【陰陽師】禅心雲外鏡(ぜんしんうんがいきょう)の評価・おすすめ御魂・出現場所
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「禅心雲外鏡(ぜんしんうんがいきょう)/SP雲外鏡」の評価、ステータス、スキルを掲載!禅心雲外鏡の特徴を確認して、陰陽師の攻略に役立てよう!
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同一式神 |
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雲外鏡 |
「禅心雲外鏡」の基礎情報
総合評価 | 8.0/10.0点 |
PvE評価 | 5.5/10.0点 |
PvP評価 | 10.0/10.0点 |
レア度 | |
攻撃タイプ | 補助 治療 |
入手方法 | 召喚 百鬼夜行 |
登場場所 | - |
声優・CV | 日本語:村瀬歩 中国語:降温&斑马 |
中国名 | 禅心云外镜 |
英語名 | Zen Ungaikyo |
プロフィール詳細 |
SP式神とは?詳細はこちら |
アイコン |
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ダンジョン適正度
PvE評価 | PvP評価 |
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星6推奨度 | 所持しておきたい数 |
★★★☆☆ | 1体 |
活躍場所 | |
PvP特化型 |
※完全サポーターのため、PvP評価での「火力」は点数に加味していない。
全コンテンツ評価
探索ダンジョン | 御魂ダンジョン | 覚醒ダンジョン |
---|---|---|
2/5点 | 2/5点 | 2/5点 |
御霊ダンジョン | 結界突破 | 闘技 |
2/5点 | 4/5点 | 5/5点 |
叢原火 | 日輪の隕 | 永生の海 |
2/5点 | 2/5点 | 2/5点 |
真オロチ | レイド | 鬼王襲来(麒麟) |
5/5点 | 2/5点 | 2/5点 |
陰界の門 | 異聞ダンジョン | 地域鬼王 |
3/5点 | 5/5点 | 2/5点 |
首領退治 | 妖気封印 | 経験値妖怪 |
2/5点 | 2/5点 | 2/5点 |
銭貨妖怪 | 石距 | 年獣 |
2/5点 | 2/5点 | 2/5点 |
イベント(※) | ||
2/5点 |
※イベントによって点数が大幅に左右される
「禅心雲外鏡」のスキル
スキル1:水無垠
詳細 | |
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消費鬼火 | 0 |
種類 | |
効果 | 余天に事えざる、ただまさに一心に。 変幻の水で敵単体を攻撃し、目標に攻撃力の100%相当のダメージを与える。 |
レベルアップ時の効果 | |
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Lv2 | ダメージが105%にアップ |
Lv3 | ダメージが110%にアップ |
Lv4 | ダメージが115%にアップ |
Lv5 | ダメージが125%にアップする。さらに自身に付与されたデバフ状態、効果、印の持続時間を1ターン短縮する。 |
スキル上げ優先度 |
---|
★★★☆☆ |
スキル2:心明鏡
詳細 | |
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消費鬼火 | 3 |
種類 | |
効果 | 埃はとれ、本心現る。 唯一効果。心の迷いを振り払い、戦闘開始時に非召喚物の味方全員の効果抵抗を25%アップさせる。自身のHP比率が30%ダウンするたび、スキル発動時の鬼火消費が1減少する。自身の行動時、非召喚物の味方全員の合計HPを、味方HP比率が同じになるように分配する。 【発動】指定した味方に付与されたデバフ状態、効果、印の持続時間を1ターン短縮する。【唯一効果】 同じ式神が複数いても、このスキルを発動するのは一体のみである。 |
レベルアップ時の効果 | |
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Lv2 | 指定の味方に自身の20%の初期効果抵抗をアップさせる、2ターン持続。 |
Lv3 | 指定した味方の行動ゲージを30%アップさせる。 |
Lv4 | 指定した味方に付与する自身の初期効果抵抗の係数を30%にアップする。 |
Lv5 | 味方に付与されたデバフ状態、効果、印の持続ターンを短縮できない場合、味方の行動ゲージを100%アップさせる。 |
スキル上げ優先度 |
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★★★★☆ |
スキル3:諸法皆空
詳細 | |
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消費鬼火 | 3 |
クールダウン | 2 |
種類 | |
効果 | 唯一効果。 陰陽五行、生々流転。非召喚物の味方全員のその時点のHPの50%を、最大HPの50%相当の神鏡加護に転換し、味方に付与する。禅心雲外鏡の2ターン後に非召喚物の味方全員のHPを回転し、神鏡加護を解除する。スキルクールダウン中、非召喚物の味方全員の素早さを25%アップさせる。【神鏡加護】 [バフ、印]シールド。駆除不可。効果抵抗が30%アップする。消失時に所持者のHPを残りシールド値の25%相当恢復する。さらに禅心雲外鏡の素早さを10アップさせる、1ターン持続する。【唯一効果】 同じ式神が複数いても、このスキルを発動するのは一体のみである。【回転】 現在のHPと失ったHPが交換する。 |
レベルアップ時の効果 | |
---|---|
Lv2 | 神鏡加護の効果抵抗アップ効果が60%に上昇 |
Lv3 | 回転後の最低HP割合は20%を下回らない |
Lv4 | 神鏡加護のシールド値がHPに変換する割合が50%にアップする |
Lv5 | 神鏡加護のシールド値がHPに変換する割合が75%にアップする |
スキル上げ優先度 |
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★★★☆☆ |
スキル上げ優先度について |
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★★★★★:最優先で上げた方が良い(上げないと使えない) ★★★★☆:上げないと使えない場合がある ★★★☆☆:上げた方が良い ★★☆☆☆:優先度は低い ★☆☆☆☆:上げなくても良い |
式神鑑賞
「禅心雲外鏡」の強い点
味方のデバフ&効果&印を1ターン短縮
禅心雲外鏡は、味方目標が持つデバフ状態、効果、印の持続時間を1ターン短縮する。帝釈天の金蓮を初め、スタンや変幻などにも有効のため、実質デバフ解除の役割にもなる(放逐や霜氷には無効)。
同時に対象の行動ゲージを30%アップできるので、単体ではあるが非常に強力。
デバフ等がなければ行動ゲージ100%アップ
デバフ状態、効果、印を減少することができなかった場合、行動ゲージを100%アップさせることができる。序盤は鬼火消費3と重いが、HPが30%減少するごとに鬼火消費が-1されるので、後半は1~2で使用できる点が強力。
毎ターン味方全体のHPを均一化
禅心雲外鏡が行動する時、毎ターン味方全体の合計HPが各味方へ均等に分配される。そのため、1体だけHPが減少していても、他の味方のHPが減少していなければ、HPMAX近くまで回復することが可能。
HP50%分のバリア&恢復&素早さバフ
禅心雲外鏡のスキル3は、現HPを50%消費する代わりに、最大HP50%分のバリアを獲得できる。現HPが10%だとしても5%消費して50%分のバリアになるので、耐久値に変化がない点も優秀。
また、2ターン後に残量の75%分を恢復できるので耐久力も良く、スキルクールダウン中は、味方全体の素早さを25%アップ(自身は+10)できるのでパーティ全体の回転率も良くなる。
HP減少時に強力になる式神と相性抜群
HPが減少するほどに強力になる黒童子や雲外鏡、彼岸花、吸血姫などの式神と相性が良く、序盤から火力を出していける。また、鬼王酒呑童子や神堕オロチ(サポート前提)などと組み合わせることで、さらにHP減少を加速できる。
味方全体の効果抵抗を大幅アップ
禅心雲外鏡は、開幕味方全体に効果抵抗25%を付与する。さらに、スキル2の対象に自身の効果抵抗の30%分を付与し、スキル3のバリア展開時はさらに60%を上乗せできる。
例)禅心雲外鏡の効果抵抗が200%の場合、味方全体に効果抵抗+85%、スキル2の対象には効果抵抗+145%となる。
「禅心雲外鏡」の弱い点
HP均一化は諸刃の剣
禅心雲外鏡の行動時にHPが均一化されるが、デメリットとして、HPの残量が多かった式神はHPが減少してしまうということ。そのため、均一化されなければ耐えていた攻撃も耐えられなくなる可能性があるので、一概にメリットしかないとは言えない。
白蔵主やヒーラーを編成することで、デメリットを少しでも抑えることができる。
HPが多いほど強力な式神と相性が悪い
HPが多いほど強力な鈴彦姫や神堕オロチ(火力型)との相性は悪い。HP50%消費やHP均一化により、攻撃回数や火力が下がっていくので、同時編成はあまりおすすめしない。
デバフターン数が多いと性能ダウン
効果抵抗は高いものの、一度に多くのデバフを付与されてしまうと、再行動はほぼ発動できなくなってしまう。スキル2では、1ターンしか減少させることができないので、毒などあまり強力ではないがターン数の多いデバフを付与されると厳しくなる。
「禅心雲外鏡」に装備させるオススメ御魂
オススメ御魂(サポート)
御魂 | セット/効果 |
---|---|
招き猫 |
【招き猫×4 + 抵抗/防御×2】ターン開始時、50%の確率で鬼火を2点獲得する。 |
共潜 |
【共潜×4 + 抵抗/防御×2】ターン終了後、ランダムに味方のデバフ状態を1つ駆除する。ターン中にダメージを与えなかった場合、追加でランダムに味方のデバフ状態を2つ駆除する。 |
遺念火 |
【遺念火×4 + 抵抗/防御×2】装着者はターン開始時に念火を1重獲得する(最大3重まで)。1重につき効果抵抗が15%アップする。装着者がスキルを発動する時は、先に念火を消費する(念火は同量の鬼火として使用できる)。 |
火霊 |
【火霊×4 + 抵抗/防御×2】1ターン目に鬼火を3点獲得する。 |
蛤の精 |
【蛤の精 + 抵抗/防御×2】戦闘開始時、1ターンの間味方全体に自身のHPの10%のダメージを吸収するバリアを発生。 |
玉樹 |
【玉樹×4 + 抵抗/防御×2】味方が攻撃を受けた場合、25%の確率で相手の鬼火を1つ消す。多段攻撃は効果重複なし。挑発された目標に対する発生率が60%ダウンする。 |
幽谷響 |
【幽谷響×4 + 抵抗/防御×2】デバフ(スタン、沈黙、凍結、混乱、変幻、挑発、昏睡など)を効果抵抗した場合、50%の確率で対象にそのデバフ効果を反射させる。この効果は必ず命中する。 |
バラ | 6セットバラで素早さ重視 |
御魂位置 | オプション |
---|---|
壱(左上) | 【メイン】攻撃力【サブ】素早さ,効果抵抗,追加HP |
弐(左) | 【メイン】素早さ【サブ】素早さ,効果抵抗,追加HP |
参(左下) | 【メイン】防御力【サブ】素早さ,効果抵抗,追加HP |
肆(右下) | 【メイン】効果抵抗 / 追加HP【サブ】素早さ,効果抵抗,追加HP |
伍(右) | 【メイン】HP【サブ】素早さ,効果抵抗,追加HP |
陸(右上) | 【メイン】追加HP / 追加防御力【サブ】素早さ,効果抵抗,追加HP |
御魂設置例
御魂 | 例 |
---|---|
パターン1 | ①効果指標:効果抵抗 └弐:素早さ └肆:効果抵抗 └陸:追加HP ②素早さ:260以上 |
パターン2 | ①効果指標:素早さ └弐:素早さ └肆:効果抵抗 └陸:追加HP |
パターン3 | ①効果指標:効果抵抗 └弐:素早さ └肆:効果抵抗 └陸:追加HP ②素早さ:200以上 |
パターン4 | ①効果指標:追加HP/追加防御力 └弐:素早さ └肆:追加HP └陸:追加HP/追加防御力 ②素早さ:200以上 |
パターン5 | ①効果指標:効果抵抗 └弐:素早さ └肆:追加HP └陸:追加HP/追加防御力 ②素早さ:200以上 |
「禅心雲外鏡」のステータス
ステータス | ||
---|---|---|
攻撃 | (99) | |
HP | (1,202) | |
防御 | (82) | |
速さ | (113) | |
会心率 | (3%) | |
会心ダメージ | 150% | |
効果命中 | 0% | |
効果抵抗 | 75% |
覚醒後レベル40のステータス
ステータス | ||
---|---|---|
攻撃 | 2,098 | |
HP | 12,840 | |
防御 | 481 | |
速さ | 113 | |
会心率 | 3% | |
会心ダメージ | 150% | |
効果命中 | 0% | |
効果抵抗 | 75% |
「禅心雲外鏡」と相性が良い&対策式神
禅心雲外鏡と相性が良い式神
式神/御魂 | 理由 |
---|---|
かぐや姫 |
幻境での効果抵抗と合わさり、さらにデバフ対策となる。 |
鬼王酒呑童子 |
HP減少と大妖の力の相性が良く、序盤から火力を上げることができる。 |
雲外鏡 |
HP減少させることで、序盤から攻撃回数を増やせる。 |
黒童子 |
|
彼岸花 |
|
吸血姫 |
|
蟹姫 |
スキル2でスタンを解除(デバフ短縮)可能。 |
墓守り |
HP減少により、序盤から火力アップ可能。 |
パーティを選ばず編成可能
禅心雲外鏡は汎用性が非常に高く、どのパーティにも編成可能。デバッファーやアタッカーを再行動させることでアドバンテージを取ることができたり、効果抵抗アップにより先手を取られてもデバフで一方的な展開を取られにくい。
禅心雲外鏡の対策になる式神と御魂
式神/御魂 | 理由 |
---|---|
蝉氷雪女 |
効果抵抗に関係なく、確定で行動制限できる。 |
大嶽丸 |
|
鈴鹿御前 |
強制通常攻撃でスキル発動を防ぐ。 |
龍吟鈴鹿御前 |
バリア無視攻撃で貫通可能。 ※他にも薬売りや犬夜叉、影鰐などバリア無視が可能。 |
天剣刃心鬼切 |
|
鬼切 |
|
網切 |
45%防御力無視でバリアを割りやすい。 |
高命中のデバフで行動制限
禅心雲外鏡は高い効果抵抗を持っているが、免疫ではないためデバフは有効。可能性は高くないが、デバフで行動制限することでバリアや再行動などを封じることができる。
「禅心雲外鏡」のオススメパーティ
パーティ例1
陰陽師/式神/順番 | 役割 | スキル/御魂/ポイント |
---|---|---|
神楽 (5~6速) |
||
・味方を再行動 ・味方のダメージダウン ・安倍晴明や八百比丘尼でも可 |
||
禅心雲外鏡 (1~2速) |
|
×4 + 抵抗×2 |
②素早さ ④抵抗 ⑥HP ・デバフ/効果/印を1ターン短縮 ・味方全体のHPを均一化 ・HP50%分バリア/恢復/素早さバフ ・味方全体の効果抵抗アップ ・火霊でも可 |
||
かぐや姫 (3~4速) |
×4 + HP/抵抗×2 | |
②素早さ ④HP/抵抗 ⑥HP ・味方の鬼火補助 ・味方の効果抵抗と防御力アップ ・火霊や蛤の精でも可 |
||
神啓荒 (4~5速) |
|
×4 + 会心×2 |
②攻撃 ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・最大全体7回攻撃 ・敵が鬼火無消費で全体に反撃 └自身のHP回復 └味方の被通常攻撃軽減 ・幻境中は被ダメ40%軽減 ・星辰の力を消費で制御効果解除 ・悲鳴鳥でも可 |
||
残り2枠 | - | - |
・閻魔(1速、バラ最速) ・大夜摩天閻魔(1~2速、招き猫) ・鈴鹿御前(2~3速、火霊/招き猫) ・帝釈天(2~3速、共潜/火霊/デバフ) ・御饌津(6速、蛤の精/玉樹/薙魂等) ・彼岸花(2~4速、鍾霊)など |
パーティ例2
陰陽師/式神/順番 | 役割 | スキル/御魂/ポイント |
---|---|---|
神楽 (6速) |
||
・味方を再行動 ・味方のダメージダウン ・安倍晴明でも可 |
||
閻魔 (1速) |
バラ最速 | |
②素早さ ④命中/自由/攻撃 ⑥HP/自由/攻撃 ・最速で敵を封印&変幻 ・招き猫や蛤の精、火霊などでも可 |
||
大夜摩天閻魔 (2速) |
×4 + 命中/攻撃×2 | |
②素早さ ④命中 ⑥HP/攻撃 ・敵単体を変化 └未変化の場合は閻魔の目1重追加 ・全体に閻魔の目を付与 └3重付与でCD増加 ・輪廻の薄消費か戦闘不能で無消費スキル3 ・御魂はバラ最速でも可 |
||
禅心雲外鏡 (3速) |
|
×4 + 抵抗×2 |
②素早さ ④抵抗 ⑥HP ・デバフ/効果/印を1ターン短縮 ・味方全体のHPを均一化 ・HP50%分バリア/恢復/素早さバフ ・味方全体の効果抵抗アップ ・火霊でも可 |
||
因幡かぐや姫 (4速) |
×4 + 防御/HP/攻撃×2 | |
②素早さ ④HP/攻撃 ⑥会心DMG ・祈念の力で鬼火補助 ・味方の会心DMG&効果抵抗アップ ・全体攻撃+祈念の力数に応じて追加効果 ・火霊や共潜でも可でも可 |
||
須佐之男 (5速) |
×4 + 会心×2 | |
②攻撃 ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・単体6回攻撃 ・味方ターンで御魂無視攻撃 ・敵撃破で雷塚に変化 ・網切でも可 ・素早さ128以上 |
パーティ例3
陰陽師/式神/順番 | 役割 | スキル/御魂/ポイント |
---|---|---|
神楽 (6速) |
||
・味方を再行動 ・味方のダメージダウン ・安倍晴明でも可 |
||
閻魔 (1速) |
バラ最速 | |
②素早さ ④命中/自由/攻撃 ⑥HP/攻撃 ・最速で敵を封印&変幻 ・招き猫や蛤の精、火霊などでも可 |
||
天剣刃心鬼切 (2~3速) |
|
×4 + 会心/攻撃×2 |
②素早さ ④攻撃 ⑥会心/攻撃 ・心剣獲得までゲージ10%アップ ・心剣で通常ブロック&沈黙付与 ・致命ダメージ時を一回防げる ・影切でゲージ変動阻止 ・影分身が影切の目標に攻撃 ・危で回復/素早さ/防御デバフ └3回バリア/分担/御魂パッシブ無効 |
||
千姫 (2~3速) |
×4 + HP/防御/攻撃×2 | |
②素早さ ④⑥HP/攻撃 ・鬼火&火力補助 ・鬼火3点除去&上級凍結 ・敵ターン終了時ゲージ10%アップ ・後半は高火力全体攻撃 |
||
禅心雲外鏡 (4速) |
|
×4 + 抵抗×2 |
②素早さ ④抵抗 ⑥HP ・デバフ/効果/印を1ターン短縮 ・味方全体のHPを均一化 ・HP50%分バリア/恢復/素早さバフ ・味方全体の効果抵抗アップ ・蛤の精でも可 |
||
須佐之男 (5速) |
×4 + 会心×2 | |
②攻撃 ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・単体6回攻撃 ・味方ターンで御魂無視攻撃 ・敵撃破で雷塚に変化 ・素早さ128以上 |
パーティ例4(オート可)
陰陽師 | ||||
---|---|---|---|---|
|
||||
式神(左から行動順) | ||||
式神/行動順 | 御魂/ポイント |
---|---|
禅心雲外鏡 (1速) |
【効果指標】素早さ 【2セット】追加防御力②素早さ ④抵抗 ⑥HP |
御怨般若 (2速) |
【効果指標】素早さ 【2セット】追加防御力②素早さ ④⑥HP ・天照の次に攻撃力高く |
鬼王酒呑童子 (3~4速) |
【効果指標】防御力 【2セット】追加防御力 【HP】30,000以上 【素早さ】210以上②素早さ ④⑥HP |
流光追月神 (3~4速) |
【効果指標】防御力 【2セット】追加防御力 【HP】30,000以上 【素早さ】210以上②素早さ ④⑥HP ・火霊でも可 |
天照 (5速) |
【効果指標】与ダメージ 【2セット】追加防御力 【会心率】100% 【素早さ】128以上②HP/攻撃 ④攻撃 ⑥会心DMG/会心 |
神楽 (6速) |
・オートでは天照をターゲット |
PvPパーティ例5(オート可)
陰陽師 | ||||
---|---|---|---|---|
|
||||
式神(左から行動順) | ||||
バラ | バラ | バラ |
式神/行動順 | 御魂/ポイント |
---|---|
面霊気 (1速) |
【効果指標】素早さ②素早さ ④⑥自由 ・空相面霊気でも可 |
鬼王酒呑童子 (2速) |
【効果指標】与ダメージ 【会心率】100% 【素早さ】210以上②素早さ ④攻撃 ⑥会心 ・蛤の精でも可 |
禅心雲外鏡 (3速) |
【効果指標】HP 【素早さ】210以上②素早さ ④⑥HP ・招き猫でも可 ・閻魔や白蔵主でも可 |
滝 (4速) |
【効果指標】防御力 【素早さ】140(128)以上②④⑥防御 ・盈虚千姫に航行護衛付与 ・遺念火/招き猫でも可 |
盈虚千姫 (5速) |
【効果指標】与ダメージ 【会心率】100% 【素早さ】140(128)以上②④攻撃 ⑥会心DMG/会心 ・墓守り/招き猫/火霊でも可 |
神楽 (6速) |
・盈虚千姫に疾風 |
PvPパーティ例6(オート可)
陰陽師 | ||||
---|---|---|---|---|
|
||||
式神(左から行動順) | ||||
式神/行動順 | 御魂/ポイント |
---|---|
禅心雲外鏡 (1速) |
【効果指標】素早さ②素早さ ④⑥HP |
月読 (2速) |
【効果指標】素早さ/HP 【素早さ】264(260)以上が理想②素早さ ④⑥HP |
鬼王酒呑童子 (3速) |
【効果指標】HP 【素早さ】210以上②素早さ ④⑥HP |
瀧 (4速) |
【効果指標】防御力 【会心率】40% 【素早さ】200以上②素早さ ④⑥防御 ・盈虚千姫に航行護衛付与 |
盈虚千姫 (5速) |
【効果指標】回復量 【会心率】100% 【素早さ】128以上②④HP ⑥会心DMG/会心 |
安倍晴明 (6速) |
・神楽でも可 |
「禅心雲外鏡」の伝記(ネタバレ注意!)
伝記一
鐘の音が響き渡る境内では、椿がつぼみをつけている。物心が付いた時から、僕はこのお寺の小僧だった。僕が十数年の月日を過ごしてきたこのお寺は、いつでも大勢の信者が訪れ、香煙の絶える時がないほどだった。 信者たちはみんな僕のことを信頼し、僕に苦しみを語っては、苦境から救われたいと祈った。信者たちは口々に僕へ問いかけた。なぜいつまでも願いが叶えられないのか?この苦難に満ちた世界に生きる意味とは?……この世の理を見透かせる僕にも、その答えはわからなかった。悩んだ末に、僕はお寺で最も崇高な知恵を持つ、師匠の空印禅師に尋ねた。 僕の疑問を聞いた空印禅師は、水がめの水面に落ちた一輪の花を掬い上げ、僕に向かってほほ笑んだ。 「見なさい。厳しい冬に咲いた椿の花は、こんなにも美しいのだ」 師匠の後ろで、白い椿の花びらが風の中を舞っていた。――僕はそのとき初めて、椿の花が咲いていることに気づいた。なんて美しい景色だろう。……花の盛りが訪れても、思考に没頭し続け、周囲の変化に気づけなかった自分に愕然とした。 師匠は空へ舞い上がる椿の花吹雪を眺めながら、話を続けた。 「欲は、妄執を生む。美しいものがどれほどあっても、妄執に取り憑かれた人間は、その儚い美しさを見逃すだろう。」 師匠の言葉を聞いた僕は考えた。咲いた花もいつかは散り、やがて土に還る。命も、美しいものも、すべては無に帰してしまう。一期一会の言葉を胸に抱き、過去にも未来にも捉われない者だけが――今この瞬間にある「美しさ」を知ることができるのだ。 僕がその言葉を完全に理解できるようになったとき、師匠はすでにお寺を離れ、終わりのない修行に出てしまっていた。――ある日、僕が師匠の禅室を掃除していると、一枚の古びた鏡が壁から、僕の足元へと落ちてきた…… |
伝記一開放条件
条件 | 報酬 | |
---|---|---|
禅心雲外鏡をレベル40にする |
×5,000 |
伝記二
鐘の音がしみ入る寺の境内では、椿の花が一面に降り積もっている。この寺の禅室に来てから、幾星霜が過ぎただろう。僕はもともと仏壇に供える神器の鏡だった。空印によって創られた僕は、彼に心血を注がれ、意識を持つようになった。そして彼は僕を仏壇から広い世界へ連れ出して、様々な花鳥風月を見せてくれた。――けれど、いつしか彼は僕を禅室に残し、終わりのない修行へと旅立ってしまった。 過ぎ去った日々はもう戻らない。たとえ、あの美しい景色が少しも変わっていなかったとしても、僕たちはもう、あの時の僕たちには戻れない。 孤独に押しつぶされそうな僕はとうとう、耐えられずに鏡の中で、長い眠りにつくこととなった…… ある時、白髪の小僧が禅室を訪れたことが、僕の眠りを呼び覚ますきっかけとなった。彼は僕の存在に気づき、僕のことを受け入れた。それから僕たちは一緒に、座禅の修行を行うようになった。 僕は彼に尋ねた。「この世界の、あらゆる美しさを引き止めるには、どうすればいいのだろうか?」と。 小僧は、思ってもみなかった答えを返してきた。 「きれいに咲く花も、いずれは枯れ落ちてしまう日が来る。それを強引に引き止めることはできない。だから、そんな妄執は捨てたほうがいい」 僕は彼の目を見つめながら、言った。 「本当にそう信じているのなら、なぜ君の目は寂しさが滲んでいるんだ? 君は今でも、お母さんと呼んでいた、あの人に会いたいんだろう。残念だけど、彼女はもう君に会うつもりはないよ」 小僧の顔に一瞬、動揺が走った。そして、彼は目を閉じた。 「過去は、風と共に流れていった。人々を救う方法を見つけることだけが、いまの僕の願いだ」 僕は彼の姿に変化し、鏡越しに彼に言った。 「僕は神器だ。天地万物を映し、あらゆる者の心を見抜く。君の心は僕の中にも映っている。……もし信じられないなら、鏡に触れてみると良い」 しばらくためらった後、彼は鏡に触れた。その瞬間、鏡が強く共鳴した。彼は後ろへ一歩下がって、深呼吸をしてから――鏡に背を向けて座禅を組み、読経を始めた。 僕は、彼の耳元で囁いた。 「自分の心と向き合えないのは、君のほうだ。君の心には執念が残っている。本当の君は……お母さんに、そばにいてほしいんだ。そうだろ?」 やがて覚悟を決めたかのように、彼は目を開くと、立ち上がり扉のほうへ向かった。――扉が開かれると、瞬く間に、庭一面の雪景色が僕の視界に広がる。眩しい陽の光が、暗い禅室を照らし出した。――彼は振り返り、僕に微笑む。 「いつまでも執念に捉われ、思い出の中で溺れ続けていたら、この美しい景色も見逃してしまうよ。……そんなの、もったいないと思わない?」 彼の後ろでは、白い椿の花びらが、雪に照り返された太陽の光を浴び、煌めきながら空を舞っていた。その景色を見た僕の虚しい心が、いつかのように再び、熱く満たされていくのを感じる。 そうか。僕を閉じ込めていたのは……最初から、僕自身だったんだ。 |
伝記二開放条件
条件 | 報酬 | |
---|---|---|
禅心雲外鏡のスキルを8回レベルアップ | 禅心雲外鏡の欠片 ×10 |
伝記三
そうして、僕たちは共に神器・雲外鏡となり、遥か雲の上へと昇ることとなった。 それ以来、彼は僕のことを「陰」と呼び、僕は彼のことを「陽」と呼ぶようになった。そうして月日は流れ、僕らは世界の変遷を見守ってきた。 僕たちは、数え切れないほどの戦争、飢饉、災厄を見てきた。人間の心に巣くう貪欲の念が罪や闇となり、世界を覆っていく。……こんな朽ち果てた世界なんかを、俺たちが犠牲になってまで救う価値はあるのかと、僕は陽に問いかけた。 彼は、まっすぐに僕を見据えて、言った。 「陰。闇や罪の霧に覆われ、隠されてしまった人間たちの絆を見失ってはいけない。眩しくて、温かい人間の心。……あれこそが、僕たちが守るべきものだよ」 陽の目を見つめながら、僕は気づいた。千年を超える苦しみを経ても、彼の望みは変わることはなかったのだ。彼の心はあの日の雪景色のように、汚れなく、純潔なままだった。 多情仏心という言葉が脳裏をよぎる。僕は陽の慈悲の心を信じ、最後まで彼と運命を共にすると決めた。 そして、終焉の時が訪れた。世界は終わりを迎えようとしていた。世界を守るため、僕たちは空から墜落し、凄まじい寒風を肌で感じながら、無数の欠片へと砕け散っていった。僕たちはまるで、舞い落ちる花弁のようだった。――「「きれいに咲く花も、いずれは枯れ落ちてしまう日が来る。それを強引に引き止めることはできない。だから、そんな妄執は捨てたほうがいい」」――昔、陽が語っていた言葉を思い出す。 それでも僕は諦めきれず、陽にもう一度触れようと手を伸ばした。――たとえ全てが無駄な努力だとしても。やがて、僕たちは互いに触れあうことができた。同時に、陽が僕の眼前で少しずつ崩れ落ちていく。まもなく別れの時が来ると僕は悟る。 「もし、あの時の花びらがそのまま宙に止まって、全てが永遠に変わらないままでいたら、どんなによかっただろう。……僕はやっぱり、美しいものが恋しい。結局、妄執に取り憑かれたままなんだ――」 虚無と混沌の中、光り輝く蝶が僕の肩の上に舞い降りた。温かい光とともに無数の声が意識の中に流れ込み、崩れかける意識を支えてくれた。 朦朧とする意識の中で、僕は夢を見ていた。千年前と変わらない禅室。僕と陽は庭に積もった雪と椿の花を見ながら、廊下に並んで座っていた。修行の旅から戻った空印禅师(ぜんじ)が、僕たちに旅の思い出を話しながら、仏法を説いている。 美しく、儚い夢を見ながら、僕は眠りに落ちていく。 ――誰かの、聞き覚えのある声が、聞こえる。 「さあ、共に帰ろう。お前たちの生まれ故郷の、あの雪山に。お前たちはそこで、再び生まれ変わるのだ」 |
伝記三開放条件
条件 | 報酬 | |
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闘技、練習、模擬戦で禅心雲外鏡が30回勝利する |
×10 |
「禅心雲外鏡」の紹介
白髪の少年の僧侶は雪寺の部屋の中で不思議な鏡に出会った。
少年は賢い、鏡は人の心を映し出せる。
少年と鏡は一つになり、陰陽となって神器に化した。
陰の鏡は世の中の罪を嘆く。
陽の鏡は災難に見舞われる時の人々が見せる真心を見つめる。
陽は光なり、陰は影なり、陽は実なり、陰は虚なり。
光と影、虚と実、陰陽五行、流転輪廻。
世界を守るがために砕けた神器は雲の中に飛び消えた。
雪寺に戻った少年と鏡はやがて一つになる。
陰陽師「式神図鑑」より
「禅心雲外鏡」のセリフ一覧
※編集中
「禅心雲外鏡」のイラスト
通常 |
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雪解け鏡(頂上演武) |
両儀夢(頂上決戦/商店) |
イラスト1 |
イラスト2 |
イラスト3 |
イラスト4 |
「禅心雲外鏡」のストーリー
追憶絵巻
静寂に帰す |
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終焉の時に陰陽の鏡が再会する。救世の鏡は雲の上から落ち、意識は闇に包み込まれていく。 二人の壊れた精神は意識の奔流の中を漂っている。奔流には衆生の悪念が流れている。悪念は雲外鏡を包み込み、彼らのなけなしの自我をむしばんでいる。 その時、虚無の闇が突然切り裂かれ、一筋の光が闇の中に差し込み、陰陽の鏡を照らす。 光を恐れるかのように、彼らを包み込んでいた汚れは全て消えた。 二人はようやく闇の中で目覚めた。 「陰よ、聞こえたか…遥かなる彼方からの呼びかけを」 「陽よ、聞こえた。あれは晴明たちの声だ」 陰陽の鏡は向き合うように目を閉じ、坐禅を組み、闇に侵されないよう精神を統一させている。 「光に触れれば、彼らの呼びかけに応えることができる。陰よ、ともにここを出よう」 「しかし、ここを出て何になる?どこもかしこも同じ心の牢獄だ」 陰はそれ以上何も言わず、沈黙したままだ。 陽は目を開け、少し迷い始めた陰に話しかける。 「分かっている。君の疑問はまだ解けていないのだ。しかし、忘れてはいないか。私たちが雲外鏡になった理由を、そして人の世にやってきた理由を?」 陽の鏡が陰の鏡の額に触れると、暖かな流れはその頭の中に入ってくる。千年前の記憶が、陰の鏡の頭の中に蘇る。 当時、自分はまだ禅室に飾られていた霊鏡にすぎなかった。そして陽は聡明な小坊主だった。 |
鏡の景色 |
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白い花が空から舞い落ちる中、少年は禅室の中で鏡と向き合っている。壁に飾られた鏡は光を放っている。鏡の中の世界には、天地と森羅万象が映し出されている。少年はそんな世界に憧れている。 鏡に触れると、鏡は回り続ける。いつの間にか少年は鏡の中に入り込んでいた。深山、流れる川、東屋、竹林の中、雅やかな茶室がぽっつりと立っている。美しい景色に見とれる少年は、まるで桃源郷に来たかのような錯覚を覚える。 「ここは仙人のすみかなのか?」少年は声を出した。 声は谷の中で木霊するが、答える者はいない。 その時、後ろから小気味よい三味線の音が聞こえる。懐かしい、優しげな女性の歌声が耳に飛び込んでくる。 「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」 声を聞いた少年は振り返った。驚くべきことに、東屋の中で三味線を弾いているのは、死んだはずの母だった。 「母上!」 驚いた少年は母のそばに来て手を伸ばした。しかし、触れた瞬間、母は幻のように消え去った。 「それは君の心が映し出したもの。少年の後ろには長い髪を靡かせる少年が現れた。彼と瓜二つの少年は、左目の下にあるほくろだけが自分と逆になっている」 「霊鏡よ、これは君が作り出した鏡の中の世界なのか?」少年は目の前にいる黒髪の少年に聞く。 「ここは紛れもなく私の鏡の中の世界。そして君の心の中の景色でもある。私は鏡。世界を、人の心を映し出すもの」 |
山の隠居 |
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揺れる竹林に飛花落葉、鏡の世界はとても美しい、心の景色も映し出されているので、思わず見とれてしまい、帰りたくなくなる。霊鏡はここで隠山という小さな世界を作り出した。 隠山は、山に隠遁し、俗世と離れるという意味だ。俗世の悩みから解放された二人はこの地で花を植えたり、お茶をいれたり、雪見したりして、楽しい時間を過ごしている。霊鏡はたまに少年に外の世界のこと、少年の知らない不思議な話を教えてくれる。一度も寺を出たことのない少年は、いつもその話に夢中になっている。 少年が坐禅を始めると、霊鏡はいつもそばで彼を見守り、修行を邪魔しようとする下等妖怪を追い払っている。 少年は霊鏡に坐禅の感じについて教える。 最初は体が軽くなったり、雲の上で踊ったり、鳥のように飛んだりする感じだった、時間が経つと、体の感触は消え、心は大樹のように根を下ろし、狂うことなく枝葉を伸ばし、虚無の中に入り込む。そしてやがて、静寂の境地に至る。 霊鏡はそんなことは体験していないが、少年の気持ちを映し出すことはできる。月日が過ぎ、鏡も少しずつ禅の心がわかるようになった。 ある日、少年は霊鏡に告げる。自分は心身解脱の法を悟ったので、そろそろ山を降りて人の世に渡り、仏法を広めるべきだと。 理解できない霊鏡は、隠山に残るよう少年を説得する。 「人の世は汚れている。人々の救済は叶わない。悪しき罪によって、人の心は汚れている。ここで自分のことだけ考えていればいいではないか?」 陰の鏡の疑問を聞いた少年は微笑む。 「人の世の残酷さを知っていても、私は人の世の美しさを信じる。隠山は美しい場所だが、私が追い求める真実ではない」 |
世渡り |
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「仏法は世にあり、世を離れては解脱には至らない。山を降りることは、人々の救済のため、そして自分の生きる意味を探すためでもある」 そう言い捨てた少年は隠山を離れ、現世に戻った。燃え残ったろうそくが、禅室で弱々しい光を放っている。少年は感慨を漏らした、隠山で数年も過ごしたが、現世では数日しか経っていない。思えば夢のような日々だった。 その時、壁に飾られている鏡が光を放ち始める。鏡に浮かんだ人影には失意が表れている。 霊鏡に目を向けた少年は慰めたくても、何の言葉も思いつかない。 霊鏡は引き止めず、ただあきらめたようにこう言った。 「分かっている。君は一度決めたことを簡単に変えたりはしない人間だ。君を止めるつもりはない。もし悟りの境地に至ったら、 いつか苦海にいる私を助けてほしい」 「分かった。私はいずれ必ず、ここに戻る。約束だ」 少年は笑顔で霊鏡と分かれ、禅室を出て人の世への旅を始めた。 少年が出ていくと、禅室は空っぽになり、鏡の中の人影はもう自分の姿を映し出せなくなった。月日が流れ、一人で鏡の前にいる人影は、記憶の中の顔を思い出せなくなっている。霊鏡の姿は透け始めた。 人々は鏡を通じて自己を認識する。霊鏡も同じだった。 ある夜、霊鏡は夢を見た。夢の中で彼は青い蝶となり、風に乗って鏡の中を出て人の世へと旅立った。 彼は世界を見下ろしている。広々とした大地は無数の災難や戦乱に見舞われている。美しい景色も見える。やがて、彼は懐かしい人影を見つけた。蝶は舞い降り、少年の周りを飛び回る。しかし、少年は蝶の存在に気づかない。 夢から目覚めると、自分は相変わらず鏡の中にいる。そして少年もまだ帰ってこない。 「どうしてあんな夢を…私は現世のことなどに興味はない。自分の居場所は隠山だけだ」 |
自我探し |
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光陰矢の如し。十数年が経ち、壁に飾られた鏡にも、ちりが積もり始めた。ある夜、鏡の塵は振り落とされ、一筋の光は鏡の中に差し込む。 少年はようやく隠山に帰ってきた。しかし、以前とは打って変わり、隠山の草花は全て枯れてしまっている。雅やかな茶室もすっかり裏寂れてしまった。少年は友人の名前を呼んでみた。しかし誰も答えない。 少年は裏寂れた蓮の池の前に来て、水面を眺めている。水面に自分の影が映し出されるや、水面にさざなみが立ち、霊鏡が水の中から現れた。 霊鏡は少年を見て驚いた。 「本当に帰ってきたのか?待っている間、私は時間を忘れ、自分を見失ってしまった」 少年は微笑む。彼は出会った時の気持ちを一度も忘れていない。 「ああ、帰ってきた。現実の中の私は長いこと病に冒され、体も弱り果てた。本当は歩いて雪峰寺に帰るつもりだったが、もうすぐ最期がやってくる気がする。時間はほとんど残されていない。だから私は林の中で坐禅するしかなかった。しかし、私の意識は空に飛び上がり、山と海を越え、ようやく雪峰寺に帰り、鏡の中で君と再会できた。 霊鏡よ、私は約束を守るために帰ってきた、教えてくれ。君の願いは?」 霊鏡は迷い、しばらく考えた後、自分の疑問を少年に伝えた。 「隠山で長い時間を過ごした。けれど私の心は今でも迷っている。自分は何者なのかという答え、そして存在の意味はついぞ見つからなかった」 「霊鏡よ、存在そのものに意味はない。本当の意味とは心から生まれ、自分が追い求めるもの」 「では君は?自分の生きる意味を見つけたのか?」 「私は方々を巡り、世界を旅した。君にとって、私と人々の命は刹那のようなものだろう。世の中には享楽にふけり、虚しさを紛らわし、存在する意味を考えるのをあきらめた者がいる。そして重い枷をつけられ、存在する意味を考える余裕を持たない者がいる」 「旅の途中、私は人々に食べ物を恵んでもらった。災害や戦乱に見舞われ、命の危機に瀕することもあった。私は旅の中で人々の残酷さと慈悲深さ、そして世の無常を知った。その中で私は苦渋の決断を強いられ続けた。そして決断によって、私は追い求める意味にさらに近づくことができたんだ」 霊鏡は少年の体験を聞き、驚きを示した。 「なるほど、この十数年、ここに残った私は牢獄に囚われ、何も変わらなかった。しかしここを出た君は真の成長を手に入れたというわけだ」 周辺の景色が再び変わる。少年は鏡の中を出て現世に戻った。禅室の扉の近くに来た彼は戸を開けた。またしても椿が舞い落ち、雪が降り注いでいる。 少年は振り返って霊鏡に優しく声をかける。 「雪峰寺を出て、人の世で自分を鍛えるんだ。君も無数の苦難を体験し、苦難の中で決断を強いられ続けるだろう。もしかしたら、君はその中で自分の存在の意味を見出だせるかもしれない」 |
数難去り |
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少年が鏡に触れると、共鳴する二人は陰陽となった。昔のあの瞬間が今この瞬間と重なる。しかし、今の二人はまだ、混沌とした闇の中に囚われている。 精神を統一させ、坐禅を続ける中、二人の精神は意識の奔流を抜け出し、遥かなる彼方を垣間見た。終わりのない夜の行くてに炎をまとった巨大な人影が、恐ろしい形相で二人をにらみつけている。それは避けては通れぬ災難の兆しか、あるいは二人の命の終わりを意味しているのかもしれない。 「見たか?彼方に映し出された未来を。もしここで眠ることを選べば、私たちはいつか虚無と一つになり、自己を見失って存在の意味を忘れてしまうだろう。しかし、目覚めれば、未知の災難と挑戦に向き合わなければならない。君はどちらを選ぶ?」 空から降り注ぐ光が陽の鏡の顔を照らす。暖かな力の宿った光が、ばらばらになった二人の魂をいやしてくれる。陰の鏡はため息をつき、あきらめたように笑う。 「私たちの旅はまだ終わっていない。この旅に完全な終わりを見つけるんだ」修行の旅を始め、流浪の中で散々迷う。長い旅路を経て、自我を見つけ出す。 高山の雪寺、真冬の季節、木の枝に白い椿が咲き、命には活力があふれている。白い花が仏堂の周りで飛び回る。 晴明は手の中の欠片を見つめる。鏡にさざなみが立ち、何かと共鳴しているように震えている。鏡から現れた青い糸は椿の林のある方向を指している。 「どうやら雲外鏡は答えてくれたようだ。集めた記憶が鏡を満たす時が、雲外鏡を呼び起こす時なのだ」 |
「禅心雲外鏡」のCG
命果てるその時まで、共にいよう
命縁は朽ち、夢は消える
全版CG
テーマソング『白い椿の花』
召喚アニメーション
「禅心雲外鏡」のプロフィール詳細
陽
性別 | 男 |
武器 | 水 |
居住地 | 浄土道 |
イメージカラー | 白、金 |
長所 | 優しい、純粋、冷静慈悲深い心を持っている |
短所 | 人々を救出する方法を探していたが、それに逆に囚われることとなった |
興味があること | 物語を聞くのが好き。変わった話でも、ちょっと怖い話でも |
特技 | 無限の水を操り、さまざまな形に変える |
性格 | 他人に優しい。一度決めたことは最後までやり通す |
関連人物 | 陰 |
行動の動機 | 人々を救済し、人々の心に積もったほこりを振り払い、心の牢獄から人々を助け出す |
好きなもの | 人々の真心、人の輝き |
嫌いなこと | 無駄な争い |
ギャップ | 普段は冷静沈着だが、よく陰の冗談に乗っている |
好きな人 | 万物、陰 |
嫌いな人 | 友人を傷つける悪人 |
嫌いな食べ物 | 無 |
陰
性別 | 男 |
武器 | 水 |
居住地 | 浄土道 |
イメージカラー | 黒、金 |
長所 | 率直、純粋、悟っている。人の心を見抜ける。 |
短所 | 世界がどうなるかには興味がなく、目の前にある大切なものにしか関心を持たない。 |
興味があること | 陽とともに景色を楽しみ、日の出、日没を見る。 |
クセ/趣味 | 今は陽と同じ体を使っている。他人と体が触れるのを以前よりも嫌っている。 |
性格 | 冷徹、率直、素直じゃない、恨みを根に持つ。 |
関連人物 | 陽 |
行動の動機 | 陽の願いを叶えてあげる、自分探し。 |
好きなもの | 面白いことを探し陽をからかうのが好き。相手がからかわれて赤面する姿が見たい。 |
嫌いなこと | 雲外鏡を道具と見なす者、罪深く貪欲な者。 |
ギャップ | 普段は冷たく、近寄りがたい雰囲気を漂わせているが、意外にも1人取り残された感じを嫌う。 |
好きな人 | 万物は彼方にいる親友─陽には及ばない |
嫌いな人 | 魔羅王 |
嫌いな食べ物 | 無 |
SP式神とは?
SSRと同等のレア度
SP式神は、SSR式神と同等のレア度として扱われる。
召喚確率は0.25%
召喚確率はSP+SSR=1.25%だが、SP式神は0.25%。
現存する式神の異なる姿として登場
SP式神は、現在実装されている式神を元に作られる式神である。現存する式神とは異なる世代の式神を作ることで、よりストーリーを深く楽しんでもらうことが目的。
欠片召喚には60個必要
SP式神は、欠片で召喚しようとした場合、欠片60個が必要。SSR式神よりも10個多いため、集めるのは非常に大変。
覚醒前後は存在しない
SP式神は、覚醒前と覚醒後は存在しない。そのため、スキル追加がなく、覚醒素材も必要ない。SP式神は、覚醒後の数値やスキル強化を保有し、覚醒後の式神と同じ扱いになる。