涼とした山岳に、再び繁栄の希望の光が差し込んだ。 しかし、その時五兵衛の心に巣食う残忍な心が顔をのぞかせた。彼は私怨を晴らすため、十里の橋を利用して笠雲の一族を滅ぼしたのだ。不見は彼の心変わりに驚いたが、直ぐに彼によって投獄され、橋を建設した功績すらも抹消された。これにより、不見の行方を知る者はいなくなり、その後不見が山岳の繁栄を目にすることはなかった。 |
雲頂舞 |
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数年後、橋のおかげで繁栄した山岳は、とある大名が仕切り、統率していた。 大名に仕える武士の中には、罪なき民から金品財宝を奪い取り、美女を略奪する者が後を絶たなかった。大名が率先して略奪を行うので、山間の民は酷く苦しめられた。 そこに、「不見」と呼ばれる武士がいた。彼は一飯之恩に報いるため大名に仕えていたが、仁義の心を忘れてはいなかった。民衆が大名から褒美をもらったある日、宴会に皆が興じる中、彼は刀を手に人混みから離れ、静かに繁華街を歩いていた。 大名に呼び出された歌女が、人通りの多い廊下の外で武士から嫌がらせを受けていた。彼女は大声で武士を罵倒した。「悪を斬るわけでもなく、老人や弱い女子供に威張るだけのために持っている刀なんて、火の中に投げて溶かしてしまえばいい。」 その言葉が心に響いた不見は、女性の前に立ちはだかり、鞘に納めた刀で武士から庇った。数回の斬り合いの後、武士は酔いから覚めて帰っていった。歌女は彼の心に言葉の余韻を残したまま、とっくにいなくなっていた。 大義への思いが不見の心の中で段々と大きくなり、彼はどうにかして歌女を見つけ出し、短刀と護身術を授けたいと思っていた。 ある夜半、歌が響く部屋の中に刺客が現れ、不見の刀がついに鞘から出た。彼の刀は大名の胸を貫き、この山の穢れはようやく、その刀によって浄化された。 この武士不見は、この瞬間望みを叶えた。たとえ他の武士との斬り合いで命を落としたとしても、もう悔いることはないだろう。しかし、山の穢れは本当に断ち切られたのだろうか? |
戦驚夢 |
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代々続く武士の子孫の中に、宿命を持って生まれ変わったかのように、不見という名の傑出した武将が生まれた。その頃、山間では百余年に渡る乱世が続いていた。 多くの残忍な武将の中、不見は卓越した統率能力を持っており、北へ南へ戦に出向いた。ある日村民が彼の前で泣き出した。戦争で亡くした息子の墓を掃除に行くと、その中が誰かに掘り起こされ中身が空になってしまっていたと。 すると不見の腹心はこう言った。「こういった事件はこれが初めてではありません。青野将軍が既に犯人を特定しています。兵を率いて討伐に行きましょう!」 不見は何も言わなかった。 腹心が再び言う。「あいつは勝利のためなら手段を選ばず、邪悪な術を使って山中に眠る武士の死体を作戦に使うような人間です。このような行いは、決して許されないことです!」 不見はそれでも何も言わず、深く考えながら遠くを眺めていた。 腹心は段々と語気を荒げた。「戦は急を要します。彼女は今回もまた、死んだ武士たちを大勢蘇らせているのです。戦わないわけにはいきません!」 不見は去り行く腹心の背中を見つめながら、目の前にある盃の中に思魂飲が入っているのを見つけた。彼がそれを飲み干すと、脳裏に前世の光景が蘇った。彼と共にこの山を守ると約束した笠雲は、何故邪術を使ってまで山に眠る人々を蘇らせているのだろうか?このままではきっと、山脈の霊気が尽きてしまう…….彼は決断に迫られた。 沈黙していた不見は、ようやくその相手と戦場で相まみえた。戦火が燃え盛る中、二人の意思は山のように堅かった。その戦の中で、両軍には多くの死傷者が出たが、山で復活し再び歩き出す死体はなかった。 後世では、不見が勝ったという者もいれば、彼は敗走したという者もいた。しかしいずれにせよ、あの戦以来両軍共に勢いを失い、山の将軍不見も、死者を蘇らせる鬼面の女将軍も、乱世の戦いの運命の歯車として消えていったのだった。 |
神峰洗 |
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何十年にもわたる停戦により、山岳は生気を取り戻した。山の草木の言葉を理解することができる今世の不見には、山神を祭る責任が与えられた。 不見はよく山林に入りこみ、目的もなく歩き回りながら、珍しい草花を見つけては、山中の遺跡に持ち帰った。 彼は夢の中で己を呼ぶ山の声の正体に疑問を抱いていた。成人となった日に思魂飲を飲んでからというもの、前世の声が絶えず耳の中に鳴り響き、彼は山頂に行き前世の真相をすることに決めた。 登山道は険しく、天気も荒れていたが、古びた山道は一つしかなく、不見は歪んだ山道を進んだ。途中で無数の幻境を目撃し、何度も真相に触れ、笠雲と彼の二つの魂を併せることで、古山の神を復活できるということに徐々に気がついた。 何世代にも渡る離別が、彼の目の前に再現され、心は非常に苦しく、この答えのない問いに対する悲しみを発散する方法も見つからなかった。 「今回の人生ではまだ笠雲に出会っていない。この山を私と共に守ると誓った彼女なら、きっと今頃どこかに……」 骨身に染みるような寒さの中、彼は足を動かした。山岳を登る不見の体力は、消耗していった。少しぼうっとしていると、彼は山頂の開けた上空にたった一つだけ名前の刻まれた雲石と絵馬があるのを見つけた。傷つき歪んだ雲石の下、峠は深く、厚い雲が浮かび、さらに奥には溶岩が湧いている。 今世における笠雲の姿が、厚い雲の中から浮かんできた。不見は、輪廻の輪を断ち切るには、笠雲が先に雲に戻る必要があると知った。 不見の頭の中に、この山での百世に渡る記憶が流れ込んできた。雲の中、不見と笠雲を分断する呪詛の印が、彼の身体から現れ辺りに広がった。 輪廻は既に断ち切られ、霧が千年前のあの時のように広がり、彼が手を伸ばしても、何も掴むことはできず、意思に反してその場から遠ざかっていった。最初の時と同じように、霧に近づいてはじめて、自身に魂があり、命があることを感じることができた。 そして不見は姿を消した。 骨は石に帰り、血肉は土に、魂は山に帰り、天地の霧が一瞬動き、赤い霞が山岳を照らした。輪廻から逃れた神使は、古山の神の呪いと名を継承し、最後の準備に取り掛かった…… 「前世の手がかりを辿って、僕と笠雲の二つの魂で古山の神を復活させる。だがそれ以外に、もう一つ方法がある。」 不見は数百年間、ある人を待っていた。そしてようやく遠方より来た客人が、彼にやり直す機会を与えた。今回、彼は霊脈を新たに構築し、自身の肉体を笠雲の魂の代わりとすることで、彼に命を与えた神に身体を魂を返した。 この私、石亀千歳は、今日、ようやく目にした…… 笠雲が雲石を守り、古山の神が山に復活するのを。しかし不見の名の通り、もうこの世で彼を見ることはできない。 |
「不見岳」のCG
隠世の青山
山神からの誘い
向かう道
メインCG(Full.Ver)
「不見岳」のプロフィール詳細
性別 | 男 |
武器 | 不見の衣 |
イメージカラー | 深緑、白 |
長所 | 人の話をよく聞く、根気強い、山霊が数日間ぐだぐだ話し続けても、不見岳は嫌な顔一つしなかった |
短所 | 頑固、一度決まったことは最後までやり通す、夜が明けるとすぐ人を呼び起こし山登りをさせる恐ろしい神 |
興味があること | 山登り、散策、亀の散歩、本を集める、絶滅危惧種の世話をする |
特技 | かくれんぼ、姿を隠す |
性格 | 平和主義。見た目は冷たいが、実はとても優しい。「見えない、分からない、掴みどころがない。」……かつてある山の民は、山神不見岳に対してこのような言葉を残した。「平和で争い事を嫌うが、山や規則を破壊する悪者が現れると、彼はいつも誰にもわからない方法で、その者の痕跡を全て消しさる」……これは不見岳という山の中で起きる「神隠し」についての陰陽師の解釈 |
関連人物 | 笠雲 千歳 小白 於菊虫 書妖 |
好きなもの | 時代劇、浮世絵、時代劇 |
嫌いなもの | 空気・川・山を汚染する源、騒々しい人ごみ |
弱点 | 使いにくい流行りのもの |
好きな人 | 山の衆生 |
好きな食べ物 | そば、みそ汁 |
嫌いな人 | ヤマタノオロチ |
嫌いな食べ物 | 山の炭火焼き |